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【バニラの香水】10種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

【バニラの香水】10種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

DEPACO編集部
エディター HANACO
2025/09/17
まとう香りによって気分や印象を変えられるのが、香水の魅力。同じ香調でも、同じ香料を使っていても、手がけるブランドやつける人によって雰囲気ががらりと異なるところにも、探究心をくすぐられる!この企画では、毎回ひとつの香りのキーワードに注目して、その香りの特徴をもつ香水をレビューします。

第19回のテーマは「バニラ」。“甘くてどこか可愛らしい香り”というイメージが強いかもしれませんが、香水になるとブランドにより解釈がさまざまで、“スモーキー”や“爽やか”、“かっこいい”なんてキーワードが続々と…!さらに、濃厚な印象ゆえに秋冬向き?と思いきや、季節を問わずに使えそうな香りもあって、想像以上に表現が多彩。
そんな意外性のある「バニラ」のフレグランス10種について、今回はDEPACOの香水好き6人が語り合いました。前編・後編に分かれているので、3人ずつのレビューをお楽しみください♪

■Vol.18「アクア・マリン系の香水」はこちら→
■DEPACOで買える香水・パルファム商品一覧はこちら→

01
【前編・バニラの香水】を徹底レビューするのは、この3人

【前編・バニラの香水】を徹底レビューするのは、この3人
ファッション感覚で香水を楽しむ、香りの洒落者
DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 篠原(写真左)

50ブランド以上の知識をもつ美容のプロ・DEPACO BAとして日々大量のコスメに触れるなかで、“香り”についても知見を広げる。自他ともに認めるファッション好きで、服装に合わせてつける香水を変えるのがマイブーム。


好きな香りを追い求める、オタク気質の香水好き
DEPACO プロモーション企画担当 KUROCO(写真中央)

Z世代らしく、香りも自由な感性で冒険したいタイプ。心地いいグリーン系からクセ強めのニッチフレグランスまで、さまざまなジャンルを開拓中。SNSで話題の香りにもすばやく反応するアグレッシブさがウリ。


トレンド情報には強い!真の香水好きへの修行中ビギナー
DEPACO編集部 エディター HANACO(写真右)

ここ数年で深みにハマった香水ビギナー。ユニセックスな爽やか系一辺倒だったが、通好みの香りにも開眼しそうな予感。DEPACOの新作コスメ担当ゆえに、トレンド情報はいち早くキャッチできる強みあり。

02
〈アイアム〉透明感をまとえる意外性が◎

篠原:バニラの香水って、甘くて濃厚な香りを想像しがちですけど、こちらは軽やかにつけられるタイプというのが新鮮!バニラが主張しすぎることなく、ウッディ系やグリーンの爽やかさやミュゲのフローラルな感じも重なって、透明感のある印象です。

HANACO:たしかに、「バニラは甘くて女性らしさのある香り」と思っていたので、いい意味で意外性が!

KUROCO:そうそう、「バニラで透明感」という意外性!もちろんほのかな甘さはあるんだけれど、前面にはグイグイ出てこないからクリーンな印象です。

篠原今っぽい雰囲気がする、ユニセックスで使えるフレグランスですよね。若いカップルがシェアしてもよさそう!

KUROCO:一言では表現しきれないニュアンスのある香りになっているのが、〈アイアム〉らしい!この形容しにくさが今っぽくて、自分ならではの香りとして大切にできるのかも。

HANACO:「ザ・バニラ」という香りではなく、バニラのニュアンスを軽やかに楽しみたい方におすすめです!

03
〈ル クヴォン メゾン ド パルファム〉南国風で気分が上がる!

KUROCO:私のお気に入り香水のなかで、バニラがいい仕事しているなと思うのがこちら。バニラの甘さが主張しすぎるわけではなく、南国っぽい華やかな香りの名脇役になっている感じ。陽気な雰囲気がする香りで、「おでかけを楽しみたい!」という気分のときによくつけます。

篠原:おでかけしたくなる気持ち、わかる!シトラス系のレッドマンダリンの爽やかさとバニラのほのかな甘さがあって、気分が上がる感じ。深みも感じられてちょっぴり官能的なところがあるから、私なら夜のバーやナイトプールでまといたい!

HANACO:柑橘のフレッシュ感がほどよくあるから、甘すぎる香りは苦手という方にもよさそうですよね。

篠原:夏に似合う香りかな…と思ったけど、意外とシーズンを超えて使えそう!

