コンシーラーってどう使えばいいの?おすすめアイテムや使い方のコツを美容のプロが解説!
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教えてくれたのはDEPACO BAの3人!
たくさんの魅力的なブランドがそろうデパコス。そのブランドの垣根を越えてご紹介できるのが、DEPACO ビューティアドバイザー(DEPACO BA)です。
大丸・松坂屋の社員であるため、ひとつのブランドに縛られることなく、それぞれの個性や特徴、トレンドなど、さまざまな情報に精通しており、お客様にぴったりのアイテムをご提案します。
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コンシーラーの役割と種類は?
コンシーラーとは、目元のクマや影、シミ・そばかす、頬や小鼻まわりの赤み、ニキビ跡やちょっとした毛穴、明るさを出したい部分……など、肌のアラやお悩みがあるところを隠すためのアイテムです。
一般的に、ファンデーションと比べてカバー力に優れているのが特徴。顔全体につけるというより、気になるところにピンポイントで使用するもので、メイクアップ効果により視覚的に色ムラをカバーして、均一な肌色を作れます。
コンシーラーは、用途によって上手に使い分けて♪
コンシーラーのタイプ(形状・テクスチャー)を分類すると、主に以下の6つがあります。それぞれ特徴があるので、お悩みや仕上がりの好みに合わせて使い分けるのがおすすめです
- リキッド(チップ)
- リキッド(ペン)
- スティック
- パレット
- クリーム
- パウダー
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リキッド(チップ)タイプの特徴とおすすめアイテム
リキッド状のクリーミーな質感で、カバー力が高め。クマや、目のまわりに点在しているシミなど、比較的広範囲に伸ばしたい部位のカバーに適しています。
先端がチップ(アプリケーター)の形状なので、手の甲などで染ませてから、そのまま気になる部分にオン。テクスチャーも形状も、肌にのばし広げやすいタイプです。
【おすすめアイテム1】のびがよく、広範囲に使いやすい!
なめらかなテクスチャーでのびがよく、光沢感のあるナチュラルな印象に仕上がります。つけたときにうるおい感があり、肌の乾燥が気になる方でも使いやすいのが特徴。時間が経っても乾きにくく、広い範囲に使いやすいアイテムです。(釣川)
【おすすめアイテム2】汗や皮脂にも崩れにくいウォータープルーフタイプ
サラッとした使用感で、マットな仕上がりが長時間続くコンシーラー。ウォータープルーフタイプで、汗や皮脂で崩れにくいのが魅力です。カバー力が高く、濃いめのシミなどにもぴったり。アプリケーターは、広範囲に広げやすいワイドな形状です。(釣川)
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リキッド(ペン)タイプの特徴とおすすめアイテム
コンシーラーの中では比較的軽めの質感で、薄くつけやすいのがリキッドのペンタイプ。薄めのクマをカバーするのに役立ちます。くすみが気になる目のまわりや口角、赤みがある小鼻まわりなどに、ハイライター感覚で使うのもGOOD!
先端が筆ペン状になっており、手軽に使いやすく、細やかな部分にも対応できます。
【おすすめアイテム1】コンシーラー兼ハイライターとして活躍!
明るさと自然な輝き(※)、透明感(※)をもたらす、コンシーラー兼ハイライターのロングセラー。絶妙な色合いと質感が肌に馴染みやすく、隠すというより、光の効果できれいに見せるイメージ。人気カラーの「2 ルミナスアイボリー」が、使いやすくイチオシです。(黒田)
※メイクアップ効果によるもの
【おすすめアイテム2】ポイントづかいにも広い部分にもGOOD!
