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【バニラの香水】7種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

【バニラの香水】7種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

DEPACO編集部
エディター YAMACO
2023/10/03
まとう香りによって気分や印象を変えられるのが、香水の魅力。同じ香調でも、同じ香料を使っていても、手がけるブランドやつける人によって雰囲気ががらりと異なるところにも、探究心をくすぐられる!この企画では、毎回ひとつの香りのキーワードに注目して、その香りの特徴をもつ香水をレビューします。

第3回のテーマは「バニラ」。
“甘くてどこか可愛らしい香り”というイメージが強いかもしれませんが、香水になるとブランドにより解釈がさまざまで、“スモーキー”や“爽やか”、“かっこいい”なんてキーワードが続々と…!さらに、濃厚な印象ゆえに秋冬向き?と思いきや、季節を問わずに使えそうな香りもあって、想像以上に表現が多彩。
そんな意外性のある「バニラ」のフレグランス7種について、DEPACOの香水好き3人が語り合いました♪

■vol.01 桃の香水はこちら→
■vol.02 キンモクセイの香水はこちら→

01
【バニラの香水】を徹底レビューするのは、この3人

【バニラの香水】を徹底レビューするのは、この3人
プロ目線で香りをわかりやすく“たとえ”表現!香水の達人
DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 土井(写真左)

メイクやスキンケアだけでなくフレグランスにも造詣が深い、美容のプロ。昔から香水好きで、100アイテム近くは使ったという強者。甘みや深みのあるオリエンタル調の香りが好み。毎日メイクをするのと同様に、自宅で過ごすときや就寝時にも香りをまとい、シーンに合わせて香りをチェンジ。フレグランスアイテムをレイヤリングして自分だけの香りを楽しむのも好き。


365日お気に入りの香りをまとっていたい香水フェチ♡
DEPACO編集部 エディター 下田(写真中央)

毎日、香りをつけるのを欠かさない香水好き。王道メゾンの香りや、トレンドのデザイナーズフレグランスはもちろん、ニッチフレグランスにも興味津々。ショッピング中に新しい香水を見つけると必ず立ち寄ってトライするほど、香りに対してアグレッシブ。基本的に何でも挑戦したいと思うが、惹かれがちなのは、ほのかに甘くてスパイシーさもある香り。


新作・トレンド情報はおまかせ!香水沼ハマり中エディター
DEPACO編集部 エディター YAMACO(写真右)

DEPACO編集部の新作コスメ担当で、毎月新しい香りをチェックするのが楽しみになっている香水キラー。香水の記事を担当したことをきっかけに、その深みにハマる。とはいえ香水をつけて出かけることは少なく、家での気分転換に軽めの香りをひっそり楽しむことが多い。季節や香りに合った適切なつけ方を知って、シーンに応じて楽しめるようになるのが目標。

02
クリーン|爽やかさをベースに、バニラの温もりも香り立つ

YAMACO:今回、「バニラ」の香水を集めてみて思ったのが、「バニラの香料が入った時点でバニラがきちんと香るんだ!」ということ。どこかに潜んでいるような“さりげなさ”はあまりないというか(笑)。とはいえ、本当に個性豊かだったので、まずは軽やかなタイプからご紹介したいと思います。

土井確かにこれはバニラ感がありつつ…。でも、やっぱり「〈クリーン〉の香水だな!」という軽やかな印象。石けんのような清潔感のある爽やかさがベースになっていて。〈クリーン〉らしさと、温もり感のあるマダガスカルバニラを掛け合わせた香りですね。

下田バニラで想像しがちな、いわゆる「濃厚な香水」のイメージではなくて、フレッシュなさっぱり感がこのブランドらしい!つけたてはすっきりした印象で、後から甘いバニラも漂うんだけど、ねっとりした甘さではなくて。

YAMACO:バニラの香水って秋冬につけるイメージだったけど、これは春夏にも合いそう。もしくは、春夏向きのイメージが強い〈クリーン〉の香水を秋冬につけるなら、この香りにするとか。

土井:〈クリーン〉は地球環境などに配慮したサステナブルなフレグランスブランドで、香りはシンプルなものが多いから重ねづけもおすすめ。爽やかさに重厚感をプラスしたいときは、この香りを重ねるといいですね!

