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心地よい大人美容 VOL.02 ボディーケア編 ~スペシャリスト3名によるビューティーエッセイ~

心地よい大人美容 VOL.02 ボディーケア編 ~スペシャリスト3名によるビューティーエッセイ~

DEPACO編集部
編集長 望月
2023/07/30
年齢を重ねるにつれ、これまで通りのスキンケアやメイクに、違和感や物足りなさを感じたことはありませんか。DEPACO編集長の望月も今まさに“迷子状態”!そんな悩める同世代女子に参考にしていただくべく、ビューティー業界で活躍する3名のスペシャリストに「40代になって始めたこと・やめたこと」をテーマにエッセイを書いていただきます。2回目は「ボディーケア」についてお届けします。

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自分自身を慈しむボディーケアを。AYANAさん|ビューティーライター

自分自身を慈しむボディーケアを。AYANAさん|ビューティーライター
「歳を重ねるとダイエットが難しくなる」──その噂は本当だった。

若い頃だって、決してすぐ痩せられるわけではなかった。けれども、少なくとも体重の増減だけを気にしていればよかった気がする。今はそうはいかない。食事を制限しすぎると体力が落ちるし、急に痩せると疲れて見える。注意深く、長期戦で体調を管理していかねばならない。もはや、一夜漬けでテストを乗り切るようなノリでは生きられないのだ。

顔だって体だって、日に日に重力と歳月の影響を受けていく。だからといって、若い頃は良かったなぁなんて嘆いて終わりにしたくない。今の私だからこそ楽しめるものは何かないのかなと考え、浮かんだのが「自分を慈しむ“ボディーのスキンケア”」だった。痩せるためのケアや、綺麗になるための最短距離的ケアではなく、もっと自分自身をねぎらう気持ちで、余裕を持って自分の体に触れるスキンケアがしたいと思ったのだ。

そんなときにぴったりなのが、〈イトリン〉の「エレメンタリー フルボディゴマージュ」だ。アロエベラやコンニャクによるぷにぷにのスクラブジェリーで、ひじやひざ、かかと、そしてふわふわとハリのないお腹の肌をケアしていく。肌をなめらかにしながら引き締めてくれるのだが、使っている最中の幸福度があまりにも高い。メリッサをはじめとする精油の香りに気持ちがするするとほどけるし、スクラブを滑らせながら自分自身にお疲れ様と話しかけることができているようで、リラックスできる。この私で生きていこうという覚悟すら決まる。

肌を通して心も磨かれるような満足感で満たされるのは、植物をふんだんに使ったスクラブだからこそ。これぞ〈イトリン〉の真髄という気がする。こういった贅沢な経験は、おおらかな精神をも育んでくれる。ゆっくり行きつ戻りつしながら、私を整えていけばいい。人生は長期戦なのだから。


AYANAさんの愛用コスメ アロエベラ、コンニャク、ライチなどの植物性スクラブと、和素材である小豆やジャバラ果皮などから抽出したエキスで肌を磨き上げる贅沢ゴマージュ。ぷにぷにのジェリーテクスチャーは気持ちよさしかなく、何度使っても飽きることはありません。ざらつきを感じる場所のケアにぴったりで、文中でご紹介した箇所のほか、デコルテや肩のケアにもおすすめ。ちなみにフェイシャルのほうも超愛用中。

AYANA(あやな)|ビューティーライター
AYANA(あやな)|ビューティーライター

コラム、エッセイ、インタビュー、ブランドカタログなど広く執筆。化粧品メーカー企画開発職の経験を活かし、ブランディングや商品開発にも関わる。2021年、エッセイ集『「美しい」のものさし』(双葉社)を上梓。

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ボディーメンテナンスで、人生はより楽しく。大塚真里さん|エディター

ボディーメンテナンスで、人生はより楽しく。大塚真里さん|エディター
20~30代は、経験の浅さや思い込みの強さで、ひとりで勝手に大変になっていることが多かったです。私の場合、仕事も人生も面白がれるようになったのは40代から。なので、若返りや若見え願望は今のところ、ありません。刻まれた目元のシワやほうれい線も、生きるのがラクになった証と思うと愛しいものです。

ですが。40歳過ぎてすぐの頃に感じた、体力の衰えとボディーラインの変化は、見過ごせなかった。階段を3階まで上がるのに息切れしたり、あれっというところにつまめる肉がつき始めたりして、「このままいくと色々とまずいのでは……!?」と察知したのです。食事によるダイエットは過去に散々やってきましたが、元気に動けて服の似合う体を保つにはむしろしっかり食べて、運動で体を作っていくしかない、と、トレーニングジム通いをスタート。以来、運動や姿勢改善などのボディーメンテナンスを継続しています。

トレーニングで体が徐々に変わっていく楽しさ、できなかったメニューがラクにこなせるようになる達成感を味わいながら、一生もののすこやかな体を作ることができる。成長ホルモンで肌がきれいになる効果も見逃せません。「大人美容、何を始めたらいい?」と聞かれたら、真っ先に進めたいのが、実は運動です。

もちろん、コスメも重要です。40歳過ぎて運動を始めたのと同時に、ボディーの全身保湿ケアを始めました。恥ずかしながら、それまではボディーケアってたまの気まぐれに取り入れる程度でした。でも、最近は乾燥を感じる日も感じない日も、お風呂上がりの全身にたっぷりボディーミルクをつけるように。みずみずしさを全身すみずみまで行きわたらせていくのが、なんといっても気持ちいい。大人のボディーは乾燥させるとかゆくなったりするので、ボディーの保湿ケアはQOLの向上にもつながると思っています。