KUROCO:ブラジル沖にある常夏の島々をイメージしてつくられた香水ですが、清涼感よりあたたかみを感じる香りだから、夏以外のシーズンにも◎。おすすめのシーンでいえば、家でのリラックスタイムより、断然、外にでかけるときです!

篠原:テンション高めに楽しみたいプライベートタイムにおすすめってことですね!

04
〈ジョー マローン ロンドン〉お香みたいに落ち着く香り

HANACO:いま注目されているウッディやスパイシー系の香水で、バニラが効いているのがこちら。「コロン インテンス」コレクションらしい深みやアロマティックな雰囲気のなかに、バニラのあたたかみが加わっています。

KUROCO:最初は、カルダモンのキリッとしたスパイシーな感じが際立っていて、その奥のほうにやさしくバニラが漂っているような、落ち着く香り!

篠原:ウッディ・スパイシーなオリエンタルムードあふれる香りを、バニラが入ることでマイルドにしている気がしますね。香りのレイヤリングをするときにこれを選ぶと、いい具合のクセを演出できて、個性的な雰囲気をまとえるはず!

KUROCO:大きく包み込んでくれるようなやさしさのなかに威厳もある、理想の父親像みたいなイメージです。わかりにくい例えでしたが(笑)、穏やかな香りってことかな。

HANACO:個性がしっかりある香りだからつけるのは難しいかも…という方は、家で楽しむのもよさそう♪

篠原この香りのディフューザーは展開されていないみたいだけど、ルームフレグランス感覚でシュッとお部屋にひと吹きすると、お香みたいに心地いい香りが広がりそうですね!

05
〈イヴ・サンローラン〉マスキュリンな雰囲気がセクシー!

KUROCO:〈イヴ・サンローラン〉のアイコニックな香水シリーズ「リブレ」は、フローラルラベンダーの香りをさまざまに表現したもの。なかでも、大胆なまでに官能的に仕上がっているのがバニラを効かせたこちらで、深みのある大人っぽさをまとえる香りです。

HANACO:私は、フローラル系の香水が好きなんですけど、軽々しくは手を出せない力強い雰囲気。気合を入れる日にまといたいです!

KUROCO:ラベンダーやオーキッドのフローラルな香りもバニラの芳醇な甘みも、ガツンとくるから、主張強めにいきたい日につけたいですよね。

篠原:「リブレ」のシリーズ共通ですけど、マスキュリンな強さやかっこよさがあるんですよね。1960年代にムッシュ イヴ・サンローランが、男性のタキシードを女性のイブニングドレスとして提案したような、マスキュリンとフェミニンの融合が感じられる香り。女性がまとうことで、マスキュリンな要素がセンシュアルに思える、〈イヴ・サンローラン〉らしい香水です。

HANACO:これが似合うのは、かっこいい女性ですよね。

篠原:ユニセックス提案をしている香りだけれど、女性がつけるなら、かっこよさはほしいですね。芯の強さはあるほうが似合うはず。

KUROCO:「私の香りはコレ」って、胸を張ってまといたい方におすすめです!

06
〈メゾン フランシス クルジャン〉フランス香水らしい奥深さ

HANACO:バニラが香るフレグランスのなかで上級者向けなのがこちら。光の都、パリの夜を表現した香水です。

篠原:小さいころからフレグランスに親しむ、フランスならではの香水という感じがします!バニラはもちろん、あたたかみのあるベンゾインやトンカビーンという甘やかな香りが折り重なった、深みのある香り。ほのかな辛みのあるシナモンリーフなどの個性が共演していて、奥行きを感じますね。

KUROCO:バニラアイスにブランデーをかけた大人のデザートみたいなイメージがする、複雑みのある洗練された甘さ!

篠原:夜の雰囲気はしますよね。キラキラきらめく街に似合いそうな。

HANACO:まだまだフレグランス初心者の域をでない私には、どうまとえばいいのか…。

KUROCO:ここまで深みのあるアンバリーウッディ香調の香りは、私にも難しいかも。

篠原これはやはり、香りを知り尽くした上級者だからこそ似合う香りだと思うので、しっかり香水経験を積んでステップアップしてから、特別な日につけるのがおすすめです!

