秋冬のベースメイクで1番大切にしたいのは保湿力。乾燥しにくい肌を作るために、うるおい感を保ってくれるものをおすすめします。また、寒さで肌がくすみがちになるので、トーンアップ効果のあるベースメイクアイテムを選ぶと透明感のある肌を演出できます。そして、パウダーを使ってセミマットに仕上げるとより冬らしさが出ます。

〈クレ・ド・ポー ボーテ〉の「ヴォワールコレクチュールn」は、長く愛されている名品。スキンケアの延長のように使える塗り心地で、長時間うるおいが持続します。しっとりとした仕上がりにも関わらず、メイクくずれしにくいところもポイント。 明るめのベージュカラーでトーンアップ効果があり、素肌感は残るのに毛穴や色ムラはカバー、キメの整ったなめらかな肌に見せてくれます。

肌のきれいな方や、少し近くにお出掛けするぐらいであれば、これだけでも十分満足できる仕上がりになるはず。

ファンデーションは、今年の春に発売されてバズった、〈ローラメルシエ〉の「フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング トーンアップ クッション」が一押し。2トーンになっているのが特徴的で、中央にピンクのトーンアップカラーが入っています。

しっかりカバーしてくれるのに透明感と血色感が出て、のっぺりとした印象になりにくいところが嬉しいポイント。 トントン叩き込むとこのような仕上がりに。厚塗りになりにくく、みずみずしいツヤ感が美しい！超微粒子のダイヤモンドパウダーが配合されていて、中央のピンクカラーによって柔らかくフェミニンな肌を演出できます。 全顔には基本的に2色を混ぜるように叩き込みますが、頬の高い位置などハイライト効果が欲しい位置にはピンクカラーの部分のみを乗せて、より立体感のあるメイクも可能。メイク直しの際に、明るい部分を中心に重ねるとお疲れ顔をカバーできますよ。

〈THREE〉の「アドバンスドエシリアルスムースオペレーター ルースパウダー」は、美容好きの間では「消える粉」とも呼ばれるほど細かい粒子です。肌に溶け込んで素肌のように一体化するので、下地とファンデーションで丁寧に作ったベースメイクを活かしてくれます。

「01」はマットタイプで肌表面はサラサラするものの、乾燥しにくいので秋冬も使いやすい一品。 ベージュ系の色味の粉ですが肌に乗せると透明に。肌に1枚薄くヴェールを重ねたような仕上がりで、ほんのり毛穴をぼかしてくれます。付属のパフはきめ細かいクッションのようで、ブラシを使わずとも均一に塗布できるのも魅力です。 今回ご紹介した3アイテムを使用して仕上げたベースメイクがこちら！向かって左側のみメイクをしています。

厚塗り感が出にくく、くすみや色ムラをしっかりカバーしてくれます。また、小鼻や頬の気になる毛穴もきちんと隠してくれました。


季節に合った質感の製品を選ぶことでカラーメイクも映えるので、ぜひこの機会に秋冬用ベースメイクアイテムを見直してみてください。