昨年好評だった「AKB48×DEPACO」企画。2024年は、AKB48の18期研究生の3人が登場して、最旬メイクに挑戦してもらいました♪
メンバーがする変身するメイクは、海外発でいま日本でも話題になっている【千金メイク(中国)】【スワイメイク(タイ)】【ヨジャドルメイク(韓国)】。メイクアップを担当するDEPACO BAが、それぞれのメイクの特徴や押さえておきたいテクニックをお教えします。

＼【千金メイク】に挑戦するAKB48メンバーは…／
・【千金メイク】とは？ 中国の大富豪のお嬢様のようなゴージャスな印象のメイク。華やかで、上品さや可愛らしさもあるのが特徴です。
メイクのカギを握るのは、陶器のような肌づくりと、赤やオレンジといった暖色カラーを効かせたアイメイク。愛らしいだけでなく、ちょっぴりスパイシーで芯の強さも漂うようなバランスで仕上げるのがポイントです。


・使用するアイテムはこちら 1.〈ボビイ ブラウン〉ウェイトレス スキン ファンデーション SPF15・PA++(N-012) 税込8,580円
2.〈ポール ＆ ジョー ボーテ〉アイデザイン パレット(04) 税込5,500円
3.〈アディクション〉ザ ジェル アイライナー(004) 税込3,300円
4.〈SHISEIDO〉インナーグロウ チークパウダー(06) 税込4,400円
5.〈ボビイ ブラウン〉リュクス マット リップスティック(529) 税込5,940円


・HOW TO MAKE-UP

細部まで隙のないお嬢様フェイスを演出！


――BASE―― 陶器のように、白くつるんとした肌印象を目指します。まずは化粧下地で、肌の色ムラや凹凸を感じにくい状態にととのえて。
ファンデーションで陶器のような質感を表現できるよう、1のようなセミマットタイプがおすすめ。厚塗りになりにくく、気になるところはちゃんとカバーできるアイテム選びが重要です。均一につけるため、スポンジで肌になじませます。
フェイスパウダーは、くずれやすいTゾーンと目のまわりにだけ軽く塗布して。マット肌を演出できるノンパールタイプがGOOD。


――EYE――

1. 2のアイシャドウパレットのAを、アイホール全体に塗布。レッド系のカラーが際立つように、広範囲に仕込むのがポイント。目のキワから上部に向かってグラデーションになるように広げて。
2. 3のアイライナーを使い、上まぶたのキワにラインを引きます。さらに、目尻から5mm～1cmほどオーバーするようにラインを描いて。跳ね上げず、平行にすっと伸ばすのがコツ。
3. 2のアイシャドウパレットのBのブラウンを②のラインに沿って、上まぶたの中央～目尻側に向けて幅広になるよう塗布してから、少しぼかします。ライン部分をアイライナーだけで仕上げず、アイシャドウの締め色を重ねることで、ほどよい甘辛感に。
4. 下まぶたのキワに、2のアイシャドウパレットのCのゴールドを広げます。
5. 下まぶた目尻側1／3くらいには、Bのカラーをのせ、印象的なまなざしを演出。
6. 2のアイシャドウパレットのDのシルバーを目頭にくの字型にのせて、アクセントにします。

★マスカラは、きりっとした雰囲気をプラスできるブラックを選んで。長さとボリュームの両方が出せるタイプがおすすめです。


――CHEEK―― チークは頬に血色感をプラスするためではなく、顔全体の立体感を演出するものとして使用。4のように肌なじみがよく、さりげなく陰影をつけられる色を選んで。
チークを入れる位置で意識するのは、サイド。ブラシにとって、耳の付け根から内側に向かい、頬骨のラインに沿って入れます。耳下からあご先にかけてのフェイスラインにもシェーディングのようにのせて、小顔効果を狙って。


