黄みが強くトーンが暗めで、くすんだ印象の肌が、私・KATOCOのコンプレックス。
色白肌に憧れて、とにかく色白に見えるメイクを研究してきました。
自分の肌より何トーンも明るいファンデーションを使ったり、パウダーを重ねて厚塗りしたり…。顔が白浮きして、「舞妓さんみたい」と言われたこともあります（笑）

試行錯誤を繰り返すこと数年、ようやくナチュラルな色白メイクにたどり着き、
最近では、初対面の人から「色白ですね」と言われるまでに…！
今回は、そんな私のこだわりの “色白見せ＆透明感アップメイク” をご紹介します。

私・KATOCOは研究好きな理論派。なんでも詳しく知りたく、コスメコンシェルジュ資格も取得し、日々メイクの知識をアップデートしています。
そんな私がコンプレックス解消のために、長年研究して見つけた2つのルールをお伝えします。
それを応用してメイクに取り入れれば、元の肌色が暗くても、色白で透明感のある肌に見せることは可能なんです！
ルールを知ることで、お手持ちのメイクアイテムでも、今回ご紹介するメイクを簡単に再現していただけるようになりますよ♪

1. 黄みや赤みを引く、ブルーベースの色を取り入れる
   ブルーベースとは、青みがかった涼やかでクールな色のグループのこと。青みのある色は肌の黄みや赤みを引いてくれる効果があります。そのため、ブルーベースの色をメイクに取り入れると、肌は白く見え、透明感も増して見えます。
   特に、黄色の反対の色であるパープルは、効果的に黄みを打ち消してくれる頼れるカラー。薄めのカラーを選べば派手にもならず、メイクに使いやすいところもおすすめの理由です♪
   
2. コントラストを意識して、ポイントメイクには濃い色を取り入れる
   (A)と(B)の肌色、どちらのほうが白っぽく（明るく）見えますか？　肌色はどちらも同じ色なのですが、黒い背景の肌色のほうが明るく、グレーの背景の肌色のほうが暗く見える方が多いのではないでしょうか。

   

   これは、同じ色でも、暗い色や濃い色が近くにあると明るく見えるという目の錯覚によるもので、メイクにも応用できます。
   ベースメイクで色白で透明感のある肌を作り、ポイントメイクで濃い色を取り入れることで、コントラストがつき肌の白さを強調できますよ♪

ここからは、ベースメイクをステップごとに解説していきます！

1. 【化粧下地（コントロールカラー）】顔全体がトーンアップし、自然な血色感も出るピンク系がGOOD。

   

   パープルやブルー系の下地も明るさは出ますが、私が顔全体に塗るとトーンアップしすぎて不自然に浮いてしまうことが…。そういった心配もなく、使いやすいのがピンク系の下地。なかでも私のイチオシは〈クラランス〉の「UVプラス 5P モイスチャライジング マルチ デイ スクリーン」の「ローズ」。血色感とツヤが出せるのに加えて、UV対策もバッチリできる優れものです。

   

2. 【ファンデーション】ツヤが出るクッションタイプがおすすめ
   下地で肌のトーンが上がっているので、ファンデーションは、元の肌色よりやや明るめを選ぶのがGOOD。また、ニキビやシミなど気になる部分には、少しファンデーションを重ねづけ。透明感を出すためには、厚塗り感はNGなのでコンシーラーは極力使いません。
   私の愛用品は、カバー力とツヤを両立した〈SHISEIDO〉の「シンクロスキン セルフリフレッシング クッションコンパクト」。カラーは「140 Porcelain」。

   

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3. 【フェイスパウダー】明らかに肌トーンが上がるものを選ぶのはNG！
   

   

   おすすめは、〈RMK〉の「エアリータッチ フィニッシングパウダー」。微粒子ラメが毛穴やくすみを目立たなくすることで、透明感を引き出してくれます。
   カラーは、ほんのりトーンアップする「P01」。下地とファンデーションで既にトーンアップしているので、パウダーは明るすぎない色味を選ぶのがポイントです。
   絶妙なバランスでオイルが配合されていて、テカリを抑えつつ、しっとりとした自然なツヤ肌に♡

   

4. 【チーク】黄色の反対の色であるパープルを取り入れるのがGOOD。
   自信をもっておすすめできるのが、〈クリニーク〉の名品チーク、「チークポップ」。「15 パンジーポップ」は、ブラシで軽く頬にのせるだけで、ふんわりと浮かんでくるような血色感と、透き通るような儚い透明感が生まれます。

   

5. 【ハイライト】“色白見せ＆透明感アップメイク” に欠かせないアイテム！
   気になるクマにもコンシーラーの代わりにハイライトを使うのがKATOCO流。
   コンシーラーでクマを隠すと厚塗り感が出やすく、透明感アップのさまたげに。目元なので崩れやすく、時間が経つと暗さが出てきやすい箇所でもあります。クマの暗さを、“塗って隠す”のではなく、“光で飛ばす”と自然で明るい目元になりますよ。
   私は〈クレ・ド・ポー ボーテ〉の「レオスールデクラ」「17」を愛用中です♪

   

こちらで、"色白見せ＆透明感アップメイク” のベース編は完成です。
自然と肌色がトーンアップし、透明感が生まれました♪

次回はポイントメイクについてご紹介していきますので、ぜひお楽しみに。