私の場合、リップの他に崩れやすいのは、目の下や小鼻の周り。うっかり眉毛をこすってしまって、よれたり眉尻が消えたりすることも多々あります。さらにマスク生活で、チークもとれやすくなっている気が。そして、年齢的にアイメイクがくすみやすいのも悩みです。

ポーチにインする私のお直しコスメは、自分のメイク崩れに対応できるアイテムを、以下のポイントを踏まえて選ぶのが基本。

1. ポーチの中でかさばらない「ミニコスメ」
2. ひとつ二役以上の「多機能コスメ」
3. ポーチに入っていると気分の上がる「ビジュアル系コスメ」

「ミニコスメ」は、「梅雨時のマスクメイクでも美肌見せ！湿度が高い日のおすすめアイテムをご紹介 #MAQUIA」の記事で紹介した〈NARS〉「ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ」など、プレストタイプのパウダーがスタメン。

「多機能コスメ」と「ビジュアル系コスメ」でおすすめしたいのが、こちら。

メイク直しのポイントとともに、ひとつずつ解説します！

朝しっかりメイク崩れ対策をしているので、今の季節、お直し用のファンデーションが必要になることはほとんどありません。ベースメイクの崩れは、スポンジでならして、プレストタイプのパウダーを重ねることでほぼ対応可能。逆に、どんなに小さなポーチのときも、メイクスポンジは必ず携帯します。

丸みのある角部分が細かい箇所にもフィット。なめらかボリューミーで、肌当たりのよいスポンジです。 元々朝のベースメイクで使っていましたが、ケース付きで携帯にも便利なので、ポーチにもイン。

ファンデーションの崩れをこれでならすと、余計な油分も吸収してくれるから、お直し後のメイクも長持ち。その後、チークやハイライターで血色感と明るさをプラス！

計算しつくされたチークカラー、ハイライトカラー、シェーディングカラー、パーフェクティングカラーの4色からなる多機能コスメ。

全15種の中、「001PK」はイプサ独自の肌測定器「イプサライザー」で選んでもらった、私の“肌の色”と“血色感”に合ったパレット。「イエベ春」の私にとって使いやすい基本の4色で、他のカラーも持っていますが、「001PK」の出番が一番多いです。

メイク直しでは、特に「A：チークカラー」「B：ハイライトカラー」「D：パーフェクティングカラー」が活躍。「A：チークカラー」で血色感をプラスし、「B：ハイライトカラー」を目の下にのせて、目元のくすみをオフ(※)。「D：パーフェクティングカラー」をチークとハイライトをなじませるように重ねた後、斜め上に向けてのばすと、マスクをした顔も明るく仕上がります(※)！

※メイクアップ効果によるもの。

オイルを含んだクリームと、パール配合パウダーの2色パレット。ベージュ中心の全5種のうち、「04 ロイヤルベージュ」は、ブラウン&ベージュというベーシックで肌なじみのよいカラーの組み合わせ。

メイク直しで活躍してくれるのは、プラチナゴールドパールたっぷりのパウダー。

1. 上まぶたには、元々塗っていたアイシャドウに指でオン
2. 下まぶたには、涙袋にチップでオン

くすんだ目もとに、いきいきとした輝きをもたらしてくれます！

眉毛のヨレや色落ちには、ほんのり色付くリキッドタイプが便利。

眉毛全体のトーンをととのえるマスカラと、一本一本を繊細に描けるライナーのひとつ二役。「01 キャラメルゴールド」は、影のように色付く、マイルドなブラウンだから、メイク直し用にもぴったり。さまざまなカラーのアイブロウメイクに対応できます。

細いブラシで、眉毛のすき間を狙い撃ち。さらに小回りの利くアイブロウマスカラで、毛並みを整えると、ふわっと自然な仕上がりに。

ポーチにあると気分の上がるジルコスメ。しかもリップ&チークの多機能コスメです！

フラワーパターンのレリーフが入った美しいリップ&チーク。花からこぼれ落ちる優しい涙のしずくをイメージしたデザインだそう。ラブリーです！「01 kiss bloom」は、顔色を明るく見せてくれるピュアピンク。

しっかり発色するので、チークとして使うときは、一度手の甲などにとってから、指で塗っています。ソフトマットな質感で、マスク移りも少なく、機能的。まさに才色兼備なコスメです！


メイクアップ効果で、肌の透明感や明るさを取り戻してくれるポーチコスメ。省スペースにもなる多機能コスメや気分の上がるビジュアル系コスメから、特にお気に入りのものを選んでみました。ぜひ参考にして、ポーチのスタメンに取り入れてみてくださいね！