肌や髪、瞳の色が、黄みがかった色とよくなじみ、美しさを引き出されるタイプ。温かみがあって、親しみやすい雰囲気を持つことも、このタイプの特徴の一つなんやで。誰に対しても明るく対応してくれるような社交的でソフトな印象の方が多いと、ファッションタイプ診断をしていて感じます。

イエベタイプの中でも、しっかりとした黄みを感じるマット質感の肌や、ダークブラウン～ブラックの瞳・髪で、シックで落ち着いた雰囲気の持ち主が【イエベ秋】タイプ。白目は黄みがかって黒目とのコントラストがやわらか、唇にはややくすんだ血色感があって、大人っぽい印象を醸し出しています。
【イエベ秋】タイプの魅力をさらに高めるのが、黄みが入って温かみを感じる深い色や、落ち着きのある濃い色。コスメやファッションでこうしたカラーを身につけると、肌のきめ細かさが引き立てられ、表情にメリハリも生まれて立体的な顔立ちに。雰囲気もぐんと華やかでゴージャスになりまっせ～♪

ここからは、DEPACO編集部から届いたパーソナルカラーに対する質問について、ワタクシ能田がQ&A方式でお答えしていきます♪

A．私の実感では35%程度。3人に1人くらい、という印象です。

【イエベ春】と【イエベ秋】、同じイエベタイプといっても【イエベ秋】タイプのほうがより多い、と感じています。【イエベ秋】タイプもいろいろな方がいて、肌色一つとっても、暗めのトーンはもちろん、明るめのトーンの方もいらっしゃる。そのため、イエベタイプで肌色タイプが明るめといっても【イエベ春】とも限らず、パーソナルカラー診断をしてみた結果【イエベ秋】タイプ、となる方も結構いらっしゃるんやで～。

A．得意なのは黄みがしっかり入った深みのある色やダークカラーで、苦手なのは青みのある色や淡い色。そのため、パステルカラーを身につけると浮いてしまう、というお悩みをよくお聞きします。

黄みを帯びてこっくりと温かみを感じられる色や、シックな雰囲気のある落ち着いた色がよく似合う【イエベ秋】さん。陶器のようにきめ細かな肌の美しさが際立ち、髪がつややかに見えて目ヂカラもアップします。工夫が必要なのは、青みのある色や明るい色、淡い色。肌がくすんで見えたり、顔の輪郭がぼやけてのっぺりした印象になってしまったりすることも。
よく聞くお悩みは、パステルカラーのファッションアイテムやカラーコスメを身につけるとその部分だけ浮いてしまう、というもの。軽やかな色みがなじみにくい【イエベ秋】タイプならではのお悩みやなあ。

A．ブラウン系・ベージュ系ばかりでカラフルな色に慣れていない場合は、ワンアイテム&ワンポイントで取り入れることから始めて。

【イエベ秋】さんのクローゼットやメイクボックスは、"しっくりくるから"とブラウン系やベージュ系のアイテムがどうしても多くなりがち。確かに似合うけれど、シックすぎて今一つ気分が高まらない、というときは、ファッションならインナーやバッグなどの小物、メイクならアイシャドウのポイントなどにダークピンクやオレンジ、モスグリーンなどを取り入れるのがおすすめです。ゴールドのアクセサリーもGOOD。パッと華やかになるで！シック系のカラーに慣れていて、カラフルな色を身につけるのに勇気がいる、という方も、ワンアイテム&ワンポイントから取り入れていって洒落感をアップしてな♪

A．"暗めのトーン"とまでは行かないけれど、ちょっと暗めかな？と感じる方が多いかも。

肌色が明るめの方も暗めの方もいらっしゃる【イエベ秋】タイプ。中でも多いのは、肌色がちょっと暗めかな？という感じの方。こういった方が【イエベ秋】タイプの半分くらいを占めているのが実感です。
セカンドシーズン(以下参照)が【ブルベ夏】タイプは肌トーンが暗め、【イエベ春】と【ブルベ冬】タイプの方は明るめの方が多いという印象やな。

