【紅茶の香水】6種を試してみた！フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

【紅茶の香水】6種試してみた！フレグランス好きDEPACOメンバーが徹底レビュー

DEPACO編集部

エディター YAMACO

2023/12/16

まとう香りによって気分や印象を変えられるのが、香水の魅力。同じ香調でも、同じ香料を使っていても、手がけるブランドやつける人によって雰囲気ががらりと異なるところにも、探究心をくすぐられる！この企画では、毎回ひとつの香りのキーワードに注目して、その香りの特徴をもつ香水をレビューします。

第4回のテーマは「紅茶」。
ひとことで「紅茶」といっても、ブラックティーとミルクティーでは印象が大きく変わるし、フレーバーティーになると一気に個性的な香りに。そんな奥深き「紅茶」のフレグランス6種について、DEPACOの香水好き3人が語り合いました♪

■番外編ユニセックスに楽しめる香水はこちら→

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【紅茶の香水】を徹底レビューするのは、この3人
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〈ジョーマローンロンドン〉レイヤリングで紅茶がチャイに！？
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〈ラルチザンパフューム〉スモーキーな中国紅茶の香り
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〈ペンハリガン〉船旅で景色が変わるように香りが変わる！
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〈ジルスチュアート〉甘いミルクティーで愛らしさをまとって
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〈SHIRO〉おしゃれカップルにペアでつけてほしい！
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〈サボン〉ボディーケアとおそろいの香りを楽しみたい♪

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【紅茶の香水】を徹底レビューするのは、この3人

プロ目線で香りをわかりやすく“たとえ”表現！香水の達人
DEPACO専属ビューティーアドバイザー(DEPACO BA) 土井(写真左)

メイクやスキンケアだけでなくフレグランスにも造詣が深い、美容のプロ。昔から香水好きで、100アイテム近くは使ったという強者。甘みや深みのあるオリエンタル調の香りが好みで、レイヤリングも得意。

365日お気に入りの香りをまとっていたい香水フェチ♡
DEPACO編集部エディター下田(写真中央)

王道メゾンの香りや、トレンドのデザイナーズフレグランスはもちろん、ニッチフレグランスにも興味津々で、香りに対してアグレッシブ。惹かれがちなのは、ほのかに甘くてスパイシーさもある香り。

新作・トレンド情報はおまかせ！香水沼ハマり中エディター
DEPACO編集部エディター YAMACO(写真右)

DEPACO編集部の新作コスメ担当で、毎月新しい香りをチェックするのが楽しみになっている香水キラー。香水をつけて出かけることは少なく、家での気分転換に軽めの香りをひっそり楽しむことが多い。

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〈ジョーマローンロンドン〉レイヤリングで紅茶がチャイに！？

〈ジョーマローンロンドン〉アールグレー＆キューカンバーコロン(100mL) 税込21,340円

YAMACO：フレーバーティーのなかでも有名なアールグレイは、紅茶好きな私にとっておなじみの香り。この香水には、アールグレイを飲んだときにふわっと漂うベルガモットの柑橘の香りがあって、なんだかほっこりします。それでいて、キュウリの風味がきちんとあるのがおもしろい！

土井：つけたては特に、フレッシュな爽やかさがありますね。柑橘をスライスして紅茶に浮かべたような、みずみずしいフルーティーさが感じられて。キュウリの青みもあるから、より爽やかなのかも。

下田：つけて時間が経つと、バニラの甘い感じも。つけたては甘みのないストレートティーを飲んでいる感じで、後半はシロップを加えて味変したみたいな(笑)。

土井：〈ジョーマローンロンドン〉がおすすめしている香水のレイヤリングをすると、もっと味変…いや香り変かな？が楽しめるはず。「ナツメグ＆ジンジャー」や「バニラ＆アニス」といったスパイシー系の香りと重ねるとよさそう。

下田：スパイシーな香りを重ねると、チャイが楽しめますね！

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〈ラルチザンパフューム〉スモーキーな中国紅茶の香り

〈ラルチザンパフューム〉ティーフォーツーオードトワレ(100mL) 税込22,220円

■購入できる店舗を探す(DEPACO取り扱いなし)→

YAMACO：「二人のためのお茶」と名付けられているこの香水。キーになる香りがラプサンスーチョンティーという、紅茶のなかでも個性的な風味があるフレーバーティーでして。茶葉を松の葉で燻したスモーキーな香りが特徴的な中国紅茶なんです。

土井：アジアンティーっぽい香りがすると思った！スモーキーなだけでなく、ジンジャーやシナモンをブレンドした、スパイシーでおいしそうな紅茶の香り。ハチミツやバニラで、ほのかな甘さとまろやかさが加わっている感じ。

YAMACO：ラストノートには、タバコの香りも。ちょっとクセがあるけど、パンチが効き過ぎていないので、私でも挑戦できそう。おしゃれな感じを気取ってまとってみたい…！

土井：確かに深みのあるウッディ系なんだけど、「つける人を選ぶ！」というほどクセがあり過ぎない絶妙なバランスなので、ウッディ系になじみがない方にもトライしてみてほしいですね。

下田：個性を感じつつも落ち着きのある香りで、くつろぐ時間によさそう。「人にアピールする香り」ではなく「自分が楽しむ香り」にぴったりだから、私なら、お気に入りのカフェで本を読みながら過ごす時間なんかにまといたいな。

