【桃の香水】7種試してみた!フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー
DEPACO編集部
エディター YAMACO
2023/07/09
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【桃の香水】を徹底レビューするのは、この3人
DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 土井(写真左)
メイクやスキンケアだけでなくフレグランスにも造詣が深い、美容のプロ。昔から香水好きで、100アイテム近くは使ったという強者。甘みや深みのあるオリエンタル調の香りが好み。毎日メイクをするのと同様に、自宅で過ごすときや就寝時にも香りをまとい、シーンに合わせて香りをチェンジ。フレグランスアイテムをレイヤリングして自分だけの香りを楽しむのも好き。
365日お気に入りの香りをまとっていたい香水フェチ♡
DEPACO編集部 エディター 下田(写真中央)
毎日、香りをつけるのを欠かさない香水好き。王道メゾンの香りや、トレンドのデザイナーズフレグランスはもちろん、ニッチフレグランスにも興味津々。ショッピング中に新しい香水を見つけると必ず立ち寄ってトライするほど、香りに対してアグレッシブ。基本的に何でも挑戦したいと思うが、惹かれがちなのは、ほのかに甘くてスパイシーさもある香り。
新作・トレンド情報はおまかせ!香水沼ハマり中エディター
DEPACO編集部 エディター YAMACO(写真右)
DEPACO編集部の新作コスメ担当で、毎月新しい香りをチェックするのが楽しみになっている最新香水キラー。香水の記事を担当したことをきっかけに、その深みにハマる。とはいえ香水をつけて出かけることは少なく、家での気分転換に軽めの香りをひっそり楽しむことが多い。季節や香りに合った適切なつけ方を知って、シーンに応じて楽しめるようになるのが目標。
02
トム フォード ビューティ
土井:手がけたトム フォードが、「熟しきって果汁がこぼれんばかりの果肉」と表現しているように、熟した桃の甘さがセンシュアルな印象をもたらす香りですよね。
下田:官能的な魅力があるから、おめかししてでかける夜のシーンでまといたい感じ!
土井:フレッシュな印象すらある「桃」で色気を表現できるのは、〈トム フォード ビューティ〉らしい世界観。サンダルウッドなどの深みが加わっているから、洗練された大人の雰囲気に仕上がっているのだと思います。
YAMACO:フレッシュな可愛らしさとは真逆にある感じで。それぞれのフレグランスでの「桃」の捉え方がずいぶん違うなと、いきなり実感できるアイテムですね。
03
ジョー マローン ロンドン
YAMACO:もぎたての桃みたいな印象で、明るさや爽やかさもあって。
土井:これ単体で使うと、シンプルに「フレッシュな桃」の魅力を楽しめます。〈ジョー マローン ロンドン〉は、香りのレイヤードを提案しているブランドだから、重ねづけするとより楽しみが広がりそう!ウッディ系やフローラル系と合わせて深みや華やかさをプラスするなど、自分好みに印象を変えてみるのもおすすめです。
YAMACO:私なら、さらに軽やかな印象にするために柑橘系を重ねてみたいですね。
下田:いい意味で香りの持続性が短いコロンだから、さりげなく香りを楽しみたい人にもぴったり。みずみずしい香りを軽やかにまとえるから、蒸し暑い夏のシーズンでも使いやすいですよ。
04
ラルチザン パフューム
土井:シプレ フルーティー フローラルの香調ということで、「桃」の甘さだけでなく、どこか「青い」ような印象もありますね。色でいうと、いわゆるピンクの桃色じゃない感じ。
YAMACO:つけたては、熟す前の雰囲気というか。それが、時間の経過によって深みを増していく印象です。
土井:ファッションで例えるなら、「ふんわりしたワンピースにマスキュリンなジャケットを羽織って、腕まくりして着こなしている」という風に、女性らしさとかっこよさが融合していますね。
下田:でた!土井さんお得意のファッション例え(笑)。その印象通り、この「桃」の解釈は甘ったるくないから、オフィスやフォーマルシーンでまといやすいのが特徴。男性でもつけられる「桃の香水」かなと思います。
05
ジルスチュアート
下田:気軽に「桃の香水」をまといたいなら、こちらがおすすめ。フレッシュ&フルーティーなピーチの中にチュベローズが潜んでいて、〈ジルスチュアート〉らしい愛らしさを醸しだせる香りです。
土井:チュベローズの甘美な香りが加わることで、ピーチのみずみずしさが引き立っていますよね。「水滴がついた桃」みたいに、弾けるようなフレッシュさがある印象で、今回取り上げた中で一番「桃」を感じました。
YAMACO:確かに、桃感はよく出ていますよね!私が注目したのは、持ち運びしやすい便利なローラーボールという形状。このタイプだとつける場所や量を調整しやすくて、気分転換にちょこっとつけて自分だけで楽しむ…みたいな使い方にもぴったり。
下田:手頃な価格というのも、魅力のひとつ。はじめて香水を使う方や、少しだけ「桃の香水」を試してみたいという方にもいいのでは!