03
バーバリー|英国ブランドらしい品のある爽やかさ

YAMACO:爽やか系を続けますと、スパイシー グリーン香調の〈バーバリー〉のこちらも軽やか。はじけるようなフレッシュな印象の香りから始まりますね!

下田最初はフレッシュな洋ナシやライムが、スーッと抜ける感じ。甘さもあるけど、すっきりした甘さで。バニラというか…シュガーアーモンドのほのかな甘さなのかな?

土井:シュガーアーモンドもだけど、バニラがちゃんといますよ。いる、いる!つけて時間が経つにつれてバニラらしい濃厚な甘みが溶け合ってきます。先ほどの〈クリーン〉の爽やかさと比べると、ちょっとまるくしたような爽やかさ。

下田:品のある爽やかさですよね。大人にもぴったり。

土井:なんといっても、伝統ある英国ブランドですからね!トラディショナルでありながら、スタイリッシュさもある。質のいいトレンチコートを着て、ふんわりカールした髪をなびかせて、颯爽と闊歩している女性に似合いそうな雰囲気。
バーバリー|英国ブランドらしい品のある爽やか
YAMACO:今回も“たとえ”のキレがありますね(笑)。私も、上品な甘さをまといたいときにぴったりだと思います!

04
ディプティック|上質なエッセンスの香りが息づく

下田:爽やかといえば、〈ディプティック〉もそうじゃない?スパイシーさもあって、素材自体の心地よい爽やかさが広がるような。バニラだけでなくいろいろなテイストが混ざり合っているんだけど、それぞれ調和してまとまっている感じ。

土井:〈ディプティック〉は、原料にこだわっていますからね。上質なエッセンスの香りがそのまま生かされているのが特長。こちらはブルボンバニラを使用していて、バニラビーンズを緑色のうちに収穫してから長期熟成して乾燥させることで、やさしく甘い香りが生まれるとか。

YAMACO:リフレッシュできて、いつの間にかクセになる香りで。まとった自分をずっとフーンフーンって嗅いでいたくなるような。リラックスタイムに自分のためだけにつけるのもよさそう♪

土井:残り香が軽やかなので、香水がそこまで得意じゃない男性がつけてもハマりそう!男女どちらが使ってもおしゃれな印象だから、ユニセックスで使えますね。

下田:本当に、性別や季節を問わずに使いやすそう!個人的にメンズフレグランスが好きでよく使うんですけど、このバニラは甘々としていないから、メンズな気分のときにまとってみたいです!

05
ジルスチュアート|おいしい香りに包まれながら眠りたい

YAMACO:バニラといえば、「おいしそう」というイメージも。これはスイートでフルーティーで…まさに「おいしそう」な香り!

土井:トップノートからプラリネとキャラメル、ココナッツという、甘くておいしい香りが漂って。そこから徐々に、〈ジルスチュアート〉らしいフルーティーフローラルノートも加わりますね。

下田トップが甘くて、後から爽やかになっていく変化って、珍しいですよね。

YAMACOそしてラストには、バニラの甘い芳香と官能的なムスクが重なるという。時間によって香りの変化をきちんと楽しめるところがいいですね!

下田:フェミニンな大人の女性に似合いそう。私とは正反対のタイプだけど(笑)。

土井〈ジルスチュアート〉って実は、「可愛い」だけじゃなく大人の女性にも響く「センシュアルな色香」も備えているブランド。そんな大人っぽい落ち着きのある魅力も感じられるはず!

下田:たしかに、眠る前にまといたいような、ほっこりした気分になりますね。甘くておいしい香りに包まれながら眠りたい…♡

06
ローラ メルシエ|甘さを究極に詰め込んだよう

YAMACO:「おいしそうな香り」といえば、〈ローラ メルシエ〉も外せません!スイーツみたいな甘い香りを楽しめる大人気のバス&ボディーコレクションが、2023年9月にリニューアルしたんです。オードパルファムも新しくなって、バニラ系ではこちらの「アンバーバニラ」と「バニラ」が展開されます。

土井:思い切った甘さを堪能できる香りですよね。さまざまな甘さをもたらす香料をふんだんに取り入れて、甘さを存分に詰め込んだよう!