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〈ペンハリガン〉船旅で景色が変わるように香りが変わる！

下田：紅茶そのものの香りというより、紅茶にまつわるストーリーを感じさせる香水も。これは、実在したティー・クリッパー(紅茶を運ぶ帆船)の名前が付けられたフレグランス。世界中を巡る船旅で得た、ジュニパーやフィグミルク、アンバーグリスといった香りが詰まっているのだとか。

YAMACO：1日つけていると、かなり香りの印象が変わりますよね！

下田：柑橘の爽やかなトップから紅茶のふくよかさがあるミドル、甘さと塩気のあるアンバーグリスが香るラスト…と、変化に驚かされます。

土井：船旅をするなかでの、冒険心に満ちた香り！荒波を越えるごとに見える景色が違う、みたいな。

YAMACO：この香水は、ムエットで香りを嗅いだ印象より、肌にのせたときのほうがぐっと香り立ちが豊かになるので、ぜひ実際に肌につけてみてほしいです。

土井：体温差のあるカップルで、同じ香水をつけたときの香り立ちの違いを楽しむのもいいかも。

下田：ユニセックスで使いやすい香りですし、ペアで使うとおしゃれ！

土井：香り方は程よく、たとえば車のなかのような狭い空間でも香りが充満し過ぎないから、ドライブデートなどにもおすすめです。

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〈ジルスチュアート〉甘いミルクティーで愛らしさをまとって

〈ジルスチュアート〉オードミルクティーブレンドローラーボール(10mL) 税込1,980円

YAMACO：紅茶の香水といえば、〈ジルスチュアート〉も外せません！もともと限定アイテムとして評判だった「ミルクティーブレンド」をはじめ、「ストロベリー＆ティー」「ハニーシトロンティー」という3種類の紅茶の香りを、定番として展開しています。

下田：ここ数年の紅茶の香りブームをけん引しているブランドですよね。その3種類のほかにも限定の紅茶の香りが登場したり、ハンドクリームなど香水以外のアイテムがあったり、とにかく多彩！

YAMACO：なかでも人気なのが、この「ミルクティーブレンド」のフレグランス。ほのかにラベンダーが香り、甘く濃厚なミルクティーを楽しめます。

土井：甘いミルクティーの香りって、〈ジルスチュアート〉の世界観にしっくりきますよね。紅茶の香りはブランドの解釈の仕方次第で大人っぽくも愛らしくもなるから、可愛いらしさを目指すなら、これがおすすめ！

下田：携帯サイズのローラーボールという手軽さもいい！リフレッシュしたいときに、おいしそうな香りをちょこっとつけるのにぴったりですよ。

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〈SHIRO〉おしゃれカップルにペアでつけてほしい！

YAMACO：紅茶の香りブームのきかっけのひとつは、〈SHIRO〉のこちらも！2018年から何度か限定発売されていて、人気の高まりをうけて2020年に定番化した、その名もずばり「アールグレイ」という香水です。

下田：アールグレイということで、ベルガモットの爽やかさやフルーティーさがありますね。〈SHIRO〉らしい清潔感のある香りのなかに、紅茶のニュアンスが加わったという印象。ローズもきちんと主張しているから、華やかさも！

土井：アールグレイティーであり、ローズティーに柑橘を浮かべた感じでもある…。いずれにしても香り豊かな紅茶ですね！

YAMACO：甘過ぎないから、ユニセックスで使えるのも魅力。紅茶=ほっこり=秋冬向きみたいな定型イメージでもなく、季節やシーンを選ばずまといやすい香り。

土井：カップルでつけるとおしゃれですね。近ごろまた、ペアコーデが流行っているから、香りもペアにして。服装は、上質なスウェットパーカをおそろいで着て、シルエットがきれいな黒パンツを合わせて、白のスニーカーで爽やかにまとめて…みたいな。カジュアルだけどきちんと感があって、おしゃれさが醸し出されるような、そんな雰囲気の香りです(笑)。

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〈サボン〉ボディーケアとおそろいの香りを楽しみたい♪

下田：最後に紹介するのは、〈サボン〉で展開しているローズティーの香り。このブランドは、香りを楽しめるバス・ボディーケア製品のイメージが強いと思いますが、実はその人気の香りがフレグランスにもなっているんです！

YAMACO：オードトワレだから、軽やかにまとえますね。バラの紅茶から立ち上がるフルーティーローズが、甘くやわらかに香り立つような。

土井：ミドルに香るローズドメは、フレッシュなみずみずしさと芳醇さのあるローズで、さまざまな名香にも使われている香料。そのみずみずしさが、爽やかな印象を与えていますね。

下田：爽やかさがあって、いい意味で持続時間も短いから、気軽に香りを楽しめそう！

土井：〈サボン〉が得意とする他のアイテムとレイヤリングをすると、まろやかになったり、深みがでたり、香り立ちの変化が楽しめます。

YAMACO：人気アイテムのボディースクラブやボディークリームにも同じ香りがラインアップしているから、レイヤリングを楽しむのにぴったり！

土井：香水とボディーケアで香りを重ねると、ふわーっと漂うような香り立ちになるので、ぜひ試してみてくださいね！

YAMACO：次回のテーマは、「桜の香水」の予定。お楽しみに♪

DEPACOの香水好きな3人が、毎回テーマに沿った香水についてレビューする連載「#香り好きのフレグランスレビュー」。季節に合わせてまといたい香りをご紹介しています。