税込5,400円以上で送料無料
大丸松坂屋オンラインストアをご利用中のお客様へ

【前編】コントで演じる女性キャラクターと美容通のその素顔に迫る!お笑いコンビ「レインボー」の池田直人さんにインタビュー〈十人十色の美衣食住〉

DEPACO編集部
副編集長 秀島
2022/11/09

“十人十色の美衣食住”
ひとそれぞれ、さまざまな「美」を大切にされている方々に迫ります。

今回のゲストはコントで演じる女性キャラクターが可愛く、メイクや美容法を配信する美容系YouTubeも大人気の若手注目コンビ「レインボー」の池田直人さんです。メイクアップアドバイザーの資格を持ち、芸人の中でも断トツの美容通である次世代美容芸人です。

01
池田さんはもともと美容に興味はあったのでしょうか?

20代前半は化粧水すら使わないほど、美容に全く興味はありませんでした。その頃は実家暮らしだったので、肌荒れが気になる時に母親のコスメを使うぐらい。興味を持つようになったのは、コントで女性キャラクターを演じるようになったのがきっかけです。テレビの収録だとヘアメイクさんがやってくれますが、劇場だと自分でやるしかないので必然的に自分でメイクをするようになりました。それにコントの役柄で、キレイな女性や相方を惚れさせるキャラクターが多かったので、続けているうちにひげやすね毛があると可愛く見えない…とリアリティーを求めるようになって、どんどん美容への関心が高くなりました

02
女性キャラクターのコントを始めたきっかけは何かありましたか?

コンビを組んだ時からドラマチックなコントをやりたいと思っていたので、最初から女性キャラクターの設定は考えていました。どちらかが台本を書いてきて、それをふたりで直していくという感じで、実は他のコンビにはないぐらい、ふたりで考えたネタが多いコンビだと思います。

レインボーチャンネルでおなじみの川崎さん(Twitter @ikenao0919より)
レインボーチャンネルでおなじみの川崎さん(Twitter @ikenao0919より)

03
女性キャラクターに対するファンの方々の反応はいかがですか?

「レインボー」のファンの男女比はYouTubeではほぼ半々なんですが、劇場に来るお客様は女性の方が多くて、最初の頃は「可愛いー!」って言っていただくことも多かったです。でも最近は板につきすぎたのか、可愛くて当たり前のように思われているようで、反応は以前よりは薄いかもしれません(笑)。カップルで来てくださる方も多くて、きっかけは彼女に連れてこられたのに、彼氏の方の熱量が高くなることもあって、僕が言っていたことをたまにTwitterで拡散してくれたりしています。
以前、1回だけ男性ファンの方から「池田さんの女性キャラクターの見た目を好きになってしまって、どうしたらいいですか?」と告白されたことがありました。でもその方は本来女性が好きなようで、僕も女性が好きだと答えたら「じゃあ諦めます。」って。でもなんかうれしかったです(笑)。

04
池田さんが演じる女性キャラクターはメイクのクオリティーも高い印象ですが、どのようなことに試行錯誤されていますか?

女性キャラクターのコントを始めて5年目ぐらいに、めちゃくちゃ日焼けした肌にメイクしたら、いつものように仕上げられなかったことがあったんです。ほんとファンデーションも浮いちゃって、全然可愛い女子になれない自分がいて(笑)。それをきっかけに日焼けはもちろん、スキンケアにも気を使うようになりました
最初はメイクテクニックの研究もしていましたが、続けていくうちにメイクのノリや肌のコンディションが悪いのを感じるようになって、根本を意識する美容を考えるようになった気がします。それから飲む水に凝り始めたり、ビタミンを摂ったり、美容家電を使ったりといろいろ始めたら、もっと美容が好きになりました。意味があるのか分からないようなことも試したりしていますが、どんどん美容が習慣づいています。

池田さんが演じる女性キャラクターはメイクのクオリティーも高い印象ですが、どのようなことに試行錯誤されていますか?

05
さまざまな女性キャラクター演じられていますが、どのようなメイクを心掛けていますか?

