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【十人十色の美衣食住・後編】美容コメンテーター・三上大進さんにインタビュー!

DEPACO編集部
副編集長 秀島
2022/02/23

“十人十色の美衣食住”。
ひとそれぞれ、さまざまな「美」を大切にされている方々に迫ります。

今回のゲストは元NHKのリポーターで、東京2020パラリンピックのリポートで活躍。日本化粧品検定1級・化粧品成分検定1級の資格を持つ、美容コメンテーターであり、スキンケアブランド〈dr365〉のプロデューサーである三上大進さんです。

■前編はこちら→

07
美しい素肌を保つために気を付けている独自の美容法(食生活やライフスタイル)はありますか?

食で心掛けていることは、必ず発酵食品を毎日摂るようにしていること。最近は自分で作った甘酒を夜寝る前に1杯飲んでいます。米麹とお湯を魔法瓶に入れて30回ぐらい振って冷蔵庫に置いておくだけなので、作るのは激カンタン!(笑)
それから、鏡を毎日拭くこと!鏡で見ている時って、一番きれいに見える角度から自分を見ているんです。だからふと撮られた自分を見て、何か違う?と感じることありますよね。でもそれが本当の自分なんです。つまり自分の目って曇っているので(笑)、本当の自分の粗にも気づけるようにするには、鏡をキレイにしておかないと。お金もかからない美容習慣として、私は毎日続けています。

08
ご自身でプロデュースされたスキンケアブランド〈dr365〉は、どのような想いを込めて作られたんでしょうか。

肌悩みに毎日寄り添ってくれるスキンケア、を目指して作りました。世界中からさまざまな原料を厳選して、効果を発揮できるようバランスを見て配合するのにとても苦労しました。

09
障がいやセクシャリティなど“人との違い”について悩まれた時期もあったそうですが、そんな時期を乗り越える際に、支えになったことがあったらお聞かせください。

障がいやセクシャリティって、私は“乗り越える”というよりも“向き合い続ける”ことだと考えています。 傷つくことや嫌な思いをすることはもちろんあります。そんな時は、一緒にいてくれる家族、私を当たり前の存在として受け入れてくれる友だちや同じ境遇の人の意見などによって、現実と“向き合い続ける”モチベーションをもらい続けてきました。Wマイノリティである私がこれまで元気に楽しく、自分を肯定してあげられてきたのは、そんな私を肯定してくれる周囲の人の存在がとても大きい ですね。

障がいやセクシャリティなど“人との違い”について悩まれた時期もあったそうですが、そんな時期を乗り越える際に、支えになったことがあったらお聞かせください。

10
“人との違い”に悩まれている方へのアドバイスはありますか?

「自分をどれだけ理解しているか」 ということですね。自分を理解してあげることなく決めつけてしまうと、他者のことも決めつけやすくなってしまいます。自分と他者の違いや共通点を理解することは、多様性の理解にも繋がっていくと思うんです。なので、他者を理解しようとする前に、「自分のことを深く知る」ことは常に心掛けています。
また、嫌われたくないと振舞っている人は、“普通”でいたいからなんだと思うんです。嫌われて傷ついて悲しむぐらいなら、自分らしさを少し忘れても、“普通”でいることでハッピーであるならそれでいい。でも大切なのは、誰かが何かすることを否定しないこと。あえて“普通”でいることを選んでいるだけなんだから、自分の個性、やりたいことに従って何かをしている人のことを悪く言わないことが大事だと思うんです。その人たちが迷惑をかけているわけでもないし、もしその人たちが羨ましかったら自分もそうしたらいいだけですからね。

11
東京2020パラリンピックでの三上さんのリポートを見て、分かりやすかった、選手に対する興味が深まったなど、愛を感じた方が多かったと思います。選手たちの取材を通して感じたことや印象的だったことはありますか?

