日頃から実践しているのが、下地の後にまずはコンシーラーからなじませることです。私の肌悩みは「目の下のクマ」「小鼻の赤み」「顎先のニキビ跡」。同じ肌悩みを抱えている方も多いのでは？

これらは比較的細かいポイントになるので、ファンデーションで広くカバーする必要がない部分。最近のファンデーションは薄膜でナチュラルに仕上がるアイテムが多いですが、ピンポイントで悩んでいる部分をファンデーションでカバーしようとすると、無意識にどんどん重ねてしまい、結果厚塗りになり崩れの原因になってしまいます。

なので、ピンポイントのカバーに特化したコンシーラーを先に使用し、パッと引きで見た時トラブルのない綺麗な肌に仕上がったことを確認してからファンデーションをなじませます。先にトラブルを隠しておけば、ファンデーションの厚塗りも防げますし、薄膜に仕上がるのでメイク崩れも起こりにくくなりますよ。

私のお気に入りは4色入ったこのコンシーラーパレット。目の下のクマには比較的明るさのある色を、ニキビ跡やシミなどしっかりカバーしたい部分は肌色に近い色、もしくは肌色よりやや暗めの色を選ぶと自然にカバーできます。

こちらのパレットは、クリーミーで柔らかく伸ばしやすいのに指止まりがよく、狙ったところにピタッととどまってくれるのでヨレにくいのがポイント！左上のハイライトカラーを頬の高い位置になじませれば、立体感のある仕上がりが叶います。

付属のブラシでなじませたら指で優しく叩き込んで。ファンデーションはスポンジで上から押さえ込むようにすると、ピタッと密着し崩れにくくなります。

2023年新作のメイクアップアイテムを見ていると、柔らかなペールトーンのカラーアイテムが豊作。なので、それに合わせてベースメイクも軽さのある「ツヤ肌」に仕上げるのがおすすめ。

そこで「崩れにくさ」と「ツヤ感」を兼ね備えたファンデーション選びが肝心に。私のおすすめは、パッケージが素敵な〈イヴ・サンローラン〉のファンデーション。高級感あふれるゴールドとピンクのパッケージで、毎朝のメイク時間も気分が上がります。

この「ラディアント タッチ グロウパクト」は、崩れにくさとツヤ感を両立したファンデーションで、薄膜でサラリとした付け心地。セミマットに仕上がるかな？と思いきや、あふれるようななめらかなツヤを演出できて驚きました！

メッシュ生地の下からクリーミーなファンデーションがじゅわっと浮き出てくるのも心地いい。さらにカバー力も高く、肌の色むらやくすみ感は綺麗に隠すことができます。手が汚れることなくササっと肌になじませることができる形状なので、手軽に使えるのも嬉しいです。

ベースメイクは重ねれば重ねるほど崩れやすくなり、くすみ感につながることも。シミやクマ、色むらなどをカバーしたいときも、最小限のアイテムで綺麗に仕上げるのが理想的。

〈ジルスチュアート〉の「デュアル ルーセントグロウ セッティングパウダー」は、フェイスパウダーとしてベースメイクをフィックスさせるのはもちろん、パールが入っているのでハイライト効果も期待できます！春夏らしい、マシュマロのように軽やかな質感とツヤを楽しむことができますよ。

ピンク色のシマーグロウパウダーは、天然ダイヤモンド100%のパウダーと厳選された複数のパールを組み合わせた“グロウダイヤモンドパウダー”を配合。混ぜて使用することで、美しいツヤを感じる上品な肌を演出してくれます。ブラシでなじませることで余分なパウダーが付着しにくく、磨き上げたようなツヤ肌に仕上がるのでおすすめ。

また、ブラシ使いであれば、セミマット質感である白い方のシフォンパウダーですべすべ感を演出し、頬の高い位置などツヤをしっかり出したい部分に上からシマーグロウパウダーを重ねると、厚塗り感が出にくく、メリハリのある仕上がりが叶います。


テクニック要らずで簡単に崩れにくいベースメイクを仕上げてくれる話題のアイテムが今年もたくさん。ぜひチェックしてみてくださいね！