06
ランコム
YAMACO:「ピーチとローズの華やかで気品のあるフローラルに、アンバーの深みを秘めたロマンティックな香り」だそう。誕生から30年以上愛されている香りだけあって、「王道の香水」という華やかさを感じます。
下田:はじめはパウダリーな、気品のある爽やかさを感じる香り。ミドルノートにかけてピーチの甘みが漂ってきて、ぐっと華やぎますね。
土井:「桃の果実」というより「桃の花」みたいなフローラルな香り。ラストノートには、ムスクなど魅惑的な香りも加わって。根強いファンがいるのもうなずける香水です。
07
SHIRO
下田:ミドルノートにひっそりとピーチのやわらかな甘さを感じる、透明感のあるフルーティーフローラルの香り。リニューアル後も変わらず、「モテ香水」ですよね。
土井:うららかな陽気の日の、洗い立てのシーツのような。明るい気持ちになって気持ちいい!って自分が思える香りでもあります。清潔感があって、ラストはホワイトフローラルやムスクでまとまっている、〈SHIRO〉らしい香水ですね。
YAMACO:フレッシュなみずみずしい香りが、リニューアル前より長続きするようになったのもうれしいポイントです。
08
ランバン
土井:発売から20年間も愛されている名香ですね。さすがに「桃」という感じはしませんが(笑)、爽やかさと甘みが融合したいい香りで、まわりにも愛用者が多いです。
下田:今回ご紹介した香水の中で、個人的には最もフレッシュで爽やかな印象。かわいいというよりエレガントな雰囲気があり、これも「モテ香水」といわれる理由がわかる気がします。
YAMACO:最後はちょっと強引な「桃」つながりでしたが、「桃」の奥深さを感じてもらう要素のひとつになったのでは?香料をじっくりチェックするとおもしろい発見があるので、今後もテーマに沿って、香水の魅力を深掘りしていきたいと思います!
EDITOR
DEPACO編集部
エディター YAMACO
今特に気になる「桃の香り」を集めてみました!7~8月の蒸し暑い季節にもつけやすく、この夏トライしたいアイテムが勢ぞろい。次回もお楽しみに。
入社後1年半、コスメのセレクトショップ「アミューズ ボーテ」で接客担当として勤務。「毎日イメチェン」をモットーに、メイクもヘアも気の赴くままにコロコロ変えるのが好き。特にビビッドカラーのコスメにときめく。趣味は音楽を聴くこと、太陽の光を浴びること。
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第1回のテーマは「桃」。甘くて、フレッシュで、可愛い。そんなイメージを持ちがちですが、実は、大人っぽくも官能的でもある香り。フルーツとして味わう「桃」の旬を迎える今、「桃の香りの香水」7種についてDEPACOの香水好き3人が語り合いました!