07
【後編・バニラの香水】を徹底レビューするのは、この3人

ここからは2023年10月3日(火)公開の内容を一部編集してお届けします。


プロ目線で香りをわかりやすく“たとえ”表現!香水の達人
DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 土井

メイクやスキンケアだけでなくフレグランスにも造詣が深い、美容のプロ。昔から香水好きで、100アイテム近くは使ったという強者。甘みや深みのあるオリエンタル調の香りが好み。毎日メイクをするのと同様に、自宅で過ごすときや就寝時にも香りをまとい、シーンに合わせて香りをチェンジ。フレグランスアイテムをレイヤリングして自分だけの香りを楽しむのも好き。


365日お気に入りの香りをまとっていたい香水フェチ♡
DEPACO編集部 エディター 下田

毎日、香りをつけるのを欠かさない香水好き。王道メゾンの香りや、トレンドのデザイナーズフレグランスはもちろん、ニッチフレグランスにも興味津々。ショッピング中に新しい香水を見つけると必ず立ち寄ってトライするほど、香りに対してアグレッシブ。基本的に何でも挑戦したいと思うが、惹かれがちなのは、ほのかに甘くてスパイシーさもある香り。


新作・トレンド情報はおまかせ!香水沼ハマり中エディター
DEPACO編集部 エディター YAMACO

香水の記事を担当したことをきっかけに、その深みにハマる。とはいえ香水をつけて出かけることは少なく、家での気分転換に軽めの香りをひっそり楽しむことが多い。季節や香りに合った適切なつけ方を知って、シーンに応じて楽しめるようになるのが目標。

08
〈クリーン〉爽やかさをベースに、バニラの温もりも香り立つ

YAMACO:こちらは、個性豊かなバニラの香水のなかでも、軽やかなタイプ。

土井確かにこれはバニラ感がありつつ…。でも、やっぱり「〈クリーン〉の香水だな!」という軽やかな印象。石けんのような清潔感のある爽やかさがベースになっていて。〈クリーン〉らしさと、温もり感のあるマダガスカルバニラを掛け合わせた香りですね。

下田バニラで想像しがちな、いわゆる「濃厚な香水」のイメージではなくて、フレッシュなさっぱり感がこのブランドらしい!つけたてはすっきりした印象で、後から甘いバニラも漂うんだけど、ねっとりした甘さではなくて。

YAMACO:バニラの香水って秋冬につけるイメージだったけど、これは春夏にも合いそう。もしくは、春夏向きのイメージが強い〈クリーン〉の香水を秋冬につけるなら、この香りにするとか。

土井:〈クリーン〉は地球環境などに配慮したサステナブルなフレグランスブランドで、香りはシンプルなものが多いから重ねづけもおすすめ。爽やかさに重厚感をプラスしたいときは、この香りを重ねるといいですね!

09
〈ディプティック〉上質なエッセンスの香りが息づく

下田:爽やかといえば、〈ディプティック〉もそうじゃない?スパイシーさもあって、素材自体の心地いい爽やかさが広がるような。バニラだけでなくいろいろなテイストが混ざり合っているんだけど、それぞれ調和してまとまっている感じ。

土井:〈ディプティック〉は、原料にこだわっていますからね。上質なエッセンスの香りがそのまま生かされているのが特長。こちらはブルボンバニラを使用していて、バニラビーンズを緑色のうちに収穫してから長期熟成して乾燥させることで、やさしく甘い香りが生まれるとか。

YAMACO:リフレッシュできて、いつの間にかクセになる香りで。まとった自分をずっとフーンフーンって嗅いでいたくなるような。リラックスタイムに自分のためだけにつけるのもよさそう♪

土井:残り香が軽やかなので、香水がそこまで得意じゃない男性がつけてもハマりそう!男女どちらが使ってもおしゃれな印象だから、ユニセックスで使えますね。

下田:本当に、性別や季節を超えて使いやすそう!個人的にメンズフレグランスが好きでよく使うんですけど、このバニラは甘々としていないから、メンズな気分のときにまとってみたいです!

10
〈ジルスチュアート〉おいしい香りに包まれながら眠りたい

YAMACO:バニラといえば、「おいしそう」というイメージも。これはスイートでフルーティーで…まさに「おいしそう」な香り!

土井:トップノートからプラリネとキャラメル、ココナッツという、甘くておいしい香りが漂って。そこから徐々に、〈ジルスチュアート〉らしいフルーティーフローラルノートも加わりますね。

下田トップが甘くて、後から爽やかになっていく変化って、珍しいですよね。

YAMACOそしてラストには、バニラの甘い芳香と官能的なムスクが重なるという。時間によって香りの変化をきちんと楽しめるところがいいですね!

