「マークで選ぶ!」デパコスブランドのオーガニック認証取得コスメ10選【ナチュラルコスメ】
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ナチュラルコスメ、オーガニックコスメとは?
植物の恵みやミネラルなど、天然由来成分を活かして作られた化粧品のことをナチュラルコスメと呼びます。自然豊かな香りや、心地いいテクスチャーがその魅力です。
オーガニックコスメは、ナチュラルコスメの中でも「オーガニック認証機関の認証を取得した化粧品」を指します。日本では化粧品についてはオーガニックの規格が存在しないのですが、世界各国に認証機関があり、それぞれの厳格なルールに則ったオーガニックコスメ作りが行われているんです。
DEPACOには、国内の有名ブランドから、海外の実力派ブランドまで、バイヤーがセレクトしたナチュラルコスメ、オーガニックコスメをラインアップ♪各アイテムの特徴を知って、自分に合ったコスメを取り入れてみてくださいね♪
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「オーガニック認証マーク」にはどんなものがあるの?
日本では、化粧品に関してオーガニックであることを証明する公的な規格が存在しないのですが、海外では国の機関など信頼性の高い組織がオーガニックコスメの認証を行い、マークの表示を許可しています。
代表的な認証に、以下があります。
●ECOCERT(エコサート)
フランスで設立された国際有機認証機関。原料や製造過程が自然環境に配慮したものであること、包装容器にも可能な限り再利用可能な原料を使用することなどを基準に、認証を行っています。
その内容は、オーガニック認証団体の世界基準として高く評価されています。
●COSMEBIO(コスメビオ)
フランスの非営利団体が認証するもの。上記のECOCERT基準を満たしたオーガニック製品にマークを与えます。
COSMEBIOのマークは、欧米では“本格的なオーガニックコスメの証”ともなっています。
●COSMOS(コスモス)
ECOCERTが主体となり、BDIH(ドイツ)、COSMEBIO(フランス)、ICEA(イタリア)などヨーロッパの5つの認証機関が合同で2017年に設立した認証機関。
経済発展と地球環境のバランスを図ることを目的に、原材料の生産から製品の流通までのあらゆる段階で高い基準を設定し、認証を行っています。
●USDA ORGANIC(ユーエスディーエーオーガニック)
アメリカ農務省によるオーガニック認証制度。製品やその原料の栽培・加工・取り扱いについての基準を満たしたものにマークの表示が許可されます。
原材料のうちどれぐらいをオーガニックのものが占めるかで、「100% Organic」「Organic(95%以上)」など、4つのカテゴリーに分類されます。
●NaTrue(ネイトゥルー)
ベルギー・ブリュッセルにある国際非営利団体による化粧品認証。化学的に合成された成分を使わず、可能な限り自然に近い高品質な原料を使用することなどを定めています。
自然原料(自然界から直接得られる原料のこと)の配合量により、「自然化粧品」「オーガニック化粧品」「オーガニックな原料を含む自然化粧品」の3つの認証クオリティがあります。
●BioGro(バイオグロ)
ニュージーランドのオーガニック認証機関。
動物実験や遺伝子組み換え、合成農薬や合成肥料、殺虫剤、抗生物質などの使用を行っていないとして認定された生産者や製造業者が、さらに年1回の厳しい査察を受けると、商品にBioGro認証のマークを表示することが許可されます。
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バイヤーが注目の5ブランドをセレクト!
ここからは、オーガニックコスメに力を入れ、認証も取得している5ブランドをご紹介。おすすめアイテムもセレクトしましたので、“オーガニックコスメを使ってみたい!”という方は参考にしてみてくださいね♪
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植物エキスとテクノロジーの融合でその人本来の美しさを花開かせる〈シゲタ〉
凝縮された植物エキスと日々進化し続けるグリーンテクノロジーを融合させ、その人本来の美しさを開花させることをコンセプトとする〈シゲタ〉。生産者が丁寧に育てた上質なナチュラル素材を使用し、独自に開発したオーガニック成分を配合。使用感にもこだわって自社工場で製品づくりを行っています。素材の魅力を活かしてつくり出される“香り”にもご注目を♪
ローズヒップ(※1)、ラズベリー(※2)、ザクロ(※3)のオイルを独自のバランスでブレンドし、配合した美容液。ベタつきにくいテクスチャーで、乾燥が気になる肌にハリとうるおいをもたらします。
※1 保湿成分
※2 保湿成分
※3 保湿成分
ローズウォーター(※4)をベースに、独自成分のガルシニアコラ種子エキス(※5)、ローズのつぼみエキス(※6)を配合した化粧水。ほんのりとろみを感じるテクスチャーが肌に馴染み、うるおいをもたらし透明感のある肌に。
※4 保湿成分
※5 保湿成分
※6 保湿成分
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サステナビリティにもアクティブに取り組む〈ジョンマスターオーガニック〉
「地球に敬意を―ONE EARTH―」をスローガンに、オーガニック素材からつくり出すコスメで人と地球の未来に貢献することをミッションとする〈ジョンマスターオーガニック〉。ヘアケアからスキンケア、ボディケアまで、“green beauty”を叶える幅広いアイテムをラインアップしています。リサイクル素材の活用や廃棄物の削減など、サステナビリティにも積極的に取り組むブランドです。
