日本化粧品検定1級もお持ちだそうですが、DEPACOではどんな記事を作っていきたいですか?
「店頭で接客してきたお客様の抱えるお悩みや、コンプレックスを解消するお手入れ、メイクのコツなどを発信をしていきたいです。また、化粧品情報だけでなく、基本的な美容知識をお伝えできるような記事もお届けできたらいいなと思っています」
「基本的な美容知識」とは、どのようなもののことでしょうか?
「店頭で接客していると、肌や化粧品についてよくご存じでない方が意外と多いなということに気づきました。私自身も学生時代、ニキビで悩んだ経験があるので、正しい美容の知識の大切さというのをつくづく感じているんです」
肌や化粧品について知る機会があまりない方も多いかもしれませんね。
「そうですね。今、情報が多様にある時代なので、例えば、SNSの情報に流されて、自分には合っていないコスメを選んでいたり、自分の悩みに慣れすぎてしまい、どうにもならないと諦めていたりする方が多いんですよね。そんな方々に正しい美容の知識を誠実にお伝えすることができれば、美容の力で少しでもお客様の理想に近づく、キレイになる楽しさを知っていただけるのではないかなと思っております」
美容の力でお客様の理想に近づく、キレイになる楽しさを知ってもらいたいとは、とても素敵ですね。
「そうですね、私はメイクの前に土台となる肌作りが最も大切だと思っています。なので肌作りに関する情報を発信して自信を持てる方々を増やしていきたいと考えています」
肌がキレイになると、女性の自信へもつながるということですね?
「はい、私自身、肌がキレイに見えるとその日は自分に自信が湧くような気がしています。逆に、肌が荒れている時は、メイクを重ねても全く自信が持てず、テンションも下がりがちです。このような経験をされている方はとても多いと思うので、少しでもみなさまが自信を持てるように、肌作りに関する情報をお届けしたいと思います」
確かにちょっと吹き出物ができるだけでも、気になって仕方ないですもんね。
「そうなんです、少しの肌荒れも自分にとっては大きく、気になってしまうんですよね。肌作りは個人差もあるので、メディアで説明するのは難しいこともあるのですが、肌に悩みがある人の、対策や判断基準のひとつになれるような誠実な記事作りをしていきたいなと思っています」
KATOCOさんの中で、“誠実な記事作り”というのがキーワードですね。誠実なというのはどういうことを指しますか?
「近年SNSや口コミサイトなどが発達し、情報を取りやすくなった一方で、乱立していて正しい情報を得ることが難しくなってきていると感じています。特に美容知識に関しては、その情報が“正しい・正しくない”に加えて、“自分に合う・合わない”ということを判断しなければなりません」
確かに、肌は個人差がありますし、その時の状況によっても合う、合わないってありますよね。
「そうなんです。大量の情報が溢れている今、情報迷子になっている方を救いたいと思っているので、DEPACO編集部の一員になれたことは大きなチャンスだと思っています。正しい美容知識やデパコスの真価をお伝えしていきたいです」
デパコスの真価をお伝えしていきたいということですね。
「はい、やはり自分も最初はデパコスは高いなと思っていたのですが、この仕事を始めたこともあり、情報を調べ、自分の肌に合ったものを使うことで、肌がとてもいい状態になりました。なので、記事を読まれた方が、ご自身の肌と照らし合わせて、その方なりの選択肢や基準を持てるようになっていただけるといいなと思っています」
では、今後DEPACO編集部でやってみたいことや企画はありますか?
「等身大のDEPACO編集部自らが体験して、そのリアルさをお伝えするような企画を作っていきたいです。DEPACOでは、編集者が登場し、撮影もライティングも担当する記事も多いです。DEPACO編集部が体験し本当にいいと思うことを発信することが、少しでもお客様の参考になればうれしいです。親しみのある身近なプロとしてのリアルな記事を作っていきたいと思います」
では、実際に記事を作る時に、心がけていることはなんですか?
「普段の仕事や記事を書く際もそうですが、体系立てて説明して、根本や理由から理解してもらえるように心がけています。私自身が、なぜそうなのかという理由を知りたい、理屈がわからないと納得しづらいといったタイプなので、記事でもそこを追求していきたいと思います。
例えば、「こういった悩みには、この商品がおすすめ」ということに加えて、「なぜならこの悩みには、◯◯という原因があり、この商品にはこれにアプローチできる要素があるからおすすめです」というように説明して、納得感を持っていただけるといいなと思います。また、そうすることでお客様の美容に関しての視野も広くなり、メイクやスキンケアを安心して楽しんでいただけるのではないかなと思います」
日本化粧品検定1級の努力系編集者