――LIP―― 主役級の存在感がある赤リップで、華やかさをアップ。質感は、5のようなセミマットタイプがおすすめです。
塗るときは、きちんと感を演出するためリップブラシを使用。ブラシで唇の輪郭を描いてから、全体に塗布します。より主張を強めるなら、少しオーバーリップにしてもOKです。


・このメイクは、DEPACO BAの釣川が担当しました！

＼【スワイメイク】に挑戦するAKB48メンバーは…／
・【スワイメイク】とは？ 美容大国タイ発のメイク。「スワイ」とは、タイ語で「可愛い」「きれい」「魅力的」の意味で、愛らしいキュートさと大人っぽいセクシーさを両立させています。
タイの暑さと湿度でもくずれにくいことが重要なので、ベースメイクはテカリにくいセミマット～マット肌が基本。目元は、意志の強さを表すようにアイラインを効かせ、眉もしっかり主張させます。ぷっくり肉厚リップにして、よりエキゾチックな雰囲気に！


・使用するアイテムはこちら 1.〈ランコム〉タンイドル ウルトラ ウェア リキッド Ｎ(O-01) 税込7,920円
2.〈セルヴォーク〉インディケイト アイブロウパウダー(04) 税込3,850円
3.〈アディクション〉ザ アイシャドウパレット ＋(007) 税込6,820円
4.〈コスメデコルテ〉ラスティング ジェルアイライナー(BK001) 税込3,850円
5.〈SHISEIDO〉アーチライナーインク(01) 税込3,850円
6.〈NARS〉ブラッシュ Ｎ(901) 税込5,060円
7.〈M・A・C〉ミネラライズ スキンフィニッシュ(ライトスカペード) 税込5,940円
8.〈スック〉シアー マット リップスティック(レフィル)(07) 税込4,950円
※別売り専用キャップ 税込550円
9.〈M・A・C〉ロックド キス インク リップカラー(ドイエン) 税込5,170円


・HOW TO MAKE-UP

スモーキーメイクで大人度アップ！


――BASE―― ベースメイクは、くずれにくいように仕上げるのがマスト。化粧下地、ファンデーションともに、汗や皮脂に強いタイプを選んで。1のファンデーションのようなマット～セミマット質感なら、くずれにくさとトレンド感を両立できます。
肌にピタッと密着させるのもくずれにくくするポイントなので、塗布する際は厚めのパフを使用。特に汗や皮脂でくずれやすいTゾーンは慎重に、テカリやツヤ感を抑えるようになじませます。
サラサラ質感にするためフェイスパウダーは必須で、全顔に塗布。ただし、マット仕上がりを目指すからといってつけすぎはNG。ベールをかけるように、少量ずつ薄く重ねてマット質感に調整していきます。


――EYEBROW―― しっかりと主張のある眉が、スワイメイクの特徴のひとつ。太眉や立ち上げ眉にするケースもあります。
今回は、ほどよい存在感にするため、2のパウダーアイブロウで立体的な眉を演出。ポイントになるのが色選びで、濃いめのスモーキーカラーを使って強さを出します。
色が濃いめだから、通常通り眉を描くだけでもインパクトがアップ。自眉になじませたあと、眉毛が薄い部分を中心にペンシルタイプで毛を1本1本足すように描きます。このとき、自眉から少しはみ出すように角度をつけて描くと、立ち上げ眉風の印象に。


――EYE――

1. 3のアイシャドウパレットのBを、アイホール全体に塗布。
2. Cを、①よりやや狭い範囲に重ねます。
3. Dを上まぶたの目のキワにのせ、目尻側のみ、上に向かってぼかすように広げることでスモーキーアイらしい雰囲気に。このカーキ色を使うことで大人っぽい深みを演出できます。
4. チップにBのカラーを取り、下まぶた全体にチップ幅程度に塗布。目尻から1／3にはCを重ねることで、目元の強さがアップ。その後、Aを目頭から中央あたりにつけて、涙袋をややぷっくりした印象に。
5. 主張のあるアイラインにするため、2種類のアイライナーを使用。まずは、4のジェルアイライナーで、上まぶたの目のキワにラインを引きます。
6. 目尻からオーバーした跳ね上げラインの部分には、5のリキッドアイライナーを使用。ラインは太く長く描いて、インパクトを出して。
7. 目頭にも5を使用し、シャープさを出すためにややくの字型にラインを入れます。
8. 下まぶたの目尻側1／3の目のキワにも、4で細くラインを引き、少しぼかしてなじませます。

