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原種の「ゆず」が秘めるパワーで、人もまちも元気に!【SDGsアクションにトライ】

DEPACO編集部
エディター KATOCO
2022/10/22

DEPACOでシリーズ企画としてお届けしている「SDGs特集」。「SDGs」とは、地球上で暮らす私たちや未来の子どもたちがずっと幸せな生活を送れるように、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標のことです。人権や経済、環境など、地球規模の問題を解決するために17のゴールが設定されています。
今回取り上げるのは、「11 住み続けられるまちづくりを」。地域の資源を活用したものづくりでまちの活性化や環境保全にアプローチする「ふるさとコスメ」のブランドの中から、オリジナリティに富んだ取り組みを展開する〈WILD YUZU〉(ワイルドユズ)のアクションをご紹介します♪

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サステナブルなまちづくりにコスメでアプローチ!

サステナブルなまちづくりにコスメでアプローチ!

SDGs11番目のゴール「住み続けられるまちづくりを」は、”誰もが参加できるかたちで持続可能なまちづくりを計画し、実行していく“ ”災害に強いまちづくりを進め、被害を受ける人を減らす”といったことを目標にするもの。
〈ワイルドユズ〉では、地域資源を活用し、こころに悩みを抱える方や障がいを持つ方も参加するものづくりを通じて、地域の里山の保全に取り組んでいます。ものづくりに参加した人の中にはその後自信をつけて社会復帰を果たした方も!
どのような想いをもとに活動しているのか、〈ワイルドユズ〉を展開する(有)re・make代表の岡山栄子さんにお話を伺いました。

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〈ワイルドユズ〉ってどんなブランド?

〈ワイルドユズ〉ってどんなブランド?

「大阪・箕面市の里山で育つ、実生ゆずのチカラを詰め込んだアイテムをお届けしているブランドです」

岡山:〈ワイルドユズ〉では、大阪・箕面(みのお)市の地域資源である「実生(みしょう)ゆず」のチカラを活かした製品をラインアップしています。箕面市の止々呂美(とどろみ)地区にある里山で育つ実生ゆずの価値を伝えたい、という想いから、原種ゆず=WILD PLANTS YUZUを略した〈WILD YUZU〉をブランド名にしています。

栽培期間中農薬・化学肥料不使用の実生ゆずの魅力を最大限活かすため、アイテムに用いる他の原料も、自然由来のものにこだわっています。住民参加による“地域でのものづくり”も大切にしており、私たちの橋渡しのもと、ゆずの収穫期にはたくさんの方が止々呂美の里山を訪れ、搾汁や果皮の蒸留などを行って、アイテムづくりをサポートしているんですよ。

●エディター・KATOCOの注目ポイント
栽培期間中農薬・化学肥料不使用の実生ゆずや、自然由来の素材だけを用いる、というブランドのこだわりがすごい!岡山さんは、気さくで温かい雰囲気の方だけれど、お話を伺ううちに“実生ゆずや地域、そこで暮らす人々の役に立ちたい!”という強い想いが伝わってきて、確かな意志や発想の豊かさ、アクティブさに感銘を受けました。

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「実生ユズ」ってどんなもの?そしておすすめアイテムは?

「実生ユズ」ってどんなもの?そしておすすめアイテムは?

「収穫できるまで長~い時間がかかるけれど、果実全体に成分がたっぷり含まれているんです」

岡山: 「実生ゆず」とは、原木のタネから育てたゆずのこと。一般的なゆずはカラタチなどに接ぎ木をして栽培されており、それによって3年ほどで実の収穫ができるようになります。一方、 タネから育てる実生ゆずは、“桃栗3年柿8年、ゆずの大馬鹿18年”という言い伝えがあるように、実が収穫できるまでに長い時間がかかります。けれどそうして実をつける実生ゆずは、農薬をまく必要がないほど生命力に満ちており、皮やタネ、ワタに至るまで果実全体に、成分がギュッと詰まっているのです。

私たちは専門家との共同研究で“高い保湿力を持つ”実生ゆずの特性を明らかにし、自然由来の素材と組み合わせて製品を開発。そのときまで、生産農家では出荷規格から外れた大量の実生ゆずは果汁を絞った後で廃棄されていました。しかし、私たちは 搾汁後の果実から蒸留した芳香蒸留水を〈ワイルドユズ〉の製品に用いることで、資源の有効活用やごみの削減にもつなげています。

●〈ワイルドユズ〉のアイテムを使ってみたい!岡山さんのおすすめは?

生産者の方が大切に育てた実生ゆずの魅力が詰まっている〈ワイルドユズ〉のアイテムたち。岡山さんにおすすめのアイテムを教えていただきました。

きめ細かな泡で、メイク落としや洗顔ができるアイテムです。実生ゆずから抽出した芳香蒸留水(ユズ果皮水※)が油膜への洗浄力に優れている点に着目。この芳香蒸留水(ユズ果皮水※)と天然精油を主原料に、松から抽出したトール酸カリウムを洗浄成分として配合し、肌のうるおいを守りながら、メイクや汚れ、毛穴に詰まった皮脂などをしっかり落とします。詰替え用リフィルもご用意。

※洗浄補助・保湿成分

弱酸性のユズ果皮水(※)を主原料とした、うるおいを与えながら乾燥を防ぎ、ハリのあるすこやかな肌に整える化粧水。このユズ果皮水も、果汁を絞った後の実生ゆずから水蒸気蒸留で丁寧に抽出しています。肌になじませると豊かなゆずの香りが漂い、気分もリフレッシュしますよ♪

