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【前編:料理家・モデル 浅野美奈弥さんにインタビュー】モデル、ケータリングサービス、フルマラソン…多彩な活動を始めたきっかけとは?〈十人十色の美衣食住〉

【前編:料理家・モデル 浅野美奈弥さんにインタビュー】モデル、ケータリングサービス、フルマラソン…多彩な活動を始めたきっかけとは?〈十人十色の美衣食住〉

DEPACO編集部
エディター 高梨
2025/03/05

“十人十色の美衣食住”
ひとそれぞれ、さまざまな「美」を大切にされている方々に迫ります。

今回のゲストはモデルを続けながら東京・池尻大橋でケータリングサービス「美菜屋」を経営する、料理家でありモデルの浅野美奈弥さんです。そのかたわら、会員制ランニングコミュニティ「GOGIRL」も主宰するなど、ランナーとしても活躍されています。
今回はケータリングを始めたきっかけや、愛媛にお住まいのご主人と別居婚というスタイルを選んだ理由についてお話を伺いました。

01
モデルになったきっかけを教えてください。

地元が北海道で、高校生の時の担任の先生にモデルのウォーキングレッスンを受けてみたらと勧められて、行ってみたんです。その時に撮った写真が事務所の社長の目に留まったようで、モデルをやらないかとその社長が会いに来てくれたのがきっかけです。
当時、モデルをやりたいと思っていたわけではなかったんですが、興味はあったので仕事を始めました。母とは学業を優先すると約束していたので、高校2年生ぐらいからは東京と北海道を行ったり来たりしていました。学校を最優先したので、雑誌のお仕事よりはショーやイベントが中心でした。

モデルになったきっかけを教えてください。

02
モデルをしながら食に興味を持つようになったのはなぜですか?

私が20代前半頃のモデルはガリガリに痩せていないといけない時代で、事務所でも毎週体重測定や採寸をしていました。なので体型を維持するためにかなり追い込んだダイエット法や全く食べない、みたいな不健康なダイエットをしていたんです。
でも、もともと食べることがすごく好きだったので、無茶なダイエットがストレスになってしまい20代半ばぐらいで体調をくずしてしまいました。
その時にモデルは表に出る仕事なのに、こんなに不健康でメンタルも不安定になっているのは良くないと思いはじめて、そこから食に興味を持つようになりました
食事でちゃんと整えて体も内面もキレイになることを大事にしたいと思い、本当は学校に通いたかったんですがモデル業もあったので、独学で食に関するいろいろな資格やダイエット検定を1級まで取得したり、料理家さんのアシスタントをしていたんです。そのなかで食べることの楽しさやバランスよく栄養を摂る大事さを知って、自分の食生活を変えるようになっていきました
するとストレスによるお菓子の爆食いや間食がなくなって、そんなに気にしなくても太らなくなったんです。そこで栄養バランスが整った食事の仕方を提案したい、広めたいと思うようになりました

03
飲食店ではなくケータリングを選んだ理由はありますか?

食のサービスをやるにあたって飲食店も考えたんですが、モデル業の撮影現場でロケ弁やケータリングをよく食べていたので、現場にどういう需要があるか、自分だったらどんなものが出てきたらうれしいか、どういう食事があったら盛り上がるか、みたいなことは何となく感覚的にわかっていたんです。あと撮影現場って急に人数が増えたり、入り時間が変わったり、イレギュラーなこともよく起こるので、そういうところもサービス面で対応できるんじゃないかと思って、ケータリングをすることにしました。

飲食店ではなくケータリングを選んだ理由はありますか?

04
ケータリングを作るうえで、こだわっている点はどんなことですか?

屋号の「美菜屋」には“美しい野菜を食べてキレイになろう”という意味が込められているので、野菜を中心的なおかずにすることと、見た目の彩りをとても大事にしています。栄養素が足りていないとお弁当って単色になってしまいがちなんですけど、色がたくさんあるってことはそれだけの栄養素が入っているということなので、色をたくさん使うように心がけています。
メニューは社内の管理栄養士と相談しながら考えて、その時期に栄養価が高い旬の食材を使ったメニューを月1回のペースで変えています。お弁当なので傷みにくくするためと、冷めても美味しく食べていただくために、一般の家庭料理よりしっかりめに味付けすることもこだわりのひとつです。
食べ応えはしっかりある内容になっているので、男性のカメラマンの方からご注文いただくことも多いですね。1食500キロカロリー前後にしていて、バランスが整った栄養素が摂れて、それだけで満足してもらえる内容にしています。
栄養バランスはとても大事で、何か足りないと物足りなくなってお菓子を食べたいとか、別のものを食べたくなるんです。女性はホルモンバランスのくずれで、急に甘いものが食べたくなることもあると思うんですが、普段から栄養バランスが整った食事を意識すると、そうなりにくくなると思います

池尻大橋にある「美菜屋」では、お弁当やお惣菜の販売、ケータリングなどをおこなっている。どれも野菜たっぷりのメニュー
池尻大橋にある「美菜屋」では、お弁当やお惣菜の販売、ケータリングなどをおこなっている。どれも野菜たっぷりのメニュー
池尻大橋にある「美菜屋」では、お弁当やお惣菜の販売、ケータリングなどをおこなっている。どれも野菜たっぷりのメニュー
池尻大橋にある「美菜屋」では、お弁当やお惣菜の販売、ケータリングなどをおこなっている。どれも野菜たっぷりのメニュー

05
私たちの普段の食事でも気をつけられることはありますか?