A．2番目にその方にフィットするタイプのことです。

DEPACOの記事では通常【イエベ春】【ブルベ夏】【イエベ秋】【ブルベ冬】と4タイプに分類してご紹介していますが、「ファッションタイプ診断」ではもう少し細かく、13タイプでお客様の分類を行っています。
このとき登場するのが「セカンドシーズン」という考え方。まず、【春】【夏】【秋】【冬】のどれに該当するのかを診断した後(このとき選ばれたものがファーストシーズン)、2番目に似合うもの(セカンドシーズン)はどれかを見極め、2つを組み合わせてその方のタイプを診断。セカンドシーズンまで診断することで、その方に似合う色・似合わない色をより詳細に選ぶことができる、というメリットがあるんや。
【イエベ秋】タイプの場合、セカンドシーズンで多いのは【ブルベ夏】。このタイプは黄みがかって混じりけの感じられるソフトな色合いがよく似合うで～。

A．ファーストシーズンについては当たっていることが多いです。

「ファッションタイプ診断」を利用されるのはパーソナルカラーに興味をお持ちの方が多く、ほとんどがご自身のタイプを予想したうえで来店されます。では、その自己診断は当たっているのか…！？
"ファーストシーズンについては7割方当たっている"というのが私の印象です。セカンドシーズンまで当たっているケースはそれほどないかな…。
外れている方で多いのが、先にお話ししたように"肌に黄みがあるからイエベ、その中でも多分【イエベ秋】タイプ"と自己診断された方が【ブルベ夏】タイプと診断されるケース。この2つはくすみ感のある色みが似合う、という共通点がある一方で、ローズ系が難しい(イエベ秋)・オレンジ系が難しい(ブルベ夏)などの違いもあります。似合う色みをしっかり把握したいならプロの診断を受けてみることをおすすめするで～。

A．はい、遺伝すると考えられます。

これまで診断してきた経験からすると、"遺伝する"というのが私の実感です。お母様とお父様、3人のお子様のパーソナルカラー診断をした経験があるのですが、お子様はお母様と同じタイプかお父様と同じタイプ、見事に2つに分かれました。また、一卵性双生児のお客様の診断を行ったときは、2人とも同じタイプでした。
ごきょうだいの間でもお母様タイプとお父様タイプに分かれますから、一卵性双生児以外の方は、"お姉さんが【イエベ秋】タイプだから自分も同じ"とは限りません。ご自分のタイプを客観的に知りたい場合は、やはり「パーソナルカラー診断」を受けるのが早道かもしれへんで！

アイシャドウはベージュ系やブラウン系をベースに、オレンジ系やモスグリーン、オリーブグリーンをポイント使いして。ゴールドのラメが配合されたものもよく似合うから、ゴージャスな雰囲気になるで。チークはアプリコットやサーモンピンクのカラーでナチュラルな血色感をプラス。リップカラーはトマトレッドやブラウンレッドを。モードな口元に仕上げたいときは、オレンジ系やテラコッタもおすすめ。マットな質感のものにも挑戦してみてや♪
【イエベ秋】タイプに合うコスメやメイクに関心のある方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてな！

自分のパーソナルカラーのタイプを知りたい、パーソナルカラーについていろいろ聞いてみたい、という方は、大丸・松坂屋 各店の「ファッションナビ プレミアム」へ。カラーアナリストなど専門知識を持ったスタッフが診断を行い、あなたの魅力を引き出すための知識とテクニックを伝授します。さまざまなご質問にもお答えしますよ♪

パーソナルカラーのよくある疑問【イエベ秋編】、どないでした？
次回は【ブルベ冬】タイプについて、解説しまっせ～。奥深いパーソナルカラーの世界に触れて、どんどんキレイになってや♪

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