――CHEEK & HIGHLIGHT―― 骨格を引き立てたメリハリのある仕上がりを目指して、チークとハイライトを入れます。
チークは、血色感として主張しすぎず、肌なじみがいいシェーディングのような6のカラーがおすすめ。頬のいちばん高いところから指1本分ほど下の位置にブラシを置き、耳に向かって斜め上方向に広げて。さらに陰影を演出するために、フェイスライン、小鼻のふち、ノーズシャドウの位置にも塗布します。
7のハイライトは、チークで仕上げた陰影をさらに引き立たせるためにプラス。マット質感のベースメイクを生かすよう鼻筋のみに入れるのがポイントで、両目の間～鼻先の手前くらいの範囲に、磨くようにしてのせます。


――LIP―― 大人の落ち着きを表現するために、8のセミマット質感のリップを使用。輪郭をややオーバーラインで描き、唇の肉厚感を演出します。
さらに立体感を出すため、リキッドリップを重ねて。9のリップは、なじむとマットな質感で、落ちにくいのも魅力。唇の中央から外に向けてなじませるようにすると、2つのリップの質感×色の違いで、ぷるんとしたツヤ感とは異なる立体感が得られます。


・このメイクは、DEPACO BAの土井が担当しました！

＼【ヨジャドルメイク】に挑戦するAKB48メンバーは…／
・【ヨジャドルメイク】とは？ 「ヨジャ=女性」「ドル=アイドル」の意味で、韓国の女性アイドルをイメージしたメイクです。韓国アイドルメイクは、短い期間でトレンドが変化していくのも特徴的。
今なら、マット質感だけどツヤを感じる“ツヤマット肌”、アイメイクは可愛いなかに強さが潜んだ“きらめきアイ”、“抜け感ありの赤リップ”を押さえると◎。つくり込んだメイクだけど、ナチュラルな抜け感もあるのがポイントです。


・使用するアイテムはこちら 1.〈アディクション〉ザ ファンデーション リフトグロウ(001) 税込6,600円
2.〈M・A・C〉スタジオ フィックス プロ セット ブラー ルース パウダー(ロージー ピンク) 税込5,390円
3.〈ジバンシイ〉ル・ヌフ・ジバンシイ(No.09) 税込8,360円
4.〈グッチ〉ブラッシュ ドゥ ボーテ チーク アンド アイ(01) 税込8,580円
5.〈ボビイ ブラウン〉ハイライティング パウダー(01) 税込7,920円
6.〈NARS〉パワーマット リップスティック(136) 税込4,950円


・HOW TO MAKE-UP

ツヤとキラキラで演出する“うるみ感”が決め手！


――BASE―― 「ツヤ」と「マット」という相反する質感を両立させるため、ツヤ感のある下地やファンデーションを使いつつ、パウダーでふわさらマット質感をプラスします。
ファンデーションは、きれいなツヤ感が叶う1を使用。顔を立体的に見せてくれるタイプなので、韓国メイクにぴったりです。ツヤ感が際立つよう、ファンデーションブラシでつけるとGOOD。
マットタイプのフェイスパウダーで仕上げるのが、このベースメイクのポイント。2のパウダーをパフに含ませて顔全体に塗布してから、ブラシで肌を磨くようになじませると、ちょうどいい「ツヤマット」になります。


