〈クロエ〉の香水は人気ブランドのフレグランスとしてメディア等で紹介されることも多く、興味を持ったことがある方も多いのではないでしょうか？ボトルデザインも思わず手に取りたくなるほど素敵なのですが、真骨頂はやはり"香り"。フェミニンかつ親しみやすい香りなので、年代やシーンを問わず日々のおしゃれに取り入れやすいと評判です。
まずは〈クロエ〉の香水の歴史や香りの特徴・魅力について解説していきましょう。

〈クロエ〉は1952年にフランス・パリで生まれたファッションブランドで、ラグジュアリー・プレタポルテ(高級既製服)を最初に提唱したメゾンとしても知られています。〈クロエ〉が初めて香水を世に送り出したのは1975年のこと。2008年に発売された「クロエ オードパルファム」は、クラシック&ヴィンテージとモダン&コンテンポラリーを両立させたローズ・フレグランスで大ヒット。日本でも爆発的な売れ行きを記録したのです。以降、「愛される香り」の代名詞のような存在になり、発売から10年以上が経った今でもたくさんの女性に愛され続けています。

〈クロエ〉の香水は、ラインアップが豊富なところも魅力。フローラル系・フルーティー系・ウッド系などの香調を、基本のローズにプラスした、さまざまなフレグランスが展開されています。
同じローズ系のフレグランスでも、「ローズの甘い香りをたっぷり感じたい」「ハーブのように爽やかな香り方が好き」「華やかさの中にも落ち着いた印象が欲しい」など、好みは人それぞれ。〈クロエ〉の香水なら、豊富なラインアップの中からきっとお気に入りの香りが見つかるでしょう。
種類によって香調や香り方は異なりますが、どのフレグランスもエレガントでフェミニンな印象です。清潔感があって親しみやすいので、今まで使ったことのない香調にチャレンジしてみるのも良さそうですね♪

〈クロエ〉の香水はローズをベースにしたものが多いのですが、そこにフローラル系、フルーティー系、ウッド系などの香調がプラスされています。フローラル系は花の香りが甘くエレガントに広がり、華やかな印象に。ジューシーで爽やかなフルーティー系はアクティブなイメージを、ウッド系なら華やかさがありつつも落ち着いたイメージを演出してくれます。香りの好みで選ぶのはもちろん、なりたいイメージやシーンに合わせて選んでみるのもいいですね♪

〈クロエ〉の香水は濃度が高い順に「オードパルファム」「オードトワレ」に分類されます。濃度が高いものほど少量で長く香りを楽しむことができ、香りの持続時間も長くなります。もちろんつける量やつけ方によっても変わってきますが、オフィスで、デートで、パーティーで、とシーンや用途に合った香りの強さ・持続時間で選ぶのもひとつの方法です。

ここからは、編集部がおすすめする〈クロエ〉の香水12選をご紹介していきます。〈クロエ〉の香水は、高級感と可愛らしさを兼ね備えたボトルデザインも魅力的なので、各アイテムのパッケージにも注目してみてください♪

2008年に発売され、〈クロエ〉の香水の新しい歴史を作ったともいえるアイコン的フレグランス。斬新なローズの香りで世界中の女性を魅了し、今もなお愛され続けています。
女性をエレガントかつフェミニンに印象づけるクラシック・ローズに、フリージアやマグノリアをプラスしたロマンティックな香りは、日本でも「愛される香り」として一躍有名に。誰もが一度は使ってみたいと憧れる香水なので、プレゼントに贈っても喜ばれそうですね。

ローズカラーのリボンが目を惹く「ローズ ド クロエ オードトワレ」。ローズベースが多い〈クロエ〉の香水の中でも、特に摘みたてのフレッシュなローズブーケの香りにこだわったフレグランスです。"ローズ"の名を冠する香水にふさわしく、つけた瞬間にダマスクローズの優雅でみずみずしい香りが広がります。
ローズの存在感がありながらも、ベルガモットやマグノリアととけ合うことでモダンな印象に。やがて肌の上でホワイトムスクやアンバーの香りが漂います。ふんわりとやさしく香るので、やわらかく女性らしいイメージを演出してくれますよ。

イメージは、キラキラと輝きを放ちながら人生を切り拓く女性。はじけるような明るいローズを、様々なニュアンスを含んだマグノリアの香りが引き立てます。ジャスミンとオークモスもブレンドされているので、よりフレッシュで快活なイメージに。
シンプルで爽やかなフローラルノートなので、毎日の香りとしてはもちろん、仕事やプライベートで気持ちをリフレッシュしたいときの香りとしてもおすすめです。

