デザインが凝っていたり、カラーがおしゃれだったり。好きなものをお部屋に置いておくだけで気分が上がるのも、コスメのいいところ。【ふるさとコスメ】にも、置くだけでインテリアになってしまうような、パッケージが素敵な商品がたくさんあるんです。
地元へのこだわりがあり、SDGsへの取り組みも盛んな【ふるさとコスメ】は、見た目がカワイイだけでなく、パッケージにメッセージが込められている場合も多々。そんな思い入れが詰まったコスメを、厳選してご紹介します。

「水」に着目したビューティーケアブランド〈イコ〉。ミネラル豊富な北海道・ニセコの雪どけ湧き水と、その水に育まれた素材、そして工場の場所まで、北海道にこだわっています。パッケージはもちろん、スキンケアの中身や香りも含めてデザインすることで、北海道の魅力を五感で感じられる製品がラインアップ。

これひとつで美容液、乳液、クリームの3役をこなす、トリートメントオイル美容液。地元・ニセコにあるラグジュアリーリゾートホテル内のスパで好評だったオイルを改良して商品化した、注目コスメです。ご当地らしい素材となるのが、ニセコ産のぶどうの果実で造った北海道産ぶどう酒(ワイン※1)。他にも、自然由来成分をたっぷり配合したボタニカルオイルです。

パッケージの"映え"ポイント

成分として配合しているワイン(※1)とアスタキサンチン(※2)を感じさせる、ロゼワインのようなピンク色のオイルが映えるボトルデザイン。ボトルは、北海道の澄んだ水と、氷の透明感を感じさせるガラス製です。

※1 保湿・整肌成分
※2 保湿・整肌成分

美しい山・海・川の自然に恵まれた"富山の素材"を使った自然由来成分のコスメ。立山連邦の雪解け水を水源とする「常願寺川の清水」や、富山湾の深部にあるミネラル豊富な「海洋深層水」を基材にし、ハチミツやトウキ葉といった地元素材と組み合わせています。

富山県の和漢植物農家とのタイアップから生まれた「アