

【二宮こずえさん/人気インフルエンサー】無期限活動休止から難病を克服し、復帰しようと思ったきっかけとは?〈十人十色の美衣食住【前編】〉

01
ファッション系インフルエンサーとして活動されるようになったきっかけを教えてください。
学生の時から読者モデル的なことはやらせていただいていて、子育てをしている時期には、『mamagirl』という子育てママのライフスタイル雑誌でも読者モデルを続けていました。それと同時期ぐらいから個人的にもInstagramを開設して、ファッションを中心とした投稿をするようになりました。
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古着を取り入れたリアルコーデをYouTubeでご紹介されていますが、服選びでこだわっていることはどんなことですか?
清潔感は大事にしています。私自身の好きなファッションはカジュアル系なのでやはり清潔感がないとだらしない印象になってしまいますし、小柄な体格なので、子どもっぽく見えがちです。なので、女性らしさや抜け感をプラスしたり、丈感やバランスはとくに気をつけたりしています。
自分が欲しいパンツがあったら、デザインによって合わせたい靴を履いて試着して、全体的なバランスを見ますね。以前はデザインがいいなと思ったらサイズ感も確認せず服を買ってしまうこともありましたが、実際に着てみたらイメージと違うことも多かったので、今は必ず試着するようにしています。
あとトップス選びで気をつけているのが胸元のラインです。デコルテが骨ばって見えやすく、開きすぎると寂しい印象になってしまうので、サイズ感はもちろん、首元が程よく詰まったデザインを選ぶことが多いです。
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小柄な体形を生かしたコーディネートで心がけていることはありますか?
今日のようにビッグサイズのジャケットは、そのまま着るとお父さんから借りてきたブカブカの服に見えてしまいがちです。
でも、ウエストにベルトを使ったり、袖を少しまくって手首を見せたりすることで、一気にこなれた雰囲気になります。服の選び方も大事ですが、それ以上にどう着こなすかを意識しています。
とにかく鏡の前に立ち、自分の体形を知ることが一番です。自分の体形にはどんな形が合うのかを知っていれば、買い物での失敗も少なくなると思います。
ただ、どうしても自分の好みに偏ってしまうので、私の場合はマネージャーにも相談して、客観的な意見を取り入れながら柔軟にコーディネートするようにしています。
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ご活躍されている中、大病を発症されたそうですが、病気に気づかれたきっかけを教えてください。
今までにないほどの頭痛と目の奥の痛みが二日間ぐらい続いて、これは病院に行ったほうがよいということになり脳神経外科にかかりました。結果的にその判断は大正解でした。
診察中にすでにろれつが回っていなかったのか、先生からすぐに「CTを撮ろう」と言われ、病気を早く見つけることができました。
それまで入院するような大きな病気をしたことがなかったので、本当に驚きましたし、この先どうしようという思いも強かったです。くも膜下出血の原因が「もやもや病」という指定難病だとわかり、仕事や家族のことが心配になりました。
手術以外に治す方法がなかったので手術することを決断しましたが、勇気が要る選択だったかというとそうでもなくて、もっとポジティブに考えていたんです。手術中は麻酔もかかっているし、起きたら終わっているんじゃない?ぐらいの考えだったので、手術前も家族でテレビゲームをしていましたし、「行ってきます」みたいな感覚だったので、「どうしよう、大丈夫かな」といった不安なども一切感じずに手術を受けました。
なので、ドラマでもよく見る、手術が終わって目が覚めたら家族が近くにいて「よかったね」という状況を想像していましたが、全然違ったんです。夫は術後のことについて先生から聞いていて、私を心配させないように耳に入らないようにしていてくれていたようで、術後の自分の状況に驚いていたのは私自身でした。
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闘病生活も大変だったと思いますが、どんなお気持ちで過ごされていましたか?
術後はどこが痛いのかがわからないぐらい全身が痛くて、体も動きませんでした。この痛みはいつか治るのだろうかと、不安しかありませんでしたね。
とにかく動いてはいけなかったし体も固定されていたのでどんどん体もこわばって、あちこちに痛みが広がるんです。壮絶な痛みと闘っていました。