――EYE――

1. 3のアイシャドウのDをアイホール全体に広げてベースの色みを整えます。縦より横長を意識したアイメイクにしたいので、目尻ラインよりややオーバーにのせて。
2. ①より少し狭い範囲にFをなじませ、さりげなく深みを出します。
3. 上まぶたの中央から目尻にかけてと、さらに目尻よりオーバーするようにEを塗布。切れ長に見せたいので、横幅は大胆にオーバーしてOKです。
4. 目尻側にくの字を作るようにCを塗布して、より切れ長な印象に。
5. ニュアンスが異なるパールピンクのAとBをブレンド。上まぶたのアイホール全体にふわっと重ねて、愛らしいキラキラ感をプラス。
6. Bを下まぶた全体にのせ、うるみ感のある涙袋を演出。さらに目頭部分に点でのせ、きらめきのポイントをつくります。

★アイラインは目のキワに沿ってラインを引き、目尻は長めに伸ばして。切れ長目に見えるよう、横にスーッと伸ばすのがコツです。マスカラは、長め&細めの束感を出すと今っぽい雰囲気に。


――CHEEK & HIGHLIGHT―― チークは、アイメイクに合わせて4のようなピンク系を選び、頬がぽわっと上気したような印象に。愛らしく仕上げるため、目の下から頬の高い位置あたりを中心に、丸めにふんわり入れて。
韓国メイクらしい顔のメリハリを強調するために、ハイライトはマスト。特に光を集めたい鼻筋には、しっかりハイライトを効かせるため、5のハイライターの白っぽい部分だけを細いブラシに取り、鼻筋をすっと通すように入れます。目の下は同じハイライターの色をブレンドして使い、立体感を演出します。


――LIP―― メインに使うのは、6のマット質感の赤リップ。ややオーバーリップに輪郭をとって、唇全体に塗布します。口元だけが主張しすぎないよう、程よい抜け感を出すためにグロスを重ねて。ぷっくりとしたツヤ感のあるタイプがおすすめです。


・このメイクは、DEPACO BAの篠原が担当しました！
＼DEPACO BAのテクニックに、AKB48メンバーも興味津々／

【千金メイク】八木愛月さん(写真右) 「いつもの可愛い系メイクとは違うゴージャス&クールな千金メイクに初挑戦して、意外と『かっこいい自分もいいな！』って。今日のメイクの経験を活かし、曲の雰囲気に合わせてメイクを変えてみたくなりました♪」(八木さん)


【スワイメイク】秋山由奈さん(写真右) 「メイクが完成してみたら『自分かな？』って思うくらいいつもと違って、新しい自分を発見できました♪DEPACO BAさんのメイク技術が本当にすごくて、目元やリップのきれいなグラデーションは、もはや芸術レベルなのでは！」(秋山さん)


【ヨジャドルメイク】成田香姫奈さん(写真右) 「K-POPアイドルが好きで、自分でメイクするときもよく取り入れています。挑戦したのは、ピンクを効かせた可愛い系のヨジャドルメイク。普段はカッコイイ系メイクが多いので、キュートさを引き出してくれたのが新鮮でした！」(成田さん)

AKB48 劇場大衣装展 ～Re:start～
2024年10月11日(金)→22日(火) 大丸東京店 11階催事場

2023年8月、大丸東京店にて大盛況を収めた「AKB48 大衣装展」が復活！
今年12月のリニューアルオープンに向けて改修工事に入った秋葉原のAKB48劇場をモチーフとした「AKB48 劇場大衣装展 ～Re:start～」を開催。劇場でスポットライトを浴びてきた数々の名衣装をお楽しみください。

■詳しくはこちらをチェック！


AKB48 秋祭り
2024年10月11日(金)→22日(火) 大丸東京店 11階催事場

2022年の第1回から大盛況の企画が、今年の秋も「AKB48 秋祭り」としてやってきます！「AKB48 劇場大衣装展 ～Re:start～」をはじめ、70周年を迎える大丸東京店の誕生祭を華やかに盛り上げます♪

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