まずはベースメイク部門。私がおすすめしたいのは、保湿力が高く、特に乾燥が気になる季節に使いたくなる〈エトヴォス〉の化粧下地です。

美容賢者たちがこぞって称賛する人気の「ミネラルインナートリートメントベース」は、こっくりとした美容液のような使い心地で、肌にのせるとしっとりとした潤い感を長時間キープしてくれます。乾燥で気になる目元の小じわを目立たなくする(※)ところも気に入っています。

※効能評価試験済み

このアイテムで特に気に入っているのが絶妙なカラー！今回選んだ「ラベンダーベージュ」は、2021年に〈エトヴォス〉のクリスマスコフレで限定色として発売されたもので、2022年9月に定番化して再登場したカラーです。人気カラーだったので定番化を喜んだ方も多いのでは！

このカラーの良いところは2つ。1つ目は、くすみをカバーするために使用するラベンダーカラー。そして2つ目は、赤みや肌トーンを均一に見せてくれるベージュ。この下地1本で、2色による補正効果が期待できるんです！ベージュが効いているので、イエベの私の肌でもラベンダーカラーで肌が白くなりすぎず、ふわっと優しく透明感を引き出してくれます。

ほんのりピンクみも感じる肌色になるので、ブルベ向きなカラーを使ってメイクを楽しみたいときに手を伸ばすことが多いアイテムでもあります。石鹸でオフできるので、オフの日や在宅ワークの日に最適です。

続いて、アイメイク部門。今回はこちらの「オンブル ジェ」をピックアップ！

7月に新しく発売された「オンブル ジェ」。そのビジュアルに魅了されて、先行発売と同時に店頭に足を運びました。実は〈ゲラン〉のアイシャドウを試すのは今回が初めてでしたが、圧倒的な粉質の良さと美しい発色、使用感の良さにとりこになり、複数色購入して帰りました！

特にこちらの「ロイヤル ジャングル」が私のイチ推し！ブルーやピンクのカラフルさで目を引くカラーが多いなか、日常使いしやすい王道ブラウン系統のパレットです。

パッと見た雰囲気は深みのあるカラーがシックな印象でしたが、全てのカラーに繊細な多色パールが入っているので、きらびやかさが加わったニュアンスのあるブラウンが楽しめます。

こちらは全4色使用したアイメイクです。海外コスメらしい発色の良さも魅力的。優しい発色も濃いめの発色も、付け方次第で好みの濃淡に簡単に調整できます。

それぞれ主張があるカラーですが、パール効果で色同士の馴染みが良いので、統一感のあるなめらかなグラデーションを作ることができます。また、色を複数重ねることで自然に奥行きも演出できます。ピタッと吸い付くような粉質が作る密着するツヤ感も特徴的です！

こちらは左上カラーのみの単色で仕上げたアイメイク。発色がしっかりしているので、単色でグラデーションを作ることも簡単にできます。パールが入っていることで単色でも華やかさがあり、立体感のある美しい目元に仕上がるので、時間がない時にもおすすめです。

アイメイク部門からは、もうひとつ。旬なピンクメイクに合わせたいカラーライナーをピックアップ。紀州備長炭の炭インクを使用しているカラーライナーは、光沢感を抑えた柔らかなマット調の質感です。

肌に溶け込むように発色するのでアイラインが悪目立ちせず、メイクにも自然と馴染みます。

今回選んだ「ピンクグレージュ」はグレージュをベースにピンクのニュアンスが加わった絶妙カラー。旬のピンクやモーヴ系のメイクをする時に、可愛らしい雰囲気を損なわずに目元を引き締めるカラーライナーがないものか…と探していた時に出合いました。

ブラックとは違うカラー感は感じるのに、目立ちすぎないところがポイント！ピンク系と相性の良いグレージュをベースに、ほんのりとピンクに寄せることでコントラストがつき過ぎず、目元を柔らかく引き締めてくれます。

今年の秋冬はピンクやモーヴ系のアイシャドウをよく見かけるので、こちらを1本持っておくと重宝しますよ！

今回は、2022年下半期に出合った私のイチ推しアイテムを部門別にご紹介しました。ベースメイク部門もアイメイク部門も、ニュアンスのある絶妙なカラーが秀逸！単調ではないプラスαを感じるアイテムばかりです。日常に取り込みやすい「ちょうどいい！」を感じるニュアンスカラー、ぜひお試しください！