

【桜の香水】5種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

DEPACO編集部
エディター HANACO
2025/02/14
01
【桜の香水】を徹底レビューするのは、この3人

DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 土井(写真左)
メイクやスキンケアだけでなくフレグランスにも造詣が深い、美容のプロ。昔から香水好きで、100アイテム以上は使ったという強者。甘みや深みのあるオリエンタル調の香りが好みで、レイヤリングも得意。
365日お気に入りの香りをまとっていたい香水フェチ♡
DEPACO 企画担当 下田(写真中央)
王道メゾンの香りや、トレンドのデザイナーズフレグランスはもちろん、ニッチフレグランスにも興味津々で、香りに対してアグレッシブ。惹かれがちなのは、ほのかに甘くてスパイシーさもある香り。
トレンド情報には強い!真の香水好きへの修行中ビギナー
DEPACO編集部 エディター HANACO(写真右)
ここ数年で深みにハマった香水ビギナー。ユニセックスな爽やか系一辺倒だったが、通好みの香りにも開眼しそうな予感。DEPACOの新作コスメ担当ゆえに、トレンド情報はいち早くキャッチできる強みあり。
02
〈ロクシタン〉ホワイトマスカット×桜でフレッシュな印象に!

※2025年2月5日(水)数量限定発売
HANACO:毎年、〈ロクシタン〉から春限定の香りとして発売される、チェリーブロッサムとフルーツなどを掛け合わせたフレグランス。2025年は、ホワイトマスカット×チェリーブロッサムです!
土井:通年で定番として愛されている「チェリーブロッサム オードトワレ」は2007年2月に登場し、従来の桜の印象をがらりと変えた、軽やかでキュートな可愛らしさのある香りです。限定の「ホワイトマスカット チェリーブロッサム」は、それより甘さが少し控えめで、フレッシュな印象がしますね。
下田:基本的には、桜のフローラルな印象で。ただ、マスカットのみずみずしい感じがあって、それをふんわりと桜が包み込んでいるような…。
HANACO:たしかに、マスカットっぽいみずみずしい軽やかさが!
土井:定番と限定品は、どちらの香調もフルーティーフローラル。だけど、限定品の方がマスカットや柑橘の感じが際立つから、あえて言うなら「フレッシュフルーティーフローラル」という感じ。そよ風のようにさりげない香りなので、軽やかにまとえますよ。
03
〈ジルスチュアート〉八重桜のようなピュアで華やかな雰囲気

※DEPACO事前予約あり
下田:この季節になるとやってくる、ファンのなかではおなじみの香り。2025年版はシリーズ10周年ということで、チャーム付きのボトルなのも可愛いですね!
土井:八重桜をイメージしているだけあって、ソメイヨシノみたいな可憐さや儚さだけでなく、華やかな雰囲気も。花びらが幾重にも重なってまるでブーケのように見える、あの八重桜の華やかさ!
下田:咲き誇る花の、フローラルな存在感がありますよね。
HANACO:華やかなんだけど、そこはやっぱり桜の繊細さもあって。女性らしさがありつつ、ブリブリじゃない感じで。春という出会いの季節に、初対面でも好印象を与えられそうですね。
土井:この香りからは初々しい女性のイメージがします。たとえば、好印象を持たれそうな新社会人のファッションで言うなら、程よいきちんと感や清楚さのあるスタイル。長めのマーメイドスカートでちょっとだけおしゃれさを出しているような、幅広い人からウケがいい服装を思わせる香りです。