細かい部分のポイントづかいにはもちろん、頬などの広い部分にもファンデーション感覚で使えるアイテムです。肌にピタッと薄膜で密着して、ヨレにくいタイプ。メイクの上からでも薄く重ねやすく、自然な仕上がりになるため、化粧直しにもぴったり。(黒田)
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スティックタイプの特徴とおすすめアイテム
コンシーラーの中では比較的硬めのテクスチャーで、気になるところをしっかり隠せる、カバー力高めが多いタイプ。クマにはもちろん、点在しているシミ、ニキビ・ニキビ跡にピンポイントで使いやすい形状です。
カバーしたい部分に直接塗り、のばしすぎないよう気をつけて、指やスポンジでまわりを馴染ませるのがコツ。
【おすすめアイテム】使い分けに便利なダブルエンド仕様
カバー(マット系)とトーンアップ(パール系)という異なるタイプがセットになった、ダブルエンド仕様。スティックタイプの中では、比較的のびがよい質感です。
カバーしたい部位と明るくみせたい部位で使い分けるほか、重ねることでより美しい仕上がりに。マットなベースを仕込んでから、ツヤ感と明るさを加えると、活き活きとした印象に仕上がります。(土井)
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パレットタイプの特徴とおすすめアイテム
複数のカラーがセットされているため、お悩みに合わせてカラーカスタマイズできるのが魅力。クマやシミ、ニキビ跡などのカバーからハイライトまでマルチに活躍するので、ひとつ持っておくと重宝します。
さまざまな用途に使いやすいよう、テクスチャーは硬さとなめらかさのバランスのよいものが多いです。
【おすすめアイテム】さまざまな肌悩みに対応しやすい4色セット
異なる質感と色をセットした4色コンシーラーパレット。4色それぞれを単体使用、または数色を混ぜることでさまざまな肌悩みに対応でき、自然に溶け込むようにカバーしてくれます。大小のチップ・ブラシ付きで、部位や悩みによって使い分けしやすいところも◎。
新色の「00 ライト」は、明度の高い肌のクマにも馴染みやすい、コーラルピンクを取り入れています。(土井)
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クリームタイプの特徴とおすすめアイテム
クリーム状のなめらかな質感で、リキッドタイプよりも硬く、スティックタイプよりやわらかいのが特徴です。しっとりとした仕上がりで、保湿力を備えたものもあります。
カバー力は、アイテムの個性により幅がありますが、比較的高いものが多い印象。フィット感に優れているので、濃いめのシミやニキビ跡などのピンポイントカバーに適しています。
【おすすめアイテム】ピタッと肌に密着し、しっかりカバー
保湿力がありつつ、軽やかなつけ心地のコンシーラー。なめらかな質感で、ピタッと肌に密着し、少量つけるだけでしっかりカバーできます。
濃いめのクマやシミに使うなら、肌より少し暗いトーンのカラーを選ぶのがポイント。ブラシを使って気になる部分にピンポイントでのせ、まわりを馴染ませるようにつけて。(釣川)
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パウダータイプの特徴とおすすめアイテム
パウダーならではの軽いつけ心地で、ナチュラルな印象に仕上げられるタイプ。薄く重ねることでカバー力の調整がしやすく、厚塗りになりにくいので、コンシーラーに苦手意識がある方にもおすすめです。
クマや、頬骨あたりに点在しているシミ・そばかすなど、広範囲の色ムラをカバーするときに活躍します。
【おすすめアイテム】独自のカラートリックで肌悩みをカバー
斬新な発想で生まれた、虹色のコンシーラーパレット。4色を混ぜるコンシーリングスキンカラー(左側)と、チークとして使えるブラッシュスキンカラー(右側)がセットされています。
独自のカラートリックで、肌悩みのある部分を他と自然に馴染ませ、透明感(※)と明るさ(※)のある仕上がりに。4色をブレンドする中で、赤みが気になる部分にはグリーンを多めにとるなど、調節も簡単にできます。また、ブラッシュスキンカラーも他の色と混ぜることで、さまざまな色のチークとして楽しめます。(黒田)
※メイクアップ効果によるもの
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コンシーラーのよくあるお悩みを、DEPACO BAがアンサー!
Q1:コンシーラーをつけるタイミング(順番)は?
どんなタイプのファンデーションを使うかで、コンシーラーをつける順番が異なります。
パウダータイプのファンデーションの場合は、化粧下地の後、ファンデーションの前にコンシーラーを使用。リキッドやクリーム、クッションタイプのファンデーションの場合は、ファンデーションの後につけるのが基本ですが、よりナチュラルに仕上げるために、化粧下地の後に仕込む方法もあります。
なお、パウダータイプのコンシーラーは、ファンデーションやフェイスパウダーなどをつけた最後に使用してください。(黒田)
Q2:つけるとき、ブラシなどのツールを使った方がいいの?
