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【グルマン系の香水】6種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

【グルマン系の香水】6種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

DEPACO編集部
エディター HANACO
2025/03/14
まとう香りによって気分や印象を変えられるのが、香水の魅力。同じ香調でも、同じ香料を使っていても、手がけるブランドやつける人によって雰囲気ががらりと異なるところにも、探究心をくすぐられる!この企画では、毎回ひとつの香りのキーワードに注目して、その香りの特徴をもつ香水をレビューします。

第14回のテーマは「グルマン系」。甘いお菓子のような香りが特徴とされる「グルマン系香水」ですが、今回はDEPACO流に「おいしい食べもの」という解釈で、甘いものはもちろん、甘くないけれどおいしそうな雰囲気がする香りもフィーチャー。3人が想像した“食べものたとえ”をお楽しみに!

※本記事内のコメントは、あくまで香りの印象についての個人の感想となります。必ずしも表現している素材が香料として使用されているということではございません。あらかじめご了承ください。

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01
【グルマン系の香水】を徹底レビューするのは、この3人

【グルマン系の香水】を徹底レビューするのは、この3人
プロ目線で香りをわかりやすく“たとえ”表現!香水の達人
DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 土井(写真左)

メイクやスキンケアだけでなくフレグランスにも造詣が深い、美容のプロ。昔から香水好きで、100アイテム以上は使ったという強者。甘みや深みのあるオリエンタル調の香りが好みで、レイヤリングも得意。


365日お気に入りの香りをまとっていたい香水フェチ♡
DEPACO 企画担当 下田(写真中央)

王道メゾンの香りや、トレンドのデザイナーズフレグランスはもちろん、ニッチフレグランスにも興味津々で、香りに対してアグレッシブ。惹かれがちなのは、ほのかに甘くてスパイシーさもある香り。


トレンド情報には強い!真の香水好きへの修行中ビギナー
DEPACO編集部 エディター HANACO(写真右)

ここ数年で深みにハマった香水ビギナー。ユニセックスな爽やか系一辺倒だったが、通好みの香りにも開眼しそうな予感。DEPACOの新作コスメ担当ゆえに、トレンド情報はいち早くキャッチできる強みあり。

02
〈コスメデコルテ〉「和菓子の練りきり」みたいな奥ゆかしさ!

HANACO:洋菓子の甘いスイーツのイメージが強いグルマン系香水ですが、解釈を少し広げると、いろいろなシーンで楽しめそうですよね。

土井:同じ「お菓子の甘い」と言っても、印象は異なりますからね。たとえばこちらは、和茶を感じさせる透明感があって、そこにほのかなバニラの甘みが加わったような。日本のブランドである〈コスメデコルテ〉が、日本らしさにこだわって手がけるフレグランスだから、主張が控えめな甘さなんですよね。

HANACO:洋菓子のふくよかなバニラ!という強さとは違いますね。

土井:奥ゆかしい甘さ。和菓子の「練りきり」みたいな、品がある雰囲気の甘さです。

下田:香り立ちがやさしい水性香水だから、繊細な香りを軽やかにまとえる感じ。穏やかな甘さとジャスミンなどの爽やかさがバランスよく、ふわりと香るような。

HANACO:ふんわり可愛い系の女性に似合いそう!

土井:どこか儚げな、可憐さがある香りですね。

03
〈トム フォード ビューティ〉大人がたしなむ「熟した桃のカクテル」

HANACO:大人っぽい甘さといえば、こちら。

下田:蜜がしたたる完熟したピーチをそのまま絞ったような、濃厚な甘さ!

HANACO:フレッシュでみずみずしいピーチとは、全然違う印象ですよね。

土井:果実が熟しきったときの、官能的な甘さですね。ちょっと発酵してお酒みたいな風味になったときの雰囲気。

下田:ラム アブソリュートやコニャック オイルも効かせてあるから、やっぱりどこかお酒みたいな、しっかり甘いながらも大人っぽい香りになっていますね。たとえるなら「100%桃ジュース」ともいえるけれど、もっと官能的な、完熟ピーチを贅沢に使った濃厚な「桃のカクテル」のイメージです。
〈トム フォード ビューティ〉大人がたしなむ「熟した桃のカクテル」
HANACO:どんな方がつけると似合いそうですか?

土井:やはり、大人の女性。社交的で人脈が広くて、多くの人に好かれていそうな。

下田異性だけにモテるのとはちょっと違う、男女ともに一目置かれている女性に似合いそう。〈トム フォード ビューティ〉らしい個性がしっかりあると思います!

04
〈ジョー マローン ロンドン〉シュワッと爽快な「フルーツポンチ」

HANACO:英国の伝統的なアフタヌーンティーで出される「キュウリのサンドイッチ」を思わせる名前を冠しているのが、こちら。

下田キューカンバー(キュウリ)のみずみずしさはあって、アールグレーティーの雰囲気もあって…という前提のもとですが、個人的にはシュワッとしたラムネ飲料みたいな印象がします!

