春夏コスメとしては予想外な配色のアイシャドウパレット。限定色パレットのような少し斬新なカラー配置ですが、こちらはスックの新たな定番色として登場！個人的に、春夏らしさの概念が更新された気がしたパレットでした。

右のスウォッチはカラー感が伝わりやすいように数回重ねたものになりますが、パレットのカラーがわりと見た目のまま発色してくれます。上段2色はほんのり発色するクリームイエローに、ベーシックに使えるくすみ系ブラウン。下段2色はカラー感があふれる温かみのあるオレンジと深みのあるピーコックグリーン。全体的にほんのり湿度を感じる質感で、粉飛びしにくく扱いやすい粉質です。

全体的に繊細で艶のあるパールが散りばめられていますが、特に左上カラーの透けるような多色ラメに初夏の軽やかさのようなものを感じます。

それでは早速、実際に「シグニチャー カラー アイズ」の「08」を使ったメイクを2種類ご紹介したいと思います。まずは温かみを感じるオレンジを効かせたメイク。

メイク手順はこちら。

1. a.透け感と多色ラメが美しいクリームイエローをアイホール全体に広げてトーンアップ
2. b.二重幅より広めにくすみ系ブラウンを重ねて少し目もとを引き締め
3. c.二重幅くらいを目安にオレンジを重ねて
4. d.ピーコックグリーンを目の際に細く仕込む

オレンジをメインに使用したアイメイクで柔らかな初夏らしさを演出しつつ、ピーコックグリーンを締め色に使用することでしっかり目もとも引き締まります。インパクトのあるピーコックグリーンを細くアイライン状に仕込むと目立ちすぎることもないため、グリーンに抵抗がある方でも取り入れやすいメイクだと思います。

「シグニチャー カラー アイズ」の「08」を使った2つめのメイクがこちらです。よりカラーメイク感が強調された、色遊びを楽しむメイクです。

メイク手順はこちら。

1. a.くすみ系ブラウンをまぶた全体にグラデーションになるように広げる
2. b.目の際から二重幅の少し上まで、オレンジをグラデーションになるように重ねる
3. c.目尻が1番濃くなるよう意識しながら、目尻から中央に向かって3分の1程度ピーコックグリーンを重ねる
4. d.黒目の上に多色ラメをのせて光を集める

ブラウンをベースに仕込んでいるので、カラー感は楽しめつつも落ち着いた印象に。キーカラーであるピーコックグリーンも自然に取り入れやすくなります。また、わたしのように顔のパーツがやや中心寄りな方は目尻にアクセントを置くことで、顔の余白が狭まったように錯覚させる効果もあるのでおすすめです！

キーカラーであるピーコックグリーンの使い方次第で、日常メイクから休日メイクまでオールカバー！どこか奥ゆかしい和の雰囲気を感じるパレットなので、パステルトーンのメイクに抵抗がある方も挑戦しやすいコスメだと思います。