必ず毎朝、家の神棚に手を合わせてから出かけます。なんか心が洗われる気がするんですよね。劇場にも神棚はあるので、そこでも朝は「今日もよろしくお願いします」、帰る時は「ありがとうございました」と手を合わせています。
地元の福岡県は10月に秋祭りがあって、いろんな神社で「豊前神楽(ぶぜんかぐら)」という神楽を毎日舞っているんです。僕はその神楽の舞手なんですけど、神楽を舞う1週間前から体を清めるために4本足の肉を食べてはいけないとか、虫を殺生してはいけないとか禁止事項があるんです。それを守らないと必ず誰かがケガをしたりすることがあったので、神さまを信じるというより、しきたりを守ることは当たり前の習慣になっています。
ゲン担ぎということだったら、公演初日は赤いものを身につけていますね。色っていろんな意味があって、赤は人の潜在能力を引き出す力があるそうなんです。赤を身につけていると自ずと何か湧き出てくるものがあるので、気合を入れたい時は無意識に身につけていることが多いです(笑)。

これといって特別なスキンケアをしているわけではありませんが、パっと見た時に肌が淀んでいると感じる時は古い角質や毛穴の詰まりが原因ということが多いので、ピーリングすることがあります。学生時代はかなりニキビに悩まされていて潰すクセがあったんですが、今は痕も残ってなくて助かりました(笑)。

最近はサウナで温冷浴を繰り返しているので、血流もよくなって肌が整うような気がします。お酒が好きなんですが、飲んだ翌日は顔がむくんだりすることもあるので、そんな時は半身浴をしてます。
お風呂に入ってから髪も乾かしてスキンケアなど完了するまで、たぶん男性だと20分ぐらいで終わると思いますが、僕はどうしても1時間かかるんです(笑)。湯舟も最低でも15分ぐらい浸かって、お風呂から上がってシートマスクやスキンケアした後に、必ず10分ぐらいマッサージして、“ながら美容”ですがフェイスローラーも使います。美容機器って多少高額なものもありますが、美しくなるための投資はするほうですね。今、ドライヤーも高機能のものを使っているんですが、髪がしっとり仕上がります。

学生の頃から美容に対する意識は高かったですし、それを恥ずかしいと思ったことはないです。今はジェンダーレスな時代なので男性がメイクすることも当たり前になりましたが、当時は男性が化粧水を塗っていると「何やってるの？」と言われる時代でした。でもその頃から美しくなることに対して抵抗感がなかったので、自分から進んで美容アイテムを使っていました。

現場によりますね。自分でやる時もありますし、ヘアメイクさんにやっていただくこともあるので、メイク道具はひと通り持っています。取材などの時はうっすらファンデーションを塗るぐらいですし、最近は塗らないことも多いです(笑)。メイクでキレイに見せるというよりは肌そのものを美しく保つことに気を遣っています。

●久保田さん愛用アイテム

1. 〈SK-Ⅱ〉フェイシャルトリートメント エッセンス(230mL) 税込28,050円
   〈SK-Ⅱ〉スキンパワー クリーム(80g) 税込24,200円
   

   表に出る仕事なので、常に「自分投資はしていないといけない」という感覚があるんです。いいモノに触れ合える環境は保つようにしています。基礎化粧品も価格が高いものはやはりそれなりの理由があるんじゃないかなと思ってます(笑)。もちろん価格だけが指標ではありませんが、良いと言われるものは、少し高価でも使ってみるようにしています。こちらは以前から興味があるブランドだったので使ってみたら、自分に合っていたので、5～6年ぐらい愛用しています。

   
   
   
2. 〈サブリミック〉アデノバイタル スカルプトリートメント(130g) 税込2,530円
   〈サブリミック〉アデノバイタル スカルプ パワーショット〈医薬部外品〉(120mL) 税込7,920円

   ※DEPACOおよび大丸・松坂屋各店ではお取り扱いがございません。あらかじめ、ご了承くださいませ。
   
   毛が細いタイプの髪なので、コシが出にくいんです。このシリーズのトリートメントはハリ・コシを与えてくれるタイプなので使っています。

   
   
   
3. 〈プロージョン〉炭酸ミストユニット 税込32,780円

   ※DEPACOおよび大丸・松坂屋各店ではお取り扱いがございません。あらかじめ、ご了承くださいませ。
   
   化粧水に炭酸を溶け込ませて、微粒子の炭酸ミストにしてくれるので、手でつけるよりも肌なじみがとてもいいんです。週に2～3回使っています。

   