明るく爽やかなローズをベースに、フルーツからインスパイアされたツイストをプラス。いきいきと晴れやかな柑橘系のタンジェリンとグリーンのニュアンスを感じるブラックカラントが香り立ちます。モダンなイメージですが、フルーティーフレグランス特有のフレッシュな印象を兼ね備えているのも魅力です。
この香水が表現しているのは、自由で積極的な女性らしさ。ひとつの形にとどまることなく軽やかに生きる女性たちを応援してくれそうなフレグランスです。

100%自然由来の香料とアルコール、水だけを使って作られたヴィーガン・フレグランス。ボトルにもリサイクル素材が使われていて、環境への配慮が感じられます。
香調は、ベルガモットの甘く爽やかな香りから始まり、ネロリやオーガニックローズの洗練された香りが続きます。コレクションを象徴するローズの花の魅力をこれまで以上に引き出した、タイムレスでエレガントな香りです。

ひらりと舞うリボンも印象的な「ラブストーリー」シリーズのフレグランス。朝の光にきらめく空気と朝露の香りに溶け合うように、オレンジブロッサムの香りが爽やかに広がります。スモモの花が放つグリーンノートがフローラルノートによって引き立てられ、ロマンティックでありながらすっきりとしたみずみずしさも感じられる香りです。

「クロエ ラブストーリー オードトワレ」と同じくオレンジブロッサムを基調に、爽やかなネロリや至福の花であるマダガスカルジャスミンのフェミニンな香りをプラス。フレッシュと官能が絶妙に織り交ざった、よりセンシュアルなフレグランスに仕上げられています。夜からのお出かけやデートにまとえば、女性らしさをアピールできそう。

甘い恋を予感させる、ロマンティックな香りのフレグランス。「ラブストーリー」シリーズの特徴である官能的なオレンジブロッサムを、バニラのようなぬくもりのあるヘリオトロープとサンダルウッドが引き立てます。深みのあるセンシュアルな香りで、大人の女性を魅惑的な甘い恋へと誘ってくれるかも。

「クロエ ノマド」シリーズのコンセプトは"自由な精神"。ボトルは〈クロエ〉の香水の中ではシックな印象ですが、スエード調のリボンを添えた遊び心のあるデザインです。
「クロエ ノマド オードトワレ」は、ぱっと明るいイメージが広がるような香りが特徴。フリージアとスパークリングライチを組み合わせ、エレガントさを兼ね備えた自由を愛する女性を体現しています。オークモスが上品でしっとりとした雰囲気もプラス。まとっているだけで明るく幸せな気分になれそうなフレグランスです。

「クロエ ノマド」シリーズのオードパルファム。フレッシュでクリーンなフローラルシプレーの香調で、明るいフリージア、やわらかくうっとりするようなミラベル、濃厚なオークモスが絶妙に調和しています。みずみずしさの中に落ち着きもあるので、アクティブな大人の女性にぴったりのフレグランスです。

「クロエ ノマド オードパルファム」をさらに濃密に仕上げたフレグランス。シリーズの象徴的な香りであるオークモスはそのままに、メンズフレグランスのテイストを大胆に取り入れた、ウッディなシプレノートです。洗練されたオークモスの香り、甘いミラベルのみずみずしさ、まろやかでフルーティーなダバナがとけ合った甘美な香りは、まるで幻想的な旅先を思わせるような仕上がりです。

調香師キャロリーヌ・デュミュール氏が手がけた話題のヴィ―ガン・フレグランス。人工香料や着色料を使わず、100%自然由来の香料、自然由来のアルコール、水だけを使用して作られています。
香調は、爽やかなベルガモットエッセンスとエジプト産ジャスミンアブソリュートの官能的な香りがとけ合うフローラル グルマン。"ノマド"の名の通り、新しい旅に果敢に立ち向かう人々に、自由な精神と自信を与えてくれそうな香りです。

大人の女性に似合う素敵な香りのラインアップで、人々を魅了してやまない〈クロエ〉の香水。フェミニンでエレガント、そして官能的。〈クロエ〉の香りに包まれると、いつもより洗練された自分に出会えそうですよね。
たくさんの種類があるので、日々のファッションやシーンに合わせて使い分けるのもおすすめ。まだ香りの好みがわからない場合は、それぞれの香水のコンセプトやイメージから選んでみるのも素敵です。お気に入りの香りを見つけて、あなたと〈クロエ〉の物語を紡ぎましょう！

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