ベースメイク・メイクアップアイテム総合して2022年上半期にもっとも感動したのが、〈スック〉史上最高峰の仕上がりと評判の「ザ リクイド ファンデーション」。

とろんとしたテクスチャーで肌にみずみずしく伸び、粉感や重たさを感じにくいので、まるで乳液のように肌に溶け込んで、いい意味で“ファンデーション”という存在感がうすいのがポイント。

“光のとろみ膜”で包み込むように肌と一体化し、軽やかでありながら隙のない、素肌そのものが美しくなったかのように見せてくれます。

〈スック〉のファンデーションはブランド創設時から使っていますが、どんどん進化を遂げていて、使うたびに自分の肌が好きになるので、今後も注目したいブランドのひとつです。

前髪のセットや、産毛・浮き毛を整える際に、程よい束感で軽やかにニュアンスキープしてくれたのが、今年出合った〈ジョンマスターオーガニック〉の「スリーキングスティック」。

幅広で毛足が長く繊維のやわらかいブラシで、ムラになりにくく、重くなり過ぎずにヘアスタイルを整えることができます。ヘアスプレーなしでもきちんとした印象に整えつつ、自然で抜け感のある仕上がりに。

スタイリング効果だけでなく、保湿成分の植物オイル配合でキューティクルにアプローチし、毛先までなめらかに整えてくれる保湿ケア効果も。ポーチに入れて持ち歩きやすいため、出先で髪の乱れやパサつきが気になる時にリップクリームを塗るような感覚でササッと手を汚さずに使えちゃいます。ナチュラルなゼラニウムの香りも◎。

毎日の装いに欠かせないフレグランス。〈ティファニー〉のものを、今年初めて使ってみました。

ダイヤモンドのような美しいボトルが女心をくすぐる「ティファニー シアー オードトワレ」。春から夏にかけて咲くアイリスの香りをベースとした、軽やかでエレガントな香りのフレグランスです。

ブラックカラントやグリーンのニュアンスを感じるマンダリンの甘酸っぱさと、イランイランの包み込むようなエレガントな香りに、ローズオイルが調和。ラストはティファニー独自の蒸留法によって抽出されたアイリスが香ります。気品の中に遊び心がのぞくピュアなフレグランスです。

好きな香りを絶妙なハーモニーでまとえるだけでなく、ボトルが目に入るだけでうっとりとした気分になり、常に気分を上げてくれるお守りのような存在です。

2022年上半期に初めて出合ったMYベストコスメをご紹介しました。下半期もどんなコスメと出会えるのか楽しみですね！