【後編】「2.5次元」の世界と共に成長するトップランナー 俳優・荒牧慶彦さんにインタビュー
目次
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10公演中に気合いを入れるルーティンは?
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11セリフはどのように覚えていますか?
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12舞台メイクでこだわられていることは?
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13スキンケアで気をつけていることは?
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14舞台メイクで「デパコス」を取り入れることはありますか?
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15身につけるものでこだわっていることはありますか?
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16どんな料理が好きですか?
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17気分転換にしていることはありますか?
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18どんなタイプの人に惹かれますか?
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19荒牧さんにとってファンはどんな存在でしょうか?
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20今後どんなことにチャレンジしたいですか?
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21荒牧さんが考える「2.5次元ステージ」の魅力とは?
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22荒牧さんにとって「メイク」とはどんなものでしょうか?
10
公演中、気合いを入れるためにされているルーティンや過ごし方はありますか?
楽屋で音楽をかけながら、体をほぐすことが基本的なルーティンです。あと朝ごはんは必ず食べるようにしていて、飲み物は炭酸飲料をよく飲みますね。
ゲン担ぎもあまりしていなくて、普段と変わりないです。舞台に立つことが日常になっているので、公演中が“特別な期間”ではなくなっています。でも舞台に立つ衣装を着たり、メイクが完成したりした時はスイッチが入りますね。
11
立て続けに舞台にご出演される中、セリフはどのように覚えていますか?
セリフは移動中に読み込んで、立稽古をしながら頭に入れます。動きながらそのセリフの感情を掴んでいくと、自然と頭に入ってくるんです。最初の立稽古は手に台本を持ちながらやりますが、その段階でセリフを覚えてしまいますね。俳優さんごとに覚え方はいろいろあるようですが、セリフ覚えは早いほうだと思います。
12
舞台メイクはご自身でされますか?またメイクでこだわられていることはどんなことですか?
自分でする舞台もありますが、ヘアメイクさんにメイクしていただくことが多いです。プライベートでメイクをすることは全くないですね。とくにメイクでこだわりはありませんが、肌が弱いほうなので、メイク下地やファンデーションは肌に合ったものを使うようにしています。
これまでメイク道具にはあまりこだわりがなくて、その舞台のヘアメイクさんが用意してくれたものを使っていたんですが、〈エスプリーク〉のメイク下地を使うようになったら肌に透明感(※)が出て、ベースメイクがキレイに仕上がるんです。舞台は汗をかくので、メイクが崩れやすいのですが、下地を使っているとなめらかな仕上がりが持続するので、直す頻度が減ったぐらい。メイク下地一つでこんなに化粧もちが変わるんだと驚きました(笑)。
※メイクアップ効果によるもの。
●荒牧さん愛用アイテム
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〈エスプリーク〉トリプル ラスティング プライマー SPF45・PA++++(30g) 税込2,860円
※DEPACOおよび大丸・松坂屋各店ではお取り扱いがございません。あらかじめ、ご了承くださいませ。
13
スキンケアで気をつけていることはありますか?
肌トラブルで悩んでいた頃にふき取り化粧水を使ってみたら使用感が気に入ったので、それから、ふき取り化粧水は必ず使うようにしています。
14
舞台メイクで「デパコス」(デパートで販売されているコスメ)を取り入れることはありますか?
これまで「デパコス」の高級コスメをいろいろ試したこともありましたが、わりとシンプルなコスメの方が僕の肌には合っているみたいです(笑)。デパートのコスメコーナーは“女性の園”というイメージが強くて、僕にとってはちょっと近寄りがたい場所だと思っています。
15
身につけるものでこだわっていることはありますか?
俳優になる前はアクセサリーをつけたりしていましたが、今はプライベートで香水もアクセサリーもほとんどつけない、“素”の状態でいます。自分がキラキラするのは舞台上や撮影の時でいいと思っているので、プライベートはできるだけ何もまとわない状態でいます。
服もシーズン毎に好きなブランドで数着買うぐらいで、物欲がなくなりましたね。
16
どんな料理が好きですか?
鍋が好きで、季節に関係なく夏でも鍋を食べます。好きな具材や味付けにして、家でも“ひとり鍋”をよくしています。外食先でも鍋のメニューがあったら、必ず注文しちゃいます(笑)。
17
気分転換にしていることはありますか?
