「浴衣メイク」にも「夏のデート」にも◎ 涼しげな夏の“はんなり”大人メイク #MAQUIA
01
“うるみ”と“涼しげ”を両立させた上品ツヤ肌メイクのつくり方
しっとり感と涼しげな雰囲気を両立させた浴衣メイクのポイントは、
- 肌のトーンアップ
- にじむ“うるみ感”
- 上気したような上品な“血色感”
これらをつくるのに役立つ5アイテムをご紹介していきます。
まずはベースメイクから。
パープルのコントロールカラー効果を兼ね備えた化粧下地を使うと、肌の透明感を引き立てて上品な明るい肌を演出できます。
〈ジルスチュアート〉「イルミネイティング セラムプライマー」の「02」はオーロラのように繊細なツヤをもたらし、やわらかくエレガントなツヤ肌に仕上がります。
全体に均一に塗ってしまうと顔が白浮きして能面のようにのっぺりしてしまうので、顔の高い位置を中心にのせたら、外側に向かってぼかしていくように馴染ませていくと立体的に仕上がります。特に輪郭はしっかり塗らずにぼかすのみ。その後ファンデーションを塗ると、自然にワントーン明るいツヤ肌になるので少し白く感じてもOK。
ファンデーションを塗った後に、さらに〈M・A・C〉の「ストロボクリーム」でじゅわっとうるみ感を部分的にプラスします。
テカリに見えないように、頬骨の上や額の中心など、部分的に使うのがポイント。ファンデーションはサラリとしたテクスチャーのもので涼しげに整え、下から上品なツヤがにじみつつ、うるみ感のあるセンシュアルな肌に。
02
肌の透明感を引き立てる和美人アイメイク
アイメイクは、肌の透明感を引き立て落ち着いた印象に見せてくれる、浴衣など和装にも似合うカラー「ライラック×ネイビー」を合わせます。
アイシャドウは、ライラックカラーの単色アイシャドウをグラデーション塗りし、まぶたに優しげな血色感をプラス。
〈セルヴォーク〉のこちらのアイシャドウは、透け感のある発色でまぶたを染めるようにほわっと色づき、「ナデシコ」という色名の通り、どこかはんなりとした雰囲気の表情に。青みが強すぎず、さまざまな肌色に似合います。
ちなみにチークは使わず、ベースメイクの立体感を生かしながら、こちらのアイシャドウを薄く頬の中心に入れると、全体のバランスがよくなります。
そして黒やブラウンのアイライナーを合わせるよりもグッと趣深い印象の目もとに仕上がるのが、ネイビーのアイライナー。目の下ににじむとクマのように見えてしまうので、ウォータープルーフ処方のものを選ぶようにしましょう。
〈スック〉の「ジェル アイライナー ペンシル」は乾くとピタッとフィット。自然に馴染ませたい場合は、描いた後すぐに付属のチップ部分でぼかすことで、単色アイシャドウとの境目が馴染んでグラデーションのようにつながり、締め色を使わなくても奥行きのある目もとに。
03
美しさを引き立てる「朱赤のリップ」
リップカラーは朱色を選ぶとグッと和な雰囲気に。鮮やかな朱色は、みずみずしさとほのかなパールの入ったものを選ぶと華やかで夏らしい雰囲気に。
〈スック〉「コンフォート リップ フルイド グロウ」の「02」は、大人に似合う華美過ぎないしっとりとしたツヤで、優しく輝く唇を演出してくれます。みずみずしいテクスチャーでありながら密着性が高いので、食事をしたりマスクをしていても色落ちが気になりにくいのもうれしい!
普段の洋服に合わせても、どことなく“はんなり”とした和の雰囲気を感じさせる、しっとり感と涼やかさのあるメイクが完成。ぜひこの夏のお出かけやデートシーンに取り入れてみてくださいね。
EDITOR
MAQUIAエキスパート
yukina
元美容部員、現在は執筆やメディアプランニング、メイク講師などの活動を行う、コスメ業界歴16年の美容好き。日本化粧品検定1級。プロならではのメイクテクや活用法を中心に発信。好みは国産ブランド。
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今年の夏もなかなか浴衣でお出かけ…というシーンは多くなさそうですが、浴衣を身にまとうときのしっとりとした涼しげな雰囲気は、日本女性の特権ではないでしょうか。浴衣メイクにはもちろん、夕方からのお出かけやデートシーンに楽しみたい、大人のはんなり夏メイクをご紹介したいと思います。