パラリンピックって、障がいのある人が頑張っていて、無条件で拍手を送らなければというムードって、どこか残っていたと思うんです。でもパラアスリートたちって、自己記録やメダルを目指している点ではオリンピアンたちと何も変わらず、そういった意味でただの「選手」なんです。
そんな選手たちの言葉で印象に残っているのは「挑むことに意義がある」という言葉。パラリンピック選手として選ばれ、何かをやり遂げることに向き合い、もちろん記録も目指しているんですけど、その場に立っているだけでも意義があると感じました。
それを自分に置き換えた時、何かしたい!と思っている時点で自分を認めてあげて、「自分らしさをどれだけ大切にできるか」がとても大事なんだと思ったんです。たとえ思うような成果や結果がついてこなかったとしても、「挑んだことが大事」と思えた時に、自分のことがもっと好きになれました。
パラリンピックの精神を端的に表した「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」という言葉があります。これって、障がいの有無に関係なく、誰にでも弱点と強みがある中で、弱点(=足りないもの)を嘆く前に、自分の強み(=上手にできること、好きなこと、興味があること)を最大限に生かしていく、ということにも繋がると思うんです。このように考えて、人生何倍もお得に楽しく生きたいですね。

東京2020パラリンピックでの三上さんのリポートを見て、分かりやすかった、選手に対する興味が深まったなど、愛を感じた方が多かったと思います。選手たちの取材を通して感じたことや印象的だったことはありますか?

12
三上さんにとっての「美」とは?

明日の自分を今日よりもちょっと好きになるためのもの。 自分のことを好きになれる、好きでいたい、という想いを底上げしてくれるものですね。明日、明後日の自分のことをもっともっと好きになるために、自分のために追求し続けたいことです。
そして、私にとっての自己満足は何かと聞かれたら「美容」!美容が大好きで(笑) 百貨店にお買い物に行って、新しい商品に出合って、それを明日試すんだっていうハッピーな気持ちにしてくれるのが美容です。結局は自分がハッピーでいるためにやっているんです。

●三上さんの愛用コスメ

①〈ディプティック〉シャワーオイル ド ソン(200mL) 税込7,260円
職種的に香水をつけられない人におすすめなのが、シャワーオイル。
香水のように強い香りではないけれども、持続性が高いのでふとした時に香りを楽しむことができる。夜や朝のリラックスした時間を思い出すことができます。
※DEPACOでは、現在取り扱いはございません。

〈RMK〉

〈RMK〉フェイスプロテクター ルーセント SPF50+・PA++++ (60g) 税込3,850円
ほんのりと色補正してくれてトーンアップしてくれる。ユニセックスに使用可。
女性だったら下地に、男性だったら赤みが気になる時に自然にカバーできます。

<三上大進さんプロフィール>
外資系コスメブランド勤務を経て、2018年よりNHKのリポーターに就任。パラスポーツ大会やアスリートへの取材をはじめ、スポーツニュースや情報番組のリポーターとして活躍。現在は美容コメンテーターのほか、スキンケアブランドのプロデューサーを務める。日本化粧品検定1級、化粧品成分検定1級。

前編では、美容に興味を持ったきっかけやスキンケアで心掛けていることなどを伺いました。

編集/㈱メディアム 岸藍子、執筆/北村文、撮影/三浦藤一、スタイリスト/FUKAMI

EDITOR

DEPACO編集部

副編集長 秀島

「美は明日の自分を今日よりちょっと好きになるためのもの」と語る三上さんは、ハッピーオーラ溢れるとっても素敵な方でした。”美”を感じたインタビューでした。
肌悩み
  • オトナニキビ肌
好きなメイク
  • すっぴん風+ワンポイントメイク
コスメの悩み
  • 母親ゆずりの頑固なクマ

プロモーション歴10年以上、DEPACOの生みの親。ビューティ系企画~編集~広告~イベントまで幅広く携わる。経験とはうらはらに、百貨店入社をきっかけにデパコスに触れ始めた“保守派”でかつ、"自信はないけど少しはこだわりたい派"。趣味はアート&銭湯めぐり。

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