肌の余分な汚れを落とし、化粧水で水分を与えて整えたら「はい、おしまい！」では、せっかく重ねてきた今までのステップがもったいない！

なぜなら、肌(角層)に水分を与えるだけで放置してしまうと、水分がどんどん蒸発してしまうから。油分を補って、肌にきちんと"フタ"をしてあげることが大切です。その"フタ"の役割を果たすのが乳液やクリーム。

男性は、肌表面が皮脂でベタつき、角層の水分が不足する"インナードライ"が多いといわれます。水分と油分のバランスをとるためにも、乳液やクリームで正しく油分を補うことが肝心！化粧水とセットで使うことを心がけてくださいね。

男性が乳液やクリームを選ぶときのポイントにしてほしいのが、つけ心地の軽やかさ。一般的に、女性より肌の油分が多いとされる男性は、オイリーすぎるタイプだとベタつきが気になることも...。

乳液とクリームの基本的な役割は同じなので、より油分量が少なく、軽めのテクスチャーになる乳液のほうがビギナーには使いやすいと思います。また、分類が「クリーム」でも、みずみずしいジェルタイプならおすすめです。

いずれにしても、重くないテクスチャーのものを選んでみるのが、気持ちよく使える秘訣。スキンケアで大切なのは"継続すること"なので、手軽に使いたくなるテクスチャーやパッケージに出合うことが重要です。

今回は、「毎日の習慣にできる」というキーワードも考えつつ、おすすめアイテムを選んでみました♪

国産オーガニックコスメブランド〈ドゥーオーガニック〉の乳液。ベタつきが気になる方はもちろん、敏感肌の方にも、季節や環境の変化による肌荒れを防ぎたいときにおすすめの一品です。

軽めのテクスチャーでのびがよく、ベタつきにくい使用感で、髭剃り後にもぴったり。保湿しながら、肌をすこやかに整えられます。
オーガニックのセイヨウハッカ油(賦香成分)をはじめとする、精油の清涼感のある香りがやみつきになりそうです！

信頼をよせている女性も多い〈オルビス〉から、男性のためのスキンケアとして2021年3月にリニューアルした〈オルビス ミスター〉。 "ベタつくのにカサつく"という、男性に多い肌タイプにぴったりなアイテムが揃います。

こちらは、軽いつけ心地のベタつきにくいテクスチャーで、長時間うるおい成分を肌に閉じ込めてくれる保湿液。無香料でクセのないところがGOOD！
比較的リーズナブルなうえに、つめかえ用(50g)税込2,200円があるのも、継続しやすいポイントです。

肌のベタつきが気になる方におすすめしたいのが、こちらのジェルクリーム。オイルフリーでベタつきにくく、肌に必要な水分をしっかり閉じ込めてうるおいを与えられるところが優秀！
みずみずしいテクスチャーでスーッと軽いつけ心地も、男性から高評価です。

通常のお手入れなら、化粧水後の肌にのばすだけでOK。パックとしても使えるので、肌の乾燥が気になるときは、たっぷり広げて5分ほど置いてからやさしく馴染ませるスペシャルケアもできますよ。

美容感度が高い男性に知ってほしいのが〈イトリン〉。2018年の誕生以来、"美容賢者"から 厚い支持を得ているブランドで、今年9月に「エレメンタリー」ラインが一新。さらに注目度が高まっているんです！

オリジナル成分を含む植物成分が中心になった乳液は、優れた保湿効果やハリ・弾力をもたらしてくれます。
ユニークなのが、使うときに、深呼吸をするように香りを吸い込むステップから始めるところ。ゆっくりと香りを楽しむ、贅沢なスキンケア体験を味わってほしいです♪

「とにかく面倒くさがり」を自負する方には、オールインワン乳液という手も！洗顔後にこれひとつでOKなので、手軽にスキンケアを完了できます。

肌にすっと馴染むテクスチャーで、乾燥を防ぎつつ、いきいきとした肌を目指せるのが魅力。髭剃り後の肌を整えられるのも、男性には見逃せないポイントだと思います。

メンズスキンケアとして開発された「ケード」シリーズは、廃材となるケードの木を活用しているサステナブルな視点もGOODです！

男性のスキンケアは、身だしなみのひとつ！服のシワがないほうが素敵に見えるように、肌が整っていれば清潔感が漂って、印象がアップします♪ これまでお伝えしてきた洗顔、化粧水に加え、基本のスキンケアステップのラストとして"乳液＆クリーム"で仕上げる習慣をつけてくださいね。

第1弾【洗顔編】の記事はこちらからチェック！
第2弾【化粧水編】の記事はこちらからチェック！