下田:フェミニンな大人の女性に似合いそう。私とは正反対のタイプだけど(笑)。

土井〈ジルスチュアート〉って実は、「可愛い」だけじゃなく大人の女性にも響く「センシュアルな色香」も備えているブランド。そんな大人っぽい落ち着きのある魅力も感じられるはず!

下田:たしかに、眠る前にまといたいような、ほっこりした気分になりますね。甘くておいしい香りに包まれながら眠りたい…♡

11
〈トム フォード ビューティ〉仕事の勝負香水にも

土井:「この人の香り」という印象づけの話でいくと、私が以前愛用していて「何を使ってるの?」とよく聞かれた香りがこちら。当時、百貨店の化粧品フロアの責任者をしていて。百貨店らしい高級感や重みもあって、かっこいい大人の女性にもぴったり…と思って、これを手に取っていたんです。

下田:〈トム フォード ビューティ〉って、そういうかっこいい大人の女性に似合う香りが多いですよね。こちらは、わかりやすい直球のバニラではなくて、スパイシーだったりスモーキーだったり複雑みがあって、その変化に驚かされます。

YAMACO:迫力がある香りですよね。かっこいいだけじゃなくて、いやらしい意味ではない色気もあって。エキゾチックな雰囲気も、土井さんのイメージにぴったり!

土井女性らしさも欲しいけど、強い感じも出しておきたくて(笑)。フェミニンすぎないさじ加減もいいですよね。

下田:私も、仕事のプレゼンがあるときとか、勝負香水にしてみたい!

YAMACO:今の私がつけると、背伸びしていると思われそうかな…。もう少し立派な大人になってから挑戦したいです!

12
〈トム フォード ビューティ〉なんとも言えない色気を演出

土井:〈トム フォード ビューティ〉のバニラを使った香りで、もうひとつ紹介したいのが「タバコ・バニラ」。これも私、使っていたことがあります。

YAMACO「英国の紳士クラブを思わせるフレグランス」とのことで、バニラとスパイス、タバコフラワーがブレンドされた香り。この香りを嗅いだ同僚が、「悪い男がつけている香り」と表現していました(笑)。

土井:タバコに火をつける前の、すーっとするタバコリーフの香りですね。イメージ的にはタバコというより上質な葉巻で、紳士のたしなみみたいな。基本的に男性的ではあるけれど、女性がまとうと、バニラがいい仕事をしてなんとも言えない色気がでるんですよ。

下田男性なら、若者よりオジサマが似合いそう。しかもイケオジじゃなく、ちょい悪オヤジ…(笑)。女性がまとうとたくましさが備わって、ちょっと押し強めにいけちゃいそう。

YAMACO:これが似合う女性はフレグランス上級者で、すごく素敵ですよね!どんな雰囲気の人がどう使いこなせるのか、私には想像がつかない…。

土井:たとえばYAMACOのように大人の一歩手前の世代なら、ファッションは上質なオーバーサイズの白シャツにワイドパンツを合わせてマニッシュな雰囲気でまとめて。シルバーアクセでさりげなく主張して、手入れされたつややかなヘアスタイルで…みたいにすると、クールな大人っぽさも相まってこの香りが似合いそう!
〈トム フォード ビューティ〉なんとも言えない色気を演出
YAMACO:なるほど…いつもとはまったく違う自分を演出することができそうですね。


甘くて愛らしいだけではない、「バニラ」の奥深い世界はいかがでしたか?次回のテーマは「スパイス系」。ユニセックスで楽しめるものが多く、近ごろ注目度が上がっている香りがそろうので、お楽しみに!
DEPACOの香水好きな3人が、毎回テーマに沿った香水についてレビューする連載「#香り好きのフレグランスレビュー」。季節に合わせてまといたい香りをご紹介しています。
■過去の記事はこちら→
■DEPACOで買える香水・パルファム商品一覧はこちら→

EDITOR

DEPACO編集部

エディター HANACO

バニラの香水って、あま~いイメージがあったのですが、各ブランドの世界観が反映されていたり、香料の掛け合わせで全く異なった香りがつくり出されることに驚きました!なりたいイメージに合わせて、選んでみてくださいね♪
肌悩み
  • シミ・小じわ
好きなメイク
  • 目じり長めのアイライン
コスメの悩み
  • 決まった色のアイシャドウばかりを選びがち

女性向けメディア・PRを経験し、再び編集職へ。出産を経て、肌質や体質の変化を目の当たりにし、美容への興味関心が益々高まり中。最近は、麹を使った料理や甘酒などを取り入れ、腸活に励む日々。

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