栄養のバランスも大事ですが、タンパク質はちゃんと摂ったほうがいいと思います。1食あたり手のひらサイズの量が目安と言われているので、肉でも植物性のものでもいいので意識してみてください。タンパク質は筋肉を作るのに欠かせない栄養素ですし、美容にもいいので。
20代の頃はごはんを炊いて納豆をかけるだけみたいな食事をしていましたが、糖質はエネルギーにはなるけれどもすぐお腹が空いたり、物足りないと感じてしまうので、タンパク質を摂ったほうが空腹感は感じなくなると思います。

私たちの普段の食事でも気をつけられることはありますか?

06
モデルと飲食を両立することで悩むことや難しさはありますか?

最初は時間の配分が難しかったです。全部自分でやっていたので仕込みをしている途中でオーディションに行って、戻ってきてから仕込みの続きをするようなこともあって、プライベートの時間がなくなってしまいました
休みなくずーっと働いているような感じで、自分ひとりでやる方法しか考えられなかったので、家にも帰らず、キッチンに段ボールを敷いて仮眠することもありました。
それでスタッフを入れることにしたんですが、何か指導したり、叱ることにも結構エネルギーを使うので、やっぱり自分ひとりでやってしまっていました。でもそれではモデル業と両立できないと思ったので、あえて手放すというか厨房に行かずに遠隔で進行を見るようにしました
自分で作りたい、やりたいという思いがあったんですが、会社としてサービスするためには組織作りというかチーム作りが大事なんだと気づいて、そのためには自分が離れることも必要だと思うようになって、今のスタイルになりました
自分がどういう状況だとか、こういうことをやりたいという話は周囲の人にも相談していて、そのなかでもらった言葉を自分なりに解釈して試行錯誤したので、その時のサポートやアドバイスには感謝しています。

モデルと飲食を両立することで悩むことや難しさはありますか?

07
「GOGIRL」を主宰されていますが、ランニングを始めたきっかけを教えてください。

運動神経は割と良かったと思うんですが、学生時代はあんまりスポーツをしてきませんでした。でも体調をくずした頃に食の資格を取ったり、ダイエット検定の勉強をしていく中で、健康維持やキレイになるためには食事だけでは補えない、運動も必要だということがわかったんです。その頃、ランニングをしていたり、マラソンに出たという友人が多くて、それを間近で見ているうちに自分もやってみたくなって走り始めました。
ジム通いもいいなと思っていましたし、ホットヨガも流行っていたのでやってみたんですが、自分は動く運動のほうがが好きなんだと気づきました。ランニングは靴さえあれば始められたし、仕事でもマラソンに出てみないか、というお話をいただいたのもいいタイミングだったと思います。
初めて出たマラソンは「名古屋ウィメンズマラソン」という女性だけの大会で、最初はハーフマラソンでいいという話だったんですけど、どうせ名古屋まで行くし、やるならフルで走りたいと思って挑戦しました
実際に走ってみたら結構速い時間で完走できて、初めてフルマラソンに挑戦した人の中ですごく速かった賞みたいなものをいただいたこともあって、めっちゃ楽しかった、マラソン最高!みたいな気分になって、次にエントリーできそうなマラソン大会を調べながら帰宅するほどでした
そうやってマラソンにハマったのがきっかけで、周囲にいた、走りたいけどきっかけがない、興味はあるけどまだ始めていないという人たちを集めたコミュニティができたら自分のモチベーションにもなっていいなと思い、「GOGIRL」を友人と一緒に立ち上げました
毎年3月の「名古屋ウィメンズマラソン」をゴールにして、1年かけてフルマラソンに向けて練習するという活動です。マラソンのエントリーは強制ではないので、出ない人もいます。5月から始まるんですが、前半は登山などのアクティビティを中心にし、後半から10キロ、15キロと距離を延ばして走ってみようという内容になっています。

08
浅野さんが思うマラソンの魅力とは?

努力した分だけ結果に繋がるので、自分に自信を持てますし、達成感を味わえます。毎回走るたびにレベルアップするような感覚や、完走することでどんどん自信がついていきます。
自信がつくといろんなことに挑戦できたり、活動的になれたりするようです。「GOGIRL」のメンバーからは、入ってからキラキラ女子になれた、彼氏ができた、結婚したという話をよく聞くので、いい作用があるんだと思っています。

浅野さんが思うマラソンの魅力とは?

後編では、浅野さんのプライベートのお話や愛用アイテムついて伺いました。

<浅野美奈弥さんプロフィール>
学生時代からモデル活動をスタート。過度なダイエットで体調をくずしたことをきっかけに食に興味を持ち、独学で食に関する資格やダイエット検定1級を取得。2019年にケータリングサービス「美菜屋」を起業。また女性限定のランニングコミュニティ「GOGIRL」を主宰し、ランナーとしてフルマラソンで完走した経験を持つ。現在はケータリング事業に加え店頭でのお弁当販売もスタートするなど、活躍の場を広げている。
Instagram:@minami_asano

編集/㈱メディアム 成田 恵子、執筆/北村 文、撮影/鈴川 洋平


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EDITOR

DEPACO編集部

エディター 高梨

数々の肩書をお持ちの浅野さん。ご自身の経験をヒントやきっかけにして、さらに次のステップに挑戦し続けた結果なのだとお話を聞いてわかりました。食のお話も面白く、私も彩りを大切にしていきたいと感じました。
肌悩み
  • シミ・たるみ
好きなメイク
  • 素肌風ベースにリップしっかりめ
コスメの悩み
  • メイクの引き算が難しい

旅行誌の出版社で編集職を10年以上経験。出産を機にキャリアを見つめ直し、今後は大好きな美容の情報発信をしたいという想いでDEPACO編集部へ。美容はスキンケアやベースメイクでの“土台作り”が好き。趣味は旅と料理。

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