04
〈THREE〉精油で桜を表現した落ち着きのある香り

HANACO:こちらも、昨年限定発売されて評判になった香り。精油のみで香りがつくられる「エッセンシャルセンツ」シリーズの限定品として、2025年も発売されます。
土井:定番として7つの香りがそろうこのシリーズは、エッセンシャルオイルらしい草や木っぽい香りが中心なのですが、限定品のこちらは、ローズやラベンダーといったフローラルな要素が入ることで、ややまるみのある印象になっていますね。
下田:桜を花としてではなく、樹木として捉えているのがユニーク。ちょっとスパイシーさもあるウッディフローラルな香りで、落ち着きたい気分のときにぴったり!
土井:「桜の香水」という括りのなかではちょっと珍しい、リラックス感が高い香りですよね。香りを感じたときに、咲いている桜の花だけが思い浮かぶのではなく、その近くにきれいな川が流れているような心地よい情景が広がります!
HANACO:このシリーズは、香りの重ねづけも楽しめるのですが、おすすめは?
下田:透明感のあるニュートラルな香りの「00 WRITTEN IN STONE」がイチ押し。スパイシーさやフローラルな印象などを引き立てつつ、自分だけの香り立ちを楽しめます!
05
〈ゲラン〉開花から満開までの移ろいを感じる
土井:日本の桜にインスピレーションを受け創作したという〈ゲラン〉の香水。桜って、花だけでなく葉っぱなどからも香るじゃないですか。花びらのフレッシュさもありつつ、桜の葉や花のがくみたいな、ちょっと青みもある印象。
下田:フレッシュかつフルーティーさもあって、桜が花を咲かせるときのエネルギーというか、生命力みたいなものを感じますよね。
HANACO:花の咲き始めのみずみずしく爽やかな感じから、時間の経過とともに満開になっていくような、ふくよかな香りも…。
土井:こういう情景が浮かぶような、香りの変化の表現が秀逸なブランドですよね。ベルガモットの清々しさやウォーターメロンのフルーティーさ、ラストにはホワイトムスクでまろやかになって…と、エッセンス選びの細部にまでこだわっているのが伝わります!
HANACO:春という季節のストーリーを香りでまとえるのは素敵ですね♪
下田:フレッシュかつフルーティーさもあって、桜が花を咲かせるときのエネルギーというか、生命力みたいなものを感じますよね。
HANACO:花の咲き始めのみずみずしく爽やかな感じから、時間の経過とともに満開になっていくような、ふくよかな香りも…。
土井:こういう情景が浮かぶような、香りの変化の表現が秀逸なブランドですよね。ベルガモットの清々しさやウォーターメロンのフルーティーさ、ラストにはホワイトムスクでまろやかになって…と、エッセンス選びの細部にまでこだわっているのが伝わります!
HANACO:春という季節のストーリーを香りでまとえるのは素敵ですね♪
06
〈ジョー マローン ロンドン〉シアー素材を思わせる軽やかさ

※2025年2月14日(金)数量限定発売
HANACO:2020年春に日本限定で登場して以来、春の楽しみのひとつになっているのがこちら。日本の桜の儚さや繊細さを表現しつつ、ひとひねりあるのが〈ジョー マローン ロンドン〉っぽい!
土井:ライトフローラルの軽やかな印象なのですが、ローズ ウッドのほのかなウッディさが加わって、和っぽい雰囲気がプラスされていますよね。
下田:桜の繊細さをイメージしているからか、かなり軽やかな香り立ち。香りの重ねづけを楽しむなら、「イングリッシュ ぺアー & フリージア」や「ピオニー & ブラッシュ スエード」などの少し甘さのあるコロンで、まろやかな印象にするのがおすすめです。
土井:このブランドのなかでは深みのある香りの「インテンス コレクション」と組み合わせると、ほんのり軽やかになって春らしくなりますよ。
HANACO:季節に合わせて香りをつけ変えるのは、フレグランスのちょっぴり上級な楽しみ方のひとつ。桜が満開を迎える前に、ひと足お先に取り入れてみるのもおすすめです。次回のテーマは「グルマン系」の予定。こちらもお楽しみに!
DEPACOの香水好きな3人が、毎回テーマに沿った香水についてレビューする連載「#香り好きのフレグランスレビュー」。季節に合わせてまといたい香りをご紹介しています。
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EDITOR

DEPACO編集部
エディター HANACO
春が近づいてくると桜の香りを感じたくなりますよね。桜のフレグランスは定番品もありますが、その時期だけの限定品が多いので、発売日も要チェックです!
女性向けメディア・PRを経験し、再び編集職へ。出産を経て、肌質や体質の変化を目の当たりにし、美容への興味関心が益々高まり中。最近は、麹を使った料理や甘酒などを取り入れ、腸活に励む日々。
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第13回のテーマは「桜」。日本の春を象徴する花で、この季節になると桜の花をイメージした限定の香りがたくさん登場します。実は桜自体にはあまり強い芳香はないため、ブランドによって解釈がさまざまなのも興味深いポイント。そんな春の気分が高まる香水について、3人で語り合いました♪
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