【ジャスミンの香水】6種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー
DEPACO編集部
エディター HANACO
2024/07/17
01
【ジャスミンの香水】を徹底レビューするのは、この3人
DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 土井(写真左)
メイクやスキンケアだけでなくフレグランスにも造詣が深い、美容のプロ。昔から香水好きで、100アイテム近くは使ったという強者。甘みや深みのあるオリエンタル調の香りが好みで、レイヤリングも得意。
365日お気に入りの香りをまとっていたい香水フェチ♡
DEPACO 企画担当 下田(写真中央)
王道メゾンの香りや、トレンドのデザイナーズフレグランスはもちろん、ニッチフレグランスにも興味津々で、香りに対してアグレッシブ。惹かれがちなのは、ほのかに甘くてスパイシーさもある香り。
トレンド情報には強い!真の香水好きへの修行中ビギナー
DEPACO編集部 エディター HANACO(写真右)
ここ数年で深みにハマった香水ビギナー。ユニセックスな爽やか系一辺倒だったが、通好みの香りにも開眼しそうな予感。DEPACOの新作コスメ担当ゆえに、トレンド情報はいち早くキャッチできる強みあり。
02
〈ディプティック〉暑いシーズンに爽やかにまといたい♪
土井:主役にも脇役にもなる香料だから、いろいろな香水に使われていますね。そんなジャスミンを使った香水で、ちょうど今のような暑い時季に爽やかにまとえるのがこちら。
下田:ジャスミンをはじめ、ウィステリアやハニーサックルといった花々のすがすがしい香り!
土井:〈ディプティック〉の香水はどれも、素材そのものの香りがしっかり表現されているから、これもしっかりジャスミンっぽい!
HANACO:いわゆるフローラルノートで、「ザ・花の香水」という感じがしますね。
土井:可愛らしいフローラルというより、ユニセックスで使えるようなすっきりした印象。素材感を活かしつつ深みもきちんとあるのは、このブランドの魅力です。
下田:確かに、甘さのあるジャスミンというより、植物の青っぽさを感じるような。だから爽やかで、夏にぴったりなんですね!
03
〈トム フォード ビューティ〉スパイシーさがガツンと!
下田:もちろんジャスミンなんだけど、コショウやクラリセージのスパイシーさがガツンと効いている!
土井:スパイシーが遠慮がちじゃない(笑)、スパイシーフローラルの香りですよね。
HANACO:ほのかな甘さや爽やかさも感じられて、私としては、ちょうどいいくらい個性的。いい意味でクセのあるイメージが強いブランドですが、これなら挑戦しやすそう!
土井:〈トム フォード ビューティ〉の入門編にぴったりな「ちょうどいい複雑さ」があるからか、若いアイドルにも人気らしいですよ。
下田:使いやすさがありつつきちんと官能的なのも、〈トム フォード ビューティ〉っぽい。人を酔わせるような魅惑的な香りで、妖艶な感じが醸しだせそうです!
04
〈ペンハリガン〉ゆかた姿に合わせると上品な色気が
HANACO:このブランドを代表する香水「ルナ」ですね!気品のある香りで、香り立ちも穏やか。幅広い年齢層から支持されていますよね。
土井:爽やかなフローラル グリーンの香調のなか、ミドルノートにジャスミンペタルアコードが香って。ジャスミンがすごく主張するわけではないけれど、ジャスミン好きの方はたぶん好きだよ、っていう感じ。
下田:太陽の下でいきいきと咲き誇る花というより、夕暮れどきの静けさや穏やかさがあるイメージ。そよ風が吹いてきたときにふわーっとやさしく香るような。
HANACO:商品名も「ルナ=月」だから、なんとなく夜のシーンにも似合いそう。
土井:夜のレストランの照明というより、月明かりに映えそうなしっとり感。夏の夜に、大人の女性がゆかたを着たときなんかにぴったりで、上品な色気を演出できそう!
05
〈ナルシソ ロドリゲス〉香りが肌に溶け込んでいく感じ
HANACO:ベビーパウダーをまとった赤ちゃんの「いい匂い♡」みたいな雰囲気も。ふんわりとやわらかくて、いつまでも嗅いでいたい、心が惹きつけられる香り。
土井:香水では珍しいヌーディーカラーのボトルも、肌になじんでいく感じが上手に表現されていますよね。
下田:〈ナルシソ ロドリゲス〉といえば!のムスクが効いていますが、わかりやすい直球のセクシーさとはまた違った印象で。
土井:ムスクを中心にジャスミンやローズといった女性らしい香りを使いつつ、いわゆる王道の色っぽさにではなく仕上げているのが、〈ナルシソ ロドリゲス〉らしいセクシーの解釈ですね。Tシャツとデニムで色気がでるような、カジュアルな色っぽさ。
HANACO:「赤ちゃん」や「カジュアル」なんて表現した香りですが、これを大人の女性がつけたときの意外性にキュンとしそうです!
06
〈コスメデコルテ〉甘い香りで秋気分を先取りして
下田:梅のキャンディーみたいな、おいしそうな甘い香り!甘酸っぱいというより、まるみのある甘さ。
土井:「キモノ」シリーズの香水は、日本らしい花や果実を主役にした香りで、この「キモノ リン」は、甘美な梅をメインにジャスミンを重ねたもの。甘さを少し落ち着かせるために、ジャスミンがいい仕事をしています。ジャスミンが加わることで、時間が経つにつれ深みがでる手助けをしているような。
下田:たしかに、ラストノートには深みがでてくるから、可愛いだけじゃない雰囲気になっていくみたい。
土井:甘い香りでオードトワレならではの軽やかさがあり、夏にまとって、秋気分を先取りするのもおすすめです。
07
〈ジバンシイ〉ジャスミンがあの人気香水の名脇役に!
土井:以前、愛用していたことがある香水です。オレンジフラワーやチュベローズといった花の香りとムスクが重なり合い、華やかさと芯の強さを表現できるような香りで。その華やかさやエレガントさにジャスミンが一役買っているな、と。
下田:ジャスミンが名脇役になっている、いい例ですね。
土井:ジャスミンが加わることで、他の香りが引き立つというか。香水のなかの存在にジャスミンが見えるものと見えないものがあるけれど、多くの調香師から重宝されて、実はみんなが知っているような名香にも潜んでいるんですよね。
HANACO:よく知っているつもりの香水にどんな香料が使われているのかを探るほど、香りの奥深さを感じられ、面白い発見があるかもしれませんね。次回からもいろいろな素材を深掘りするので、お楽しみに!
DEPACOの香水好きな3人が、毎回テーマに沿った香水についてレビューする連載「#香り好きのフレグランスレビュー」。季節に合わせてまといたい香りをご紹介しています。
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EDITOR
DEPACO編集部
エディター HANACO
ジャスミンのフレグランスとひとことで言っても、主役をはっているものや脇役で香りを上品に際立たせてくれているものなど、さまざまでした!幅広い種類があるので、きっとお気に入りが見つかるはず。
女性向けメディア・PRを経験し、再び編集職へ。出産を経て、肌質や体質の変化を目の当たりにし、美容への興味関心が益々高まり中。最近は、麹を使った料理や甘酒などを取り入れ、腸活に励む日々。
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第7回のテーマは「ジャスミン」。華やかでふくよかな香りから「香りの王様」とも称され、香水の原料によく使われている花です。今回は、「ジャスミン」が主役になる香りから名脇役として潜んでいる香りまで、新メンバーを加えた3人で語り合います。
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