寝る前に1時間ぐらいゲームをやったり、YouTubeでお笑いとか犬や猫の癒し系、キャンプのチャンネルを観たりしています。キャンプに興味はあるんですが、大変そうなので、観て楽しんでいます(笑)。準備も片付けも全部誰かがしてくれるなら行きたいですね。
あと寝るのが好きなので、ベッドのマットレスや枕などの寝具にはこだわっています。オーダーメイドの枕を使っているんですが、ほんとに寝心地が違うんです。おかげで首が凝らなくなりました。
18
どんなタイプの人に惹かれますか?
僕が夢を追っている人間なので、夢に向かってひたむきに頑張っている人は男女問わず輝いていて、素敵だなと思います。人としての必要最低限のマナーを持っていることも大切ですよね。
19
荒牧さんにとってファンはどんな存在でしょうか?
僕のエネルギー源です。僕の活動を応援して喜んでくれる、とてもとても大切な存在ですし、俳優を続けていく活力ですね。ファンの方がいるからここまでこれたと思っています。
先日もチェキ会をして、3,000人ぐらいのファンの方、一人ひとりとチェキを撮りました。僕のファンは中学生からおばあちゃんぐらいの年代まで幅広くて、ファンの方と交流することが好きなんですよね。緊張で足がガクガクしている方もいれば、友達みたいに接してくれる方もいて、多種多様なファンの反応が楽しかったです。
20
今後どんなことにチャレンジしたいですか?
プロデュースをする機会が増えてきています。今の僕の立ち位置でプロデューサーとして関われることに意義があると思っているので、もっとチャレンジしていきたいですね。もちろん失敗することもあると思うんですが、周囲の方からは「失敗して当たり前」「失敗することで成長できる」と言っていただいているので、恐れずに頑張っていきます。
でも一番は応援してくださるみなさんに押しつけではなく、共に楽しめて、観てくださる方の人生が少しでも豊かになるようなものを作っていきたいです。
21
荒牧さんが考える「2.5次元ステージ」の魅力とは?
お客さまが観ている対象がアニメのキャラクターではなく、僕たち俳優であることで、リアルな熱量や感情を受け取ることができ、それが感動や高揚感、幸福感に繋がっていくんだと思います。そういう部分が「2.5次元ステージ」の魅力の一つだと思っています。
22
荒牧さんにとって「メイク」とはどんなものでしょうか?
俳優としてのスイッチを入れてくれるものです。僕は自分の顔をカッコいいとか、整っているとは思っていないんですが、そんな僕をキラキラと輝かせてくれる素敵な魔法だと思います。
前編では荒牧さんの役作りや2.5次元の世界に対する想いについて伺いました。
<荒牧慶彦さんプロフィール>
2012年ミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonで本格的に俳優デビュー。舞台『刀剣乱舞』(山姥切国広役)、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(朔間凛月役)をはじめとする、人気の2.5次元ステージに出演。映画、ドラマ、アニメやゲームの声優としても活躍の場を広げ、個人事務所を立ち上げ、社長を兼任。2022年にデビュー10周年を迎えた。
編集/㈱メディアム 成田 恵子、執筆/北村 文、撮影/鈴川 洋平、ヘアメイク/yh‘、スタイリスト/ヨシダミホ
EDITOR
DEPACO編集部
エディター 高梨
旅行誌の出版社で編集職を10年以上経験。出産を機にキャリアを見つめ直し、今後は大好きな美容の情報発信をしたいという想いでDEPACO編集部へ。美容はスキンケアやベースメイクでの“土台作り”が好き。趣味は旅と料理。
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- ※写真と実物では、色、素材感が多少異なる場合がございます。
- ※取り扱いの商品には数に限りがございます。
- ※入荷が遅延する場合や急遽販売が中止になる場合がございます。
舞台やテレビで活躍されている、今注目の美容男子にインタビュー。それぞれの、仕事や美容への向き合い方、美容ルーティンに迫ります。
今回のゲストは2022年に俳優デビュー10周年を迎えた、2.5次元界のトップランナーである荒牧慶彦さんです。「2.5次元」ステージの黎明期から活躍し、舞台『刀剣乱舞』の山姥切国広役など、人気作品に数多く出演し続けています。個人事務所を立ち上げ、社長も務められている荒牧さんの、2.5次元の世界に対する想いについてお話を伺いました。