毎回メイクは変えるように心掛けていますが、YouTubeのコントは1回に8本ほど撮るので、コント毎にメイク直しをしていると時間がかかりすぎてしまうので、アイシャドウなどはあまり変えずにリップやウイッグを変えて調整しています。基本的にはウイッグの色と眉毛の色を合わせたり、つい盛り過ぎてしまうのでやりすぎないように心掛けていて、キャラクターに合わせてアレンジします。メイク時間は30分ぐらいで、ひとりで黙々と仕上げていますが、朝イチのステージはまだちゃんと仕上がっていない状態で出ている時もあるかもしれないです(笑)。
あとおでこを出すと、どうしても男性っぽさが残ってしまうんです。どんなにメイクでカバーしても、おでこを隠さないと女性っぽくなりません。多分骨格の違いだと思うのですが、男性には女性特有の丸みがないんですよね。なので、必ずウイッグの前髪でおでこを隠すようにしています。

06
メイクアップアドバイザーの資格をお持ちとのことですが、どのようなことに生かされていますか?

メイクのテクニックだけでなく、肌構造や骨格のことなども勉強して取得しました。普通に使っているチップひとつにも名前があることや、自分の顔の形だからたまたま似合っていたけど、顔の形によってはメイクのポイントを変えた方がいいことを改めて知ることができました。人にメイクをする機会も多くなったので、その資格で学んだ知識とこれまで自分でメイクしてきた経験から、どうしたらもっと女性っぽく見えるのかが分かってきました。後輩からメイクの相談を受けるときに、より具体的にアドバイスできるようになった気がします。今はネタよりもメイクや肌のアドバイスをする機会が増えた気がします(笑)。

メイクアップアドバイザーの資格をお持ちとのことですが、どのようなことに生かされていますか?

07
衣装やメイクはトレンドも意識されていると思いますが、どのような形で情報収集されていますか?

女性キャラクターの衣装は自分で揃えています。クローゼットの半分は女性の服で埋まっていて、彼女と同棲しているような感じです(笑)。洋服は劇場周辺のショップに足を運んで、はやっている色や自分が持っていないデザインの服を買うようにしています。試着室で女性の後ろに並ぶのには、まだまだ慣れないですね(笑)。でも最近は自分のサイズが分かってきたので、試着せずに買えるようになりました。
メイクは新作を買うと、自然とはやりっぽく仕上がりますね。定番の色味は揃っているので、好きなブランドの新作パレットが出たりするとすぐ買うことが多いです。あと最近はオススメを聞かれる機会も多いので、常に新しいものを探すようにしています。実際に店頭に行ってテクスチャーや色味を試しています。少し前までは恥ずかしかったのですが、これも5年ぐらいやっているので最近は抵抗もなくなりました。

<「レインボー」池田直人さんプロフィール>
2016年に相方のジャンボたかおさんとお笑いコンビ「レインボー」を結成。2018年「ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP」(日本テレビ)にて優勝。その後も「千鳥のクセがスゴいネタGP」(フジテレビ)や「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジテレビ)など人気番組に多数出演。公式YouTube「レインボーコントチャンネル」で毎日20時にコントをアップするほか、「レインボー池田直人の美しちゃんねる」ではコントで演じる女性役のメイク方法や男の美容法を配信している。

後編では、池田さんの「スキンケアのこだわりポイント」やもうひとつの趣味「華道」についても伺いました。

編集/㈱メディアム 成田 恵子、執筆/北村 文、撮影/三浦 藤一

EDITOR

DEPACO編集部

副編集長 秀島

「とにかく可愛すぎる!」…が、当日の撮影スタッフの感想でした(笑)。女性以上に女性のメイクを研究され、追及してきた池田さんからはどんどん美容のお話が…!ご自身でメイクをしながら取材に答えるその姿にみんな惚れ惚れしました。
肌悩み
  • オトナニキビ肌
好きなメイク
  • すっぴん風+ワンポイントメイク
コスメの悩み
  • 母親ゆずりの頑固なクマ

プロモーション歴10年以上、DEPACOの生みの親。ビューティ系企画~編集~広告~イベントまで幅広く携わる。経験とはうらはらに、百貨店入社をきっかけにデパコスに触れ始めた“保守派”でかつ、"自信はないけど少しはこだわりたい派"。趣味はアート&銭湯めぐり。

  • ※この記事は、当記事の公開時点のものです。
  • ※価格は全て税込です。
  • ※写真と実物では、色、素材感が多少異なる場合がございます。
  • ※取り扱いの商品には数に限りがございます。
  • ※入荷が遅延する場合や急遽販売が中止になる場合がございます。
冬の新作コスメ&おトクなキャンペーン情報をお届け♪

関連記事はこちら