モロッコだけに生息し、乾燥が厳しい砂漠地帯でたくましく根を張るアルガン。オーガニックで栽培されたアルガンの実から採取されたオイル(※7)を配合したアイテムです。伸びが良くすっと馴染むテクスチャーで、これからの季節は、髪はもちろん全身の保湿に活躍すること間違いなしです。
※7 アルガニアスピノサ核油(保湿成分)
ザクロ種子油やアルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)などの保湿成分、シロキクラゲ多糖体やマドンナリリー根エキス成分を配合した化粧水。まろやかなテクスチャーが肌をうるおいで満たし(※8)、ふっくらとしたハリをもたらします。ゼラニウムやラベンダーにローズマリーをブレンドした、すっきりした香りも心地いい。
※8 角層まで
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玄米に黒豆。私たちが親しんできた素材を、丁寧なものづくりでコスメに昇華させる〈ドゥーオーガニック〉
「日本発の繊細で質の高いものづくりで、人にも地球にもやさしいオーガニックコスメを多くの人に」。そんな想いから生まれたオーガニックスキンケアブランドが〈ドゥーオーガニック〉。玄米や黒豆など私たちが長年親しんできた食材を原料とし、ゆっくりと丁寧に抽出した成分を、独自の比率で組み合わせて配合。キレイとサステナブルを同時に叶えるアイテムを数多く取りそろえています。
落とす力とやさしい肌あたりにこだわった、ウォーターベースのクレンジング。植物由来の洗浄成分が肌のすみずみにまで馴染んで、メイクや毛穴汚れをしっかりオフします。ダブル洗顔不要、濡れた手でも使えるなど使い勝手も◎。
ブランド独自の穀物保湿成分(※9)や安定型ビタミンC誘導体(※10)などが配合された化粧水。乾燥によりくすみがちな肌にうるおいを与え、イキイキとしたハリのある肌に導きます。オーガニックローズの香りが、スキンケアのひとときをリッチに彩ってくれますよ♡
※9 加水分解コメヌカエキス・加水分解コメエキス・豆乳発酵液
※10 アスコルビルグルコシド(保湿成分)
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“ナチュラルさと結果の両立”を追求する〈トリロジー〉
〈トリロジー〉は、2002年にニュージーランドで誕生したナチュラルスキンケアブランド。その名は「三部作」を意味し、「simple・pure・vital」からなるブランドポリシーを表現しています。自然由来の成分にこだわり自然科学を駆使したものづくりで、“ナチュラルさと結果の両立”を叶え、健康的な肌に導くアイテムを届けています。
世界各国のビューティアワードを50回以上受賞している、ブランドを代表する人気の美容オイル。ハリややわらかさのある肌に導く必須脂肪酸(EFA)をたっぷり含み、肌に素早く馴染むので、夜のスキンケアはもちろん朝のメイク前のお手入れにも◎。
ローズヒップオイル(※11)やアーモンドオイル(※12)を贅沢に配合した、クリームタイプのクレンジング。こっくり濃厚なテクスチャーで肌に伸び広がります、メイクや汚れを落としながらしっとりしたなめらか肌に整えます。もちもち・ふわふわの洗いあがりはクセになりそう♪
※11 ローズヒップ油(保湿成分)
※12 アーモンド油(エモリエント成分)
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心地よいテクスチャーとシンプルな使用ステップが魅力の〈ザ・プロダクト〉
2007年、アメリカ・カリフォルニアでオーガニック&ワイルドクラフテッドなヘアケアブランドとして誕生した〈ザ・プロダクト〉。現在はスキンケアやメイクアイテムもラインアップしています。すこやかな髪と頭皮、肌のために高品質のオーガニック原料にこだわり、先端のテクノロジーを採用。心地よいテクスチャーとシンプルな使用ステップで、“ついつい手が伸びる”使いやすいアイテムをたくさん取りそろえています♪
水を使わずに、シャンプーをしたような爽快感を楽しみながら髪と頭皮をケアできるアイテム。ペパーミントのすっきりした香りとクールな使用感が心地いい!スプレータイプで手軽に使えるので、汗をかいた後や仕事の合間のリフレッシュなどにもおすすめです。
オーガニックのカンゾウ根(※13)とアルテア根(※14)、ローズマリー(※15)をブレンドし、粉末状にしたハーブクレンジング。水を加えてペースト状にし、マッサージしながら洗顔して洗い流すとみずみずしいハリ肌に。小鼻の黒ずみやくすみが気になる方にも。
※13 洗浄成分
※14 整肌成分
※15 整肌成分
認証マークがつけられたコスメには、各ブランドのこだわりと地球環境への想いがいっぱい詰まっています。その魅力を、ぜひ体感してみてくださいね♪
EDITOR
大丸・松坂屋 本社
化粧品バイヤー 寺井
直近5年間、大人のためのセレクトショップでファッションを楽しみながら勤務。今は大人女子の悩みに寄り添うコスメを極めたく探求中です!最近の関心はもっぱら『ウェルネス』。生活環境の改善に取り組んでいる。
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最近、“ナチュラルコスメ”や“オーガニックコスメ”という言葉をよく耳にするけれど、いろいろなアイテムがあって、どれを選べばいいのかわからない…。そんな方に選択肢のひとつとしてご提案したいのが「オーガニック認証マークがついているものを選ぶ」という方法。今回は、認証マークの種類から、各マークを取得しているブランドやアイテムまでご紹介します♪