それでも、やっと起き上がれた、ちょっと歩けた、と少しずつ動けるようになり、15~30分ぐらいのリハビリを本当に地道にコツコツやるしかありませんでした。
歩けるようになってからは先生に許可をいただいて、ひたすら歩いたり、スクワットしたり。とにかく家族の元に帰りたいという一心で必死に頑張りました。
当初は半年ぐらい入院しているんだろうと思っていましたが、結局は3週間ぐらいで退院することができました。
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活動を無期限停止にされていた中、復帰されようと思えるようになったきっかけはありましたか?
退院はできたものの、仕事に復帰する気持ちはまったくありませんでした。先を考えることが怖くて、ただ目の前にある日常を過ごすだけで精一杯だったんです。
でも、活動を休止している間、見てくれていた方から「待ってます」「頑張ってください」というコメントが毎日絶えることなく続いていて、当初はそういうコメントを見る気力すら失っていましたが、退院から半年ほどたった頃にマネージャーから「大きな決断をする前に、みなさんからのコメントに目を通してみて」と言われて。術後の影響で視力も落ち、頭を手術したので眼鏡をかけることすらきつかったので、みなさんからのコメントを夫や子どもたちに交代で読み上げてもらいました。
そうしたら本当に温かいコメントが多くて、家族みんなで泣きながら聞き、めちゃめちゃ幸せを感じました。こんなに待っていてくれる人がいると実感でき、やっぱり復帰しようかなという思いも芽生えてきて、少しずつ背中を押してもらった感じです。
復帰したのは活動休止を発表してから1年後になり、私自身としては結構長かったなと思いましたが、家族と深く向き合えたり、自分のことを見つめ直すことができたので、すごくいい時間でした。それまで家にずっといるようなことはなかったので、家族とのコミュニケーションも増え、より強くお互いを支え合える関係になれたと感じています。
07
復帰後、活動されている中で心の変化はありますか?
今、こうして私がここにいられるのは自分だけの力ではないと、以前よりも強く感じるようになりました。私を応援してくださるみなさんはもちろん、仕事の面だけでなく私の内面までサポートして相談に乗ってくれるマネージャー、そして支えてくれるスタッフの方々、その存在すべてが、今の私の土台になっています。私一人では到底できなかったことなので、より一層の感謝しかないですね。
発信する内容もとくに意識しているわけではないですが、これまでよりも作り込みすぎず、自然体になったかもしれません。気を張っていいところを見せるというよりも、普段の少しゆるい感じをありのままにお見せしていけたらと思っています。
後編では、二宮さんのスキンケアやメイクでのこだわりや愛用アイテムについて伺いました。
後編はこちら >><二宮こずえさんプロフィール>
小柄な体形を生かしたファッション提案で同世代の女性から圧倒的な支持を得る。自身のYouTubeチャンネル「二宮こずえ -Cozway Channel-」では、ファッションやライフスタイルを中心とした動画を発信し、登録者数は21万人を超える。2023年末にくも膜下出血のため無期限活動休止を発表したが、2024年12月にYouTubeで活動再開を報告。現在はアパレルブランドとコラボレーションアイテムの発表をはじめ、40代のリアルな大人カジュアルを発信している。
Instagram @cozue_n
YouTube @cozueninomiya
編集/㈱メディアム 成田 恵子、執筆/北村 文、撮影/Suat Koylu
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EDITOR

DEPACO編集部
エディター 高梨
旅行誌の出版社で編集職を10年以上経験。出産を機にキャリアを見つめ直し、今後は大好きな美容の情報発信をしたいという想いでDEPACO編集部へ。美容はスキンケアやベースメイクでの“土台作り”が好き。趣味は旅と料理。
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“十人十色の美衣食住”
後編はこちら >>ひとそれぞれ、さまざまな「美」を大切にされている方々に迫ります。
今回のゲストは、身長153cmという小柄な体形を生かしたSサイズファッションの提案で、同世代の女性から高い支持を得ながら、インフルエンサーとして活動する二宮こずえさんです。2023年末からくも膜下出血の治療のため活動を休止していましたが、約1年後に活動を再開。病気を乗り越え、SNSやYouTubeを通じてファッション・ライフスタイルを発信している“今”の心境についてお話を伺いました。