※保湿成分

実生ゆずから抽出したユズ果皮水(※)と、松から抽出した天然の界面活性剤を配合した洗剤。汚れに合わせて水で希釈して使う濃縮タイプで、食器洗いからお部屋のお掃除まで幅広く活躍します。

※洗浄補助成分

●エディター・KATOCOの注目ポイント
果汁を絞った後の実生ゆずは、油が多すぎて燃やすこともできなかったとか。けれどそれは天然精油をたっぷり含んでいることだという岡山さんの気づきから、〈ワイルドユズ〉の製品開発が始まったそうです。そんな〈ワイルドユズ〉のアイテムを購入することが、里山保全や賑わいのある地域づくりの応援につながるのは素敵ですね♪

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〈ワイルドユズ〉が目指す「誰も置き去りにしない社会」とは?

〈ワイルドユズ〉が目指す「誰も置き去りにしない社会」とは?「実生ゆずを起点に、豊かな里山の環境が守られ、誰もがイキイキと輝く社会です」

「実生ゆずを起点に、豊かな里山の環境が守られ、誰もがイキイキと輝く社会です」

岡山:高木で鋭いとげを持つ実生ゆずの生産はとても大変で、生産者の高齢化や後継者不足が問題になっていました。生産する人がいなくなると、手入れがされなくなって木は荒れるし、ゆず畑がある里山も徐々にすさんでいってしまいます。そこで私たちは、搾汁後の果実を〈ワイルドユズ〉のアイテムづくりに活用することで生産性を高め、生産者が実生ゆずをつくり続けられる体制と環境を確立することを目指してきました。それが実現すれば、ゆずの木の手入れを通じて里山の保全も叶います。

ゆずの搾汁や、搾汁後の果実の蒸留などには、心に悩みを抱える方や障がいをお持ちの方に参加してもらっています。こうした加工作業でスキルを体得し、また収穫の際の生産者のサポートなどで“ありがとう”と感謝の言葉をもらい自信をつけたことなどがきっかけとなって、社会復帰された方も少なくありません。
他にも、地元の小中学校の授業の一環として加工作業の一部を体験し、実生ゆずやそれを育む止々呂美の里山のすばらしさについて、次世代を担う子どもたちに学んでもらっています。
こうした取り組みの結果、止々呂美地区の生産者と、そこを訪れるさまざまな年代の人との間に交流が生まれ、里山をはじめとする地域に活気が生まれてきたと感じます。実生ゆずの手入れも進み、取り組みを始めた2009年の約4tから2020年には約10tと、収穫量も増加しました。

●エディター・KATOCOの注目ポイント
誰もが持てる力を発揮してイキイキと活躍する社会。その実現に、コスメでアプローチできることにびっくり!止々呂美の里山にも着実に良い変化が起こっているそうで、岡山さんたちのアクションの今後が楽しみです♪

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あなたも「ゆずサポーター」になりませんか?

あなたも「ゆずサポーター」になりませんか?
        「実生ゆずの産地を訪れて、里山保全活動に参加することができます」

「実生ゆずの産地を訪れて、里山保全活動に参加することができます」

岡山:現在、私たちは、ゆず畑のメンテナンスや収穫のお手伝いをしてくださる「ゆずサポーター」を募集中!実生ゆずや里山保全についてフィールドワーク的に知識を増やせるほか、新商品のモニタリング(お土産つき♪)ができるなど、うれしい特典もあります。
植物や里山が好きな方、SDGsや環境保全について一緒に考えてくださる方、参加してみませんか?(※産地まで自家用車で行くことが可能な方に限ります)

●岡山さんから、DEPACO読者にメッセージ
ゆずの花言葉は“健康美”。そのゆずのチカラを詰め込んだ〈ワイルドユズ〉のコスメで肌がうるおい、里山の自然環境も豊かにうるおって地域に賑わいが生まれる。そんな循環をサステナブルに叶えられたら、こんなにうれしいことはありません。
〈ワイルドユズ〉のアイテムで、皆さんもぜひ、実生ゆずの魅力に触れてみてくださいね。それが、「住み続けられるまちづくり」実現の第一歩にもつながります。

06
コスメを購入することで地域や生産者さんの応援に

コスメを購入することで地域や生産者さんの応援に

KATOCO:実生ゆずの存在が、地域と、そこで暮らす人々を輝かせていく。コスメにはまだまだ大きな可能性があることを、岡山さんのお話から実感しました。ふるさとコスメには、こうした取り組みを行っているブランドが他にもたくさん。キレイと地域の応援を同時に叶えられるふるさとコスメに、ぜひ注目してみてくださいね♪

EDITOR

DEPACO編集部

エディター KATOCO

たくさんの方の手間暇をかけ、たっぷりの想いを込めてつくり出される「ふるさとコスメ」のアイテムたち。なんだか温もりも感じられて、知れば知るほどその魅力のトリコになりそうです
肌悩み
  • 脂性肌
好きなメイク
  • 透明感アップメイク
コスメの悩み
  • 皮脂によるベースメイク崩れ

入社後1年半、コスメのセレクトショップ「アミューズ ボーテ」で接客担当として勤務。美容への探究心から日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ資格を取得。“無理せずキレイにきちんと見える”を合言葉に、時短のケア・メイクを追求中。ミニマリストに憧れて、断捨離がマイブーム。

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