肉体を作らなければならない役の時は、炭水化物を摂るのを控えたりはします。2カ月で10kg落としたり、増やしたり、役によって体を変えなければならないこともあるので、食事だけでなくジムに行ったり、ランニングや筋トレをしながらストイックにコントロールします。毎日というわけではありませんが、基本的にはジムでトレーニングしているので、その時の役に応じてメニューを調整しています。

家族全員バイクに乗っているほどバイク好きで、僕も高校時代から乗っています。今も湘南ぐらいまでだったらフラッと出かけちゃいます。バイクに乗っていることが楽しいんですよね。目的地に着いて何かするというわけではないんですが(笑)、先日鎌倉に行った時は、しらす丼を食べました。あと写真を撮ることも好きなので、ツーリングしながらきれいな風景があったら撮っています。
お酒も好きで、友人とも飲みますし、家飲みもしています。美味しい焼酎が多い地元なんですが焼酎は苦手で、ビールと日本酒を飲むことが多いですね。枝豆とかエイヒレとかをつまみに飲んでます。昨日もお酒を飲みたかったんですが、むくみとかが出てしまうので控えました(笑)。ひとりで飲むようになったのはコロナ禍になってからですね。それまではひとりで飲むことはまったくなかったんです。何も食べずにビールしか飲まない時もあるので、生活習慣病には気をつけないといけないですね(笑)。

見た目で言うと、ちょっと吊り目の女性に惹かれることが多いです。垂れ目の方でも吊り目メイクしていると「おっ！」と思ったりします。母方の家系はバリバリ仕事をしているキャリアウーマンが多いので、本能的に凛として芯のある女性をカッコいいなと思っているのかな？それがメイクにも通じていて、キリッとしたメイクをしている女性に惹かれるのかもしれません。あとちょっとミステリアスな雰囲気の女性も、その人の内面に興味が湧きます。

僕にとって一番身近にいる人がファンのみなさんです。
仕事をするうえで、応援してくれる方がいないとモチベーションも保てないですし、ポテンシャルも発揮できないですよね。常に見られているという意識を持つだけで、人ってキレイになれるし、頑張れると思うんです。ファンのみなさんがいるからこそ素敵な景色を見せてあげたいですし、いつまでも美しく、みなさんの理想や憧れでありたいと思えます。常にみなさんの人生が有意義になるように、自分をアップデートし続ける、そんな持ちつ持たれつの関係でいられる存在です。言葉では上手く表現できませんが、見えない糸で繋がっている、一つの家族のような感覚です。

新しいエンターテインメントの形だと思っています。その作品をより身近に感じることができる演劇の総合商社みたいな感じですね。

その人の魅力を最大限に引き出せるツールだと思っています。メイクしていない姿も素敵なんですけど、メイクすることによって知らなかった自分を新しく発見できて、より自分の魅力を外に出せる、ポジティブな自分になれる素敵なツールだと思います。

2023年5月3日(水・祝)→23日(火)23:59の期間中、ご応募の方の中から抽選で3名様に【久保田秀敏さん サイン入り チェキ1枚】をプレゼント！

■応募期間
2023年5月3日(水・祝)→23日(火)23:59まで

■応募方法
応募規約をご確認の上、こちらのフォームに必要事項を入力後、「入力内容確認」ボタンを押してください。

■プレゼント内容
・久保田秀敏さん サイン入り チェキ1枚

※チェキの種類をご指定いただくことはできません。
※無償・有償に関わらず、第三者へのチェキの譲渡は禁止させていただきます。

■当選発表
・当選者の発表は、ご当選者様へのプレゼント発送をもって代えさせていただきます。
・当選に関するお問い合わせはお受けいたしかねますのでご了承ください。

前編では、久保田さんの2.5次元ステージへの思いや役作りについて伺いました。

＜久保田秀敏さんプロフィール＞
福岡県出身。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン(仁王雅治役)をはじめ、『心霊探偵八雲』(斉藤八雲役)、『憂国のモリアーティ』(アルバート・ジェームズ・モリアーティ役)、『薄桜鬼』(土方歳三役)などの2.5次元ステージを中心に、テレビや映画など幅広く活躍。公式Instagram(@hidetoshi_kubota)では趣味の写真やバイクの写真を数多く投稿している。

編集／㈱メディアム 成田 恵子、執筆／北村 文、撮影／三浦 藤一