ピュアで可愛らしい印象を作りたい時に使える一品、練りタイプのチークです。欲しい部分に直接塗布できるので、チークメイクが苦手な方にもおすすめ。

今回選んだカラーは、優しいピンクベースにさりげないシルバーのラメ入り。透明感のあるピンクカラーはチークとしてはもちろん、名前のとおりハイライトとしても使うことができます。

指で適量をとったら、頬骨の高い部分を中心に小さく楕円状にぼかしていきます。チークを入れる場所をやや高めにすることで、マスク着用でも色味を楽しめるメイクに。

また、練りタイプらしいみずみずしさを生かして、ハイライトとしても使用可能。じゅわんとにじむ透明感のあるピンクにシルバーラメのキラキラ効果で、ピュアで可愛らしい印象に仕上げられます！

続いては、カジュアルに使いやすいヘルシーな印象を作るチーク。大きめのブラシに含ませやすい、ふわっとしたパウダーを選びました。

選んだカラーは、「06 チャイ」。シアーな発色のベージュピンクは、〈ローラ メルシエ〉のチークでも不動の人気を誇るカラーのひとつです。マットな質感が、血色感のあるヘルシーさに加えてヌーディーで大人っぽい雰囲気も演出してくれます。

頬骨の下あたりから顔の中心に向けて三角形を意識してチークを入れます。外側から内側に向かってブラシを運ぶと自然なグラデーションが作られ、シュッと引き締まった印象に。さりげない陰影と共に血色感を与えてくれるヘルシーな色みのチークは、アイメイクやリップのカラーを選ばず使いやすいので、ひとつは持っておきたいアイテムです。

続いては、上品な大人の品格を感じさせるチーク。ハイライトカラーとチークカラーがひとつになったパレットを選びました。

優しげな光沢感のある明るいピンクのハイライトと、肌に溶け込むようなベージュカラーの2色がセット。両カラーともまろやかな発色で頬を上品に色づけてくれます。

目周りのCゾーンから広げるように頬全体にピンクのハイライトを重ねたら、頬骨にそってベージュカラーを。さりげない発色とツヤ感がナチュラルに骨格を引き出し、大人っぽい上品さを漂わせた立体感のある頬に仕上げてくれます。(※)さらに、ピンクニュアンスのツヤは、柔らかい女性的な雰囲気も。

※メイクアップ効果によるもの。

最後は、透明感が欲しい時に使いたいニュアンスチーク。ご紹介するのは、チークとしては異例なカラーで話題になった〈スック〉の「メルティング パウダー ブラッシュ」です。

グレイッシュなパープル系カラーの「01 瑞泡」。透明感を加えたい時に使えるニュアンス系カラーです。ベースメイク下地として使うようなカラーが、ニュアンスチークとして発売されたのは衝撃的でした。

目の下の三角ゾーンを中心に、頬全体にふんわりと重ねました。みずみずしい透明感が出て、顔の印象も一気に華やかに。粉感を抑えたパウダーは肌なじみが良く、自然に肌色を明るく見せてくれるので、時間経過とともにくすみがちな目周りのメイク直しとしても使えます。

同じメイクでチークのみ変えたものを並べてみました。チークのカラーと塗る箇所を変えるだけで、メイクの印象が少しづつ違って見えてきますよね。

なりたい雰囲気にさりげなく、でも大胆にぐっと引き寄せてくれるので、仕上げたいイメージがある方は、チークからメイクアイテムを組み立てる方法もおすすめです。チークに注目してメイクするのも面白いので、ぜひ挑戦してみてください♪