ボディーケアコスメ選びのポイントは、テクスチャーと香り。私の場合はベタつかずなじんですぐに服が着られるミルクタイプ、自然由来の軽やかな香りが好みですが、こっくりと包み込むようなリッチ系や無香料が好きな方もいると思います。自分が心地よいと思えるものを選ぶことが、継続使用のカギになります。


大塚さんの愛用コスメ 〈アスレティア〉のボディーミルクは、みずみずしく軽やかなテクスチャー。香りが3種あり、どれも天然植物精油調香の洒落た香り。セダーウッドやゼラニウムが穏やかに香り、落ち着いたムードで包まれる「02」を愛用しています。

大塚真里(おおつかまり)|エディター
大塚真里(おおつかまり)|エディター

『美的』『Oggi』『CREA』などの美容ページを編集・執筆するほか、コスメブランドのブランディングやコピーライティング、商品企画を手掛ける。著書は『キッチンには3本のオイルがあればいい』、『肌がキレイになる石けんオフメイク』(文藝春秋)など。

03
パーツごとの適切なケアを楽しむ。須山佳子さん|コンサルタント

パーツごとの適切なケアを楽しむ。須山佳子さん|コンサルタント
フランスは日本に比べて一年中空気が乾燥しているため、クリームなどをこまめに塗らなければ肌がかさかさになってしまうことがあります。また夏は日差しが強く、油断するとすぐに乾燥してしまうため適切なケアが必要なのです。

まず朝はシルク系のボディーローションを全身に塗り、肌をベールで包みます。シルクは美肌効果があると言われ、抗酸化作用が高く、また紫外線からも肌を守ってくれるとされているのですよ。日中は乾燥ぎみの箇所にミストをさっと吹きかけ、水分を補給します。年齢が一番出やすい手には、べたつきにくく保湿力の高いハンドクリームを塗り、また手を洗うごとにハンドローションを少し付けるようにしています。

仕事を終えて寝る前のお風呂タイムはボディーケアの中でも一番の楽しい時間ですよね。私はエプソムソルトを浴槽に入れ、気分によってバスソルトを加えて香りを楽しみます。明かりを消してキャンドルを焚くと、体だけでなく心も癒やしてくれます。

ゆっくりお風呂を堪能した後は、顔に化粧水を塗る前にデリケートゾーンにまずローション又はオイルを塗り乾燥を防ぎます。この作業は40代になってから始めた新しいルーティーンですが、今は必要不可欠だと思っています。次に体が少し濡れた状態のままボディーオイルを付けるようにしています。そうすることでオイルと水分が乳化し、少しのオイルの量でも全身になじませやすくなります。最近は頭皮に頭皮用セラムを付けてマッサージをしてから髪を乾かすことも心がけています。

40代は体の様々なパーツごとのケアが必要になってきますが、テクスチャーや香りなどの変化を付けながら、ボディーケアを思いっきり楽しみたいですね!


須山さんの愛用コスメ 熊本県山鹿市の山上の、天空オーガニック桑園で栽培された栄養満点の桑を飼料とする蚕の繭からできた、上質なシルクを使用する〈ココン・ラボ〉。加水分解シルクに加えて4種の天然オイルを配合し、保湿力の高い「ハンドアンドボディローション」は家でも職場でも常に使っているお気に入りのプロダクトです。シトラス系の爽やかな香りに包まれます。

フランス発のホリスティックブランド〈シゲタ〉はアロマの力で様々な気分を演出してくれるため愛用しています。特にエッセンシャルオイルをブレンドした「インナーピース バスソルト」は凛とした香り、甘く優しい香り、爽やかな香りなど3種の香りが楽しめ、100%自然由来のアラビア半島の死海で採取された高純度のデッドシーソルトで肌をしっとりと柔らかにしてくれます。自分用にも、そして友人のギフト用にも、喜ばれること間違いないでしょう!
須山佳子(すやまけいこ)|コンサルタント
須山佳子(すやまけいこ)|コンサルタント

2001年よりパリ在住。日本の美容とライフスタイルをコンセプトにしたEストア「Bijo; Paris」(www.bijo.paris ※外部サイトです)を始め、デパートLe Bon Marche内にJ-Beautyコーナー「Bijo;」、パリ6区にコンセプトア「Bien;/Bijo; Labo」を運営。また定期的に欧州の美容トレンドを日本へ紹介している。


私がこれまで最も怠ってきたもの、それがボディーケア。ボディーケアとはすなわち「自分を慈しむ」ことと心得よ!ということですね。まずは心と時間の余裕を作るところから始めます(笑)

EDITOR

DEPACO編集部

編集長 望月

同世代、しかもビューティー業界を知り尽くしたお三方が語る「大人の美容法」。「そうそう」「へ~」「そんなやり方もあるんだー」などなど、井戸端会議に参加しているような感覚で読んでもらえたら嬉しいです。
肌悩み
  • 黄ぐすみ/たるみ毛穴
好きなメイク
  • アイシャドウと眉色をリンクさせた統一感あるアイメイク
コスメの悩み
  • 新しいメイクに挑戦しづらい

新聞記者やビューティ業界紙の編集記者を経て、大丸・松坂屋に入社。化粧品各社の戦略やビジネスなど、ビューティ業界を見つめて早10数年。年齢に伴う肌悩みに向き合いつつ、無理をしない「ながら美容」を追求する編集部最年長。愛犬の散歩で1日平均1万歩の健脚が自慢。

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