YAMACO:今回のリニューアルで香料の配合レシピは変わったけれど、好評だった香りのイメージは継続しているそうで。とはいえ、個人的な印象では少しだけ爽やかさが加わって、より“モテ”な香りになったと思います♡

下田:バニラの香水を求めている方は、バニラらしい濃厚な甘さが好きというケースが多いはず。そういうタイプの方にすっごくハマりそう!バニラがきちんと主張するから、「この人の香り」という印象づけにもなりますね。

YAMACO:同シリーズの「アンバーバニラ」の香りではボディークリームハンドクリームボディーウォッシュボディーオイルが新しくなるので、こちらも要チェックです。

07
トム フォード ビューティ|仕事の勝負香水にも

土井:「この人の香り」という印象づけの話でいくと、私が以前愛用していて「何を使ってるの?」とよく聞かれた香りがこちら。当時、百貨店の化粧品フロアの責任者をしていて。百貨店らしい高級感や重みもあって、かっこいい大人の女性にもぴったり…と思って、これを手に取っていたんです。

下田:〈トム フォード ビューティ〉って、そういうかっこいい女性に似合う香りが多いですよね。こちらは、わかりやすい直球のバニラではなくて、スパイシーだったりスモーキーだったり複雑味があって、その変化に驚かされます。

YAMACO:迫力がある香りですよね。かっこいいだけじゃなくて、いやらしい意味ではない色気もあって。エキゾチックな雰囲気も、土井さんのイメージにぴったり!

土井女性らしさも欲しいけど、強い感じも出しておきたくて(笑)。フェミニンすぎないさじ加減もいいですよね。

下田:私も、仕事のプレゼンがあるときとか、勝負香水にしてみたい!

YAMACO:今の私がつけると、背伸びしていると思われそうかな…。もう少し立派な大人になってから挑戦したいです!

08
トム フォード ビューティ|なんとも言えない色気を演出

土井:〈トム フォード ビューティ〉のバニラを使った香りで、もうひとつ紹介したいのが「タバコ・バニラ」。これも私、使っていたことがあります。

YAMACO「英国の紳士クラブを思わせるフレグランス」とのことで、バニラとスパイス、タバコフラワーがブレンドされた香り。この香りを嗅いだ同僚が、「悪い男がつけている香り」と表現していました(笑)。

土井:タバコに火をつける前の、すーっとするタバコリーフの香りですね。イメージ的にはタバコというより上質な葉巻で、紳士のたしなみみたいな。基本的に男性的ではあるけれど、女性がまとうと、バニラがいい仕事をしてなんとも言えない色気がでるんですよ。

下田男性なら、若者よりオジサマが似合いそう。しかもイケオジじゃなく、ちょい悪オヤジ…(笑)。女性がまとうとたくましさが備わって、ちょっと押し強めにいけちゃいそう。

YAMACO:これが似合う女性はフレグランス上級者で、すごく素敵ですよね!どんな雰囲気の人がどう使いこなせるのか、私には想像がつかない…。

土井:たとえばYAMACOのように大人の一歩手前の世代なら、ファッションは上質なオーバーサイズの白シャツにワイドパンツを合わせてマニッシュな雰囲気でまとめて。シルバーアクセでさりげなく主張して、手入れされたつややかなヘアスタイルで…みたいにすると、クールな大人っぽさも相まってこの香りが似合いそう!
トム フォード ビューティ|なんとも言えない色気が…
YAMACO:なるほど…いつもとはまったく違う自分を演出することができそうですね。


甘くて愛らしいだけではない、「バニラ」の奥深い世界はいかがでしたか?
次回は「ユニセックスで使えるフレグランス」を特集する予定。ホリデイギフトにもぴったりなので、どうぞお楽しみに♪

EDITOR

DEPACO編集部

エディター YAMACO

今特に気になる「バニラの香り」を集めてみました。これからの季節につけたくなるような、あたたかみのある香りも盛りだくさんです!次回もお楽しみに。
肌悩み
  • 混合肌・ニキビ
好きなメイク
  • ビビッドカラーを使ったメイク
コスメの悩み
  • 唇の血色が悪い

入社後1年半、コスメのセレクトショップ「アミューズ ボーテ」で接客担当として勤務。「毎日イメチェン」をモットーに、メイクもヘアも気の赴くままにコロコロ変えるのが好き。特にビビッドカラーのコスメにときめく。趣味は音楽を聴くこと、太陽の光を浴びること。

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