土井:その発想、おもしろい!茶葉にベルガモットの香りづけをしたアールグレーらしい、シトラスの爽やかさやほのかな苦みが、ラムネ飲料っぽいのかもしれませんね。

下田:シュワッとした爽快感のなかに、ビーズワックスやバニラのかすかな甘さを感じます。

土井炭酸がシュワシュワしている「フルーツポンチ」みたいな、果物を思わせるほのかな甘さも!
〈ジョー マローン ロンドン〉シュワッと爽快な「フルーツポンチ」
HANACO:こっくり濃厚な甘さではなく、すっきりした甘さという印象ですね。

土井:まぶしい日差しが心地いいシーズンに似合いそう!

HANACO:ちょうどこれからの春から初夏にかけておすすめの香りです!

05
〈ペンハリガン〉夜に楽しむ大人の「パウンドケーキ」

HANACOキーノートとして塩バターキャラメルやタバコが入った、フレグランス初心者の私にはちょっと難解なグルマン系香水がこちら。

土井:〈ペンハリガン〉らしい英国流のユニークな香りがそろう「ポートレート」コレクションですね!一点ごとに物語の登場人物が設定されていて、この「チェンジング コンスタンス」は先進的な女性のイメージ。慣習にとらわれない意外性のある香り、だそうです。

下田:単に甘いとかじゃなく、濃厚な香りが層になっていて。食べものだと、何にたとえればいいんだろう…?

HANACO:最初にカルダモンなどの爽やかさがあるんですけど、すぐにタバコ独特のスモーキーさが加わって…。

土井塩バターキャラメルの、ちょっと苦みや塩気があって。リキュールをきかせた高級な「パウンドケーキ」みたいな印象がするんですよね。午後のティータイムにいただくのではなくて、夜にお酒や葉巻と合わせて楽しむケーキのイメージ。

下田:たしかに夜に似合いそうな、官能的な印象がします。芯のあるかっこいい女性に似合う感じ。

土井:紳士的な男性にも似合いそうです!

06
〈ル クヴォン メゾン ド パルファム〉甘くない「ビターチョコレート」

HANACO:グルマン系香水の代表的な香りのひとつ「チョコレート」を彷彿させるけれど、決して甘くはないのがこちら。カカオ含有量が多くて苦みがある「ビターチョコレート」という印象を受けます。

下田:甘いミルクチョコレートじゃなくて、ほのかにスパイスが効いているような大人のチョコレートという感じですよね。

HANACO爽やかさとほろ苦さのある柑橘のピールが入ったビターチョコレートのようだなと、私は感じました!1粒を丁寧に味わう高級チョコレートみたいなイメージですね。

土井:この「リマーカブル」は、世界を旅する香りを表現しているコレクションで、どれもリゾート地を思わせるオリエンタルな雰囲気がありますね。2024年にコレクションに加わった「イラベラ」は、スパイスやピールのクセを感じることで、エキゾチックな印象に仕上がっているのかも

下田:「イラベラ」は、ブラジルの沖合に浮かぶ島をイメージしているそう。そう言われてみると、海外のビーチリゾートに似合う香り!

HANACO:香り自体が甘いという訳ではないけれど、リゾート地で過ごすときの甘やかな気持ちになりますね!

07
〈アイアム〉「抹茶クッキー」それとも「アーモンドクッキー」!?

下田:こちらも、“甘い”というキーワードが思い浮かぶ「アイスクリーム」や「バニラ」の香りで構成されているのに、そこまでしっかり甘くはないな…と思うフレグランス。

HANACO:つけたてはアイスクリームっぽい甘さがほのかにあるけれど、そこから印象が変化していきますよね。

下田シダーウッドやサンダルウッドといったウッディ系のニュアンスがあるからか、どこか草っぽい、あえて食べものでたとえるなら「抹茶」みたいな雰囲気を感じます。香ばしさもあるから「抹茶のクッキー」かな。

土井香ばしさということでいうと、ローストしたアーモンドみたいな印象も!甘さ控えめにした「アーモンドクッキー」みたいな。

HANACO:つける人によって受け取り方が結構異なる香りということですね。

土井:〈アイアム〉の香水は、「●●●の香り」みたいに限定されない「曖昧さ」が魅力のひとつ。自由な解釈で自分流に楽しめる、今の時代に合ったアイテムだと思います。

HANACO:グルマン系香水の世界も、奥が深かったですね!次回のテーマは「サボン(石けん)の香水」の予定。お楽しみに♪
DEPACOの香水好きな3人が、毎回テーマに沿った香水についてレビューする連載「#香り好きのフレグランスレビュー」。季節に合わせてまといたい香りをご紹介しています。
■過去の記事はこちら→
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EDITOR

DEPACO編集部

エディター HANACO

グルマンというと甘い香りのイメージがありましたが、今回はDEPACO流「おいしい食べ物」をテーマにさまざまな香りの香水をピックアップしました!幅広いラインアップになっているのでお楽しみいただけるとうれしいです。
肌悩み
  • シミ・小じわ
好きなメイク
  • 目じり長めのアイライン
コスメの悩み
  • 決まった色のアイシャドウばかりを選びがち

女性向けメディア・PRを経験し、再び編集職へ。出産を経て、肌質や体質の変化を目の当たりにし、美容への興味関心が益々高まり中。最近は、麹を使った料理や甘酒などを取り入れ、腸活に励む日々。

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