基本的には、付属アプリケーターや指でつけてOK。ただし、仕上がりの美しさや自然な印象にこだわるなら、ツールを使うのがおすすめです。
カラーをブレンドするとき、ピンポイントでカバーしたいとき、濃いめのシミなどしっかりとカバーしたい場合は、ブラシを使用して。
【おすすめアイテム】プロのような自然な仕上がりをサポート
細部をきちんと狙ってカバーしやすいコンシーラーブラシ。熊野の技術を用いて、筆職人が手づくりで仕上げる逸品で、自然な仕上がりが叶います。(釣川)
さらにこだわりたいという方には、スポンジもおすすめ。ブラシでのせた後、そのまわりをスポンジ(厚みのあるタイプ)で馴染ませることで、自然かつきれいな仕上がりになります。
指を使うとすばやく的確にしないと指紋でヨレてしまったり、体温で乾いてしまったり…という心配もありますが、スポンジを使うことで、初心者でもテクニックを駆使したような上質肌に!(土井)
Q3:ヨレにくいコンシーラーのつけ方を教えて!
しっかりカバーしたいからといって、いきなりたっぷりの量を塗布してのばすのは、ヨレや崩れの原因に。コンシーラーを直につけず、「いったん手の甲で馴染ませてからつける」というステップを習慣づけて。
少量を塗布した後、肌に馴染ませて、カバー力が足りないようであればまた少し重ねる…を繰り返すのがポイントです。
目のまわりや口まわりなどは、よく動く部分のためヨレやすいので、可能な限り薄くつけるよう心がけて。薄くつけても気になる部分をきちんとカバーできる色や質感を選ぶと、厚塗りにならずにすみます。(土井)
Q4:クマの隠し方のコツを知りたい!
クマのカバーは、質感選びも大切ですが、もっと重要なのが、今のクマの色状態にフィットするカラーが選べているかどうか。色がぴったり合っていないと、影に見えたり、浮いて見えたり、濃く見えたりしてしまいます。
状態にもよりますが、明るい色よりは少しだけトーンを落とす方が自然にカバーでき、仕上がりもきれい。下記のクマのタイプ別のおすすめカラーも参考にしてくださいね。
■茶クマ
→イエロー系のカラーか、ベージュ系のカラーが馴染みやすい。
■青クマ
→オレンジ系のカラーがおすすめ。クマの部分にオレンジ系を塗り、素肌との境目に一段明るい黄色系を重ねると、より自然な印象に。
■黒クマ
→ベージュ系やオークル系のカラーがおすすめ。
【おすすめアイテム】
「06 / パレットタイプの特徴とおすすめアイテム」でもご紹介した、〈コスメデコルテ〉の「トーンパーフェクティング パレット」。4色がセットされているので、クマのカバーに活躍します!(土井)
Q5:シミの隠し方のコツを知りたい!
スティックタイプやクリームタイプなど、カバー力の高いコンシーラーを使用すると、しっかり隠すことができます。そのとき、他の部分から浮いた印象にならないよう、しっかり馴染ませることが大切。「Q2」のツールづかいを参考に、シミ部分にコンシーラーを塗布した後、まわりの部分ときちんと馴染ませてくださいね。
色選びは、シミの濃さにもよりますが、普段使用しているファンデーションより1~2トーンほど暗めを選ぶと、ナチュラルな印象に仕上がります。
【おすすめアイテム】
「07 / クリームタイプの特徴とおすすめアイテム」でもご紹介した、〈M・A・C〉の「スタジオ フィニッシュ コンシーラー」。ピンポイントのカバーにおすすめです。(釣川)
Q6:ニキビ跡の隠し方のコツを知りたい!
ニキビ跡の色や状態により、カラーを使い分けましょう。
ほんのり赤いニキビ跡には、ベージュ系やグリーン系のカラーがおすすめ。グリーンは赤みを補正してくれるため、薄く塗布すると、自然にカバーできます。
茶色っぽくなったニキビ跡には、肌の色よりも1~2トーンほど暗めのカラーを選んで。白浮きすることなく、ニキビ跡をぼかして目立ちにくくしてくれます。
ニキビ跡は、コンシーラーのつけすぎにも注意。カバーしたいニキビ跡にピンポイントでのせて、やさしくスーッとのばし、境目をぼかすステップをお忘れなく!
【おすすめアイテム】
「08 / パウダータイプの特徴とおすすめアイテム」でもご紹介した、〈ポーラ〉の「ディエム クルール カラーブレンドパウダーコンシーラー」。赤みが気になる部分に、グリーンをうまく活用して。(黒田)
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EDITOR
DEPACO編集部
エディター YAMACO
入社後1年半、コスメのセレクトショップ「アミューズ ボーテ」で接客担当として勤務。「毎日イメチェン」をモットーに、メイクもヘアも気の赴くままにコロコロ変えるのが好き。特にビビッドカラーのコスメにときめく。趣味は音楽を聴くこと、太陽の光を浴びること。
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