しなやかなテクスチャーが唇を包み込み、しっとりした濡れ感のあるクリーミーマットな仕上がりが特徴。スキンケアクリームの技術を応用することで、マットなのに乾燥しづらいリップです。今回選んだのは「114 フレームリリー」。

落ち着いたトーンのローズレッドには、凛とした品格が宿り、まさに新年にぴったりなカラーと言えます。上品で大人っぽく華やかなカラーですが、マット仕上がりなのでほんの少しのモード感がプラスされ、垢抜けた印象に。

このリップを主役に提案したいメイクのキーワードは「垢抜け」。リップにはマット質感を仕込み、さらにアイブロウやまつ毛には立体感を演出することで顔にメリハリが生まれ、洗練された雰囲気になります。

合わせて使いたいアイメイク。まずは〈ジバンシイ〉のアイシャドウ。多彩な色と質感バリエーションが楽しめるヴィンテージローズをイメージした9色パレットで、目元の印象が自由自在に。ロングラスティングで、美しい仕上がりが長時間続きます。

〈RMK〉のアイブロウマスカラは、塗るだけで抜け感のある眉に仕上がるのでお気に入りです。「03 トープ」は、グレーみを帯びており肌の色から浮きにくく、自眉の色を生かす繊細カラー。毛流れが思いのままに、立体感のあるアイブロウが手に入ります。

カラーアイライナーの可愛らしさのある白みを含んだボルドーで、目元に温かみをプラスします。

そして360本ものマイクロブラシのマスカラで、まつ毛1本1本を狙い撃ち！瞬時に持ち上げて扇のように広げ、ボリュームのあるまつ毛が完成します。羽のようにふさふさの軽いまつ毛で美しい眼差しに。


【HOW TO MAKEUP】

1. アイシャドウパレットの右下を指にとりアイホールになじませたら、上まぶたの際にブラシで再び右下を重ねてグラデーションにする。
2. 黒目上～目尻先3ミリにアイライナーでラインを引く。
3. 上下まつげにマスカラを塗る。
4. アイブロウマスカラで眉全体の毛流れを整える。
5. リップをチップで直接2度塗り。チップの角を使いリップラインを丁寧にとり、全体を塗りつぶすのがポイント。

奥行きのあるマットリップ、そしてふさっとしたまつ毛や毛流れのある眉で顔に立体感が増し、凛とした垢抜けフェイスに。


濃密カラーが美しく、新年の凛とした空気にまといたくなる「ルージュクレーム マット」。新たな1年に希望や想いを馳せつつ…品格のあるレッドで背筋が伸び、しゃんとした気持ちでスタートが切れるのではないかと思います。ぜひ2024年の始まりに取り入れてみてください！