まずは昨年からトレンドカラーとして人気のくすみピンク。白っぽさのあるくすみピンクやグレイッシュなくすみピンクなど色々ありますが、今回はやや青みがかった上品なくすみピンク。使うのが難しい！と感じる方が多いようなので、合わせ方など解説しながらご紹介します！
まずはイチオシのピンクリップから。

こちらはふわっと軽いつけ心地のリキッドルージュ。まるでホイップクリームのような軽さとなめらかさ！つけているのを忘れてしまうような付け心地がポイントです。
発色もいいのですが、ベタっと色が乗りにくく、控えめに存在感をアップさせることができます。青みピンクのリップを普段使わない方も取り入れやすいはず。

色はほんのりベージュを感じる青みピンク。彩度が低いので、青みピンクでも甘くならず上品に仕上がります。唇になじませるとまろやかなツヤが。ムラになりにくく、唇に広げやすいのも嬉しいポイントです！

このルージュに合わせて、大人上品なメイクを仕上げました。使用アイテムはこちらです！

アイシャドウ：〈アンプリチュード〉Amplitude コンスピキュアス アイズ(13) 税込7,700円
チーク：〈コスメデコルテ〉パウダー ブラッシュ(301) 税込5,500円

アイシャドウの青みピンクがポイント！チークは肌なじみのいいベージュピンクで落ち着きをプラスしています。全体をピンクで統一すると、くどい感じになるのでは？と思うかもしれませんが、他の色とのバランスや、色を「引き算」することでバランスの取れた青みピンクのワントーンメイクが完成します。

アイシャドウのポイントは、「下まぶたにカラーを」。上まぶたは透け感のあるパールが入ったピンクをアイホール全体になじませ、明るさと血色感を出しています。引き締める色はブラウン。上まぶたはシンプルなグラデーションで仕上げ、ブラウンもややまぶたが透けるぐらいナチュラルに仕上げます。

クリーム状になった鮮やかなプラムピンクは、下まぶたにアイラインのように細く濃く、際に入れて控えめに存在感を出します。下まぶたに細く入れることで、「派手じゃないけどしっかり色を楽しんでるメイク」が完成します。

〈コスメデコルテ〉の「パウダー ブラッシュ」をチークに使いました。ピンクを感じる柔らかなベージュ。重ね付けすることでしっかりとした血色感を表現できます。アイシャドウもリップも華やかな発色なのでピンクベージュを挟んでバランスを。

チークは大きくて柔らかなブラシを使い、内側からにじみ出るような自然な血色感を演出しましょう。頬の中心に丸く入れると可愛らしい仕上がりになるので、フェイスラインを意識して外側が濃くなるようになじませるのがポイントです！

このように色のバランスを整えると、誰でも青みピンクメイクを普段のメイクに取り入れやすくなりますよ。

次はどんな方も挑戦しやすいベージュメイク。ただ、少し間違えると「垢抜け」ではなくただの「薄いメイク」になってしまうので注意が必要です。

こちらも色や質感のバランスが大事になってきます。旬のベージュメイクを楽しみたいならこちらのリップがおすすめ！

こちらも新しい質感のリップティント。手に取るとグロスのようにみずみずしいですが、唇になじませるとマット質感に。「エアーマット ウルトラリップティント」はすべて透け感のある発色で、見た目濃いかな？と思っても、実は肌なじみがよく使いやすい！というカラーばかり。トレンドの質感と透け感のある発色。まさにこの春夏にぴったりなリップティント！全色集めたくなってしまいます。

見た目は濃いブラウンですが、手に出すとベージュ感が強くモードな印象です。やや深みを感じる色ですが、エアリーな質感で暗い印象になりにくくデイリー使いもできます。ティントタイプなので、マスクを付けていても使いやすいのがポイント。

このブラウンベージュのリップティントを使って旬の垢抜けメイクを仕上げました！使用アイテムはこちらです。

アイシャドウ：〈コスメデコルテ〉コントゥアリング アイシャドウ(013) 税込6,050円
チーク：〈セルヴォーク〉カムフィー ブラッシュ(03) 税込3,850円

アイシャドウは、左下のベージュカラーで「囲み目メイク」にしています。肌の色よりワントーン深い穏やかなベージュカラーなので、上まぶたから下まぶたまでぐるっと囲んでも派手になりにくいのがポイント。目の際だけブラウンで引き締め、アクセントで左上のピンクのラメカラーを重ねて立体感と明るさをプラスしました。

大人っぽく仕上げるため、チークはこめかみあたりから小鼻に向かって、少し斜めに入れています。細くなじませることでスッキリとした印象に仕上げることができますよ。また、頬の高い位置にはハイライトをしっかり入れ、メリハリを出すことでただの薄いメイクにならずメリハリのあるベージュメイクが完成します！

全く雰囲気の違う2パターンのメイクですが、これからの季節にぴったりなメイクが完成しました。深みのある色でも透け感をプラスすることで、軽さのある仕上がりが叶います。
ぜひ試してみてくださいね！