【ママ美容:前編】Vol.6 田中マヤ(ビューティーモデル)<Switching Story ~“母”の顔と“私”の顔~>
01
美容に興味を持つようになったのはいつ頃からですか?
モデルになったのが18歳で美容のこともまったく知らない、分からないという状況だったんですが、20歳ぐらいからビューティーの仕事をさせていただくようになったんです。その現場には美容のプロの方がたくさんいらして、そういう方々からいろいろなことを教えてもらって、徐々に興味を持つようになりました。
02
ビューティーモデルになったきっかけを教えてください。
背が高くないのでファッションモデルとしては難しく、たまたま美容雑誌がいろいろ創刊された頃だったのでビューティーモデルとして声をかけていただく機会が増えたんです。
化粧品の広告でご一緒するヘアメイクさんは美容雑誌で活躍している方が多く、その方の推薦もあって、それまでは大阪の仕事が中心だったんですが、東京で本格的にビューティーモデルの仕事をするようになりました。
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仕事と育児を両立されてきた中で、悩まれたり、難しいと感じられたりしたことはどんなことですか?
結婚した頃はそれまでと変わらない生活でしたが、子どもが生まれてからはガラリと変わりました。
最初は保育園に入れなかったので、ベビーシッターに撮影現場にも来てもらっていましたし、現場で授乳していました。
私も主人も両親が地方に住んでいるので、主人と二人でやりくりしていたんです。ありがたいことに主人はスケジュールを調整できる仕事なので、子どもが病気の時は本当に助かりました。
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仕事の量や内容で変化したことはありますか?
仕事をセーブするというより調整して続けていました。子どもが小さい時はできるだけ保育園に預けている時間内で終わる仕事を受けるようにしたり、土日祝日は仕事を入れないようにしていました。
それでもご依頼いただいた仕事はできるだけやりたいと思っていたので、時には私が稼働できる時間内にできないか、編集部の方に相談したこともあります。どうしても都合がつかない時には、子どものことを優先していましたね。
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仕事と家庭の自分を「スイッチ」するために心がけていることはありますか?
子どもが学校に行って、主人を仕事に送り出した後は仕事モードになりますね。撮影や外に仕事に行く時には、メイクをすることが「ONスイッチ」になっていますし、メイクを落として部屋着に着替えることで「OFFモード」になります。
家で仕事をしている時はできるだけ子どもが帰ってくる時間までに終わらせるようにしています。それでも仕事が残っているときは翌朝にくり越すようにしています。早起きをして仕事に取り組むほうが、頭もスッキリしてはかどりますから。
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これまでお肌の悩みなどはありませんでしたか?
若い時のほうが生理前にニキビができたり、食べ物の影響でむくんだりと、波があったように思います。今は自分の体調のバランスも分かるようになってきましたし、スキンケアのアイテムを選ぶようになったので安定してきました。
子どもを産んでから規則正しい生活をするようになったこともあると思います。でもエイジングサインのたるみ、毛穴、しわは少しずつ気になります(笑)。
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数あるスキンケアの中から好みのアイテムを選ばれる基準はありますか?
テクスチャーと香りです。テクスチャーは肌にスッと入って、あまりベタベタせず、みずみずしさもありながら保湿力があるタイプが好きです。翌朝の肌のうるおいやハリ感、なめらかさも決めてです。
香りは心地良く深呼吸できる香りがいいですね。
デパコス、オーガニックなど気になるものは試すようにしています。自分好みのテクスチャー、香り、仕上がり感がそろったアイテムに出合えた時のうれしさはたまらないです。
08
ご自身の美容のためにスキンケアでどんなことを心がけていますか?
必ず深く呼吸しながらケアするようにしています。スキンケアの時間は自分と向き合う時間なので。
「このローションの香りやテクスチャー、好きだわー」と肌になじんでいくのを感じながらケアしています。香りを楽しみながら深く呼吸をして、自分の心と向き合えるとても心地よく大好きなひとときです。お肌が整った後は身も心も本当に“OFF”になるんです。
スキンケアって、トラブルや悩みを解消するためにしていることでもあると思うんですが、私は心地よさをじっくり味わっている感じです。悩みに向き合うというよりも、アイテムの香り、テクスチャーがその日頑張った自分の疲れた心をクリアにして、切り替えてくれるものだと思っています。
後編ではスキンケア以外にこだわっていることや愛用品について伺いました。
<田中マヤさんプロフィール>
モデルデビュー以来、数々の女性誌・美容誌、化粧品のCM、広告、トークショーなどで活躍。ビューティーを内と外の両面から追求すべくジュニア野菜ソムリエ、AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー、発酵マイスター&発酵食健康アドバイザーなど美に関連する多くの資格を取得。メイクやスタイルをはじめ、食からのインナーケアなど幅広く美容情報を発信しているInstagramのフォロワーは7万人を超える。
編集/㈱メディアム 成田 恵子、執筆/北村 文、撮影/三浦 藤一
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EDITOR
DEPACO編集部
エディター 高梨
旅行誌の出版社で編集職を10年以上経験。出産を機にキャリアを見つめ直し、今後は大好きな美容の情報発信をしたいという想いでDEPACO編集部へ。美容はスキンケアやベースメイクでの“土台作り”が好き。趣味は旅と料理。
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- ※取り扱いの商品には数に限りがございます。
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出産すると体調や体形もこれまでの自分とは全く違うものに。今までとは異なる美容の悩みを抱える女性も多いはず。また、女性としての生き方と母としての人生の両立を難しいと感じる人や、今後のキャリアについて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そんな人たちの美や人生のヒントになるように、仕事と家庭、2つの顔を持ち、母になったことでさらに美しく輝いている女性にフォーカスし、連載します。
第6回はビューティーモデルとして活躍され、一児の母である田中マヤさんです。