まずは、〈アディクション〉の繰り出し式のスティック型ハイライト。スタイリッシュなデザインとコンパクトなサイズ感で持ち運びにも便利です。

しっとりとした質感ですが、肌の上に伸ばすとさらっとした仕上がりに。なめらかな塗り心地で、濡れたようなツヤ感がひと塗りで簡単に演出できます。

色展開は数種類ありますが、お気に入りはこちらの「001P Above the Moon」。ほんのりピンク味を帯びたホワイトカラーをベースに、繊細なパールが発光しているような自然なツヤ感を与えてくれる馴染みのいいカラーです。

こちらのハイライトを使用する箇所は、目もと周りや鼻のつけ根、鼻筋。顔のパーツで高さを出したい部分に仕込んでいます。スッと滑らせるだけで自然に濡れたようなツヤ感が加わり、光を集めて、メイクアップ効果で肌がワントーンが明るい印象に。

ベタつきが少なく、ベースメイクで整えた肌にすべらせてもヨレにくい点も使いやすいポイント！くすみが気になる夕方のお直しメイクにも、こちらをひと塗り重ねるだけでメイクしたてのような生っぽさが再現できます。

さらに、肌の露出が増える夏場やイベントなどにはボディへの使用もおすすめ！デコルテや肩、ふくらはぎに少しツヤを仕込むと、メリハリのある華やかな印象に。マルチに使えるハイライトです。

続いてご紹介したいのは、ポップな見た目が可愛い〈トゥー フェイスド〉のリップバーム。気づけばすでに3本目をリピート買いするほど使い込んでいるアイテムです。

ベタつきにくく少し粘度がある程度のリキッドタイプ。少し毛足の長いチップ型の先端はリキッドとの絡みが良く、一度でしっかりと唇に潤いを与えてくれます。

ほんのりピンク味があるミルキーな色みですが、唇の上ではほぼ透明な印象。唇に塗布して数秒後にくるスーッとした爽快感と、海外の甘いお菓子のような香りが特徴的です。

唇に膜を張ったように留まってくれるので、縦ジワが目立ちにくくなり、ヒアルロン酸やココナッツウォーターなど保湿効果が期待できる成分を配合。就寝前に塗ると、翌朝までぷるんと保湿された唇になります。

次にご紹介したいのは、〈スック〉のグレーアイライナーです。シンプルな見た目ですが、キャップ下にカラーのラインが入っていて、本体カラーがわかりやすいデザインになっています。

しなやかに描けるフェルト筆タイプ。太さの調整も自由自在なので、力強いメイクから繊細なメイクまで幅広く対応できます。

今回選んだグレーのアイライナーは、カラーメイクとの相性が抜群。締め色はほしいけどアイシャドウをメインに際立たせたい時に、このまろやかなグレーを仕込むとメイクのバランスが取りやすく、印象を少し強めつつも抜け感を添えてくれるニュアンスのある仕上がりになります！

グレーはさまざまな色みのアイシャドウをまとめてくれるので、どんなカラーメイクにも組み合わせやすく、1本持っておくと便利なカラーです。

最後は、〈ゲラン〉のボディローションです。以前「人生のベスコス」の記事でもご紹介した香水「モン ゲラン」のボディローションですが、「モン ゲラン」の香水と比較するとややラベンダーの香りが際立つ印象です。香水のベースに仕込むと香りに深みが増して、持続時間も長くなります。

クリアな容器にほんのりピンクな見た目。キャップ部分にもゲランのロゴがさりげなく刻印されていて、細部まで世界観が施されたパッケージはプレゼントにもぴったりです！

ベルベット調のなめらかな質感で少量でよく伸び、肌に1枚ヴェールをまとったような潤い感を与えてくれます。はじめはしっかり香り立ちますが、時間と共に肌からにじみ出るような、ほのかな香り方に変わるので、自分だけの時間を長く楽しめます！

わたしは寝る前にしっかり、翌朝ほんのり香らせるのが好きなので、就寝前にたっぷり塗りこむ使い方がお気に入り。日中も優しく香りが続くので、在宅ワークが増えて香水をつける機会が減った方も、気持ちをあげたい日や気分転換に取り入れるのもおすすめです！


わたしの2022年上半期ベスコスは、主役を影から支えるような仕込み系アイテムになりました。“ある”と“ない”とでは仕上がりに差が出てくるアイテムばかりなので、今後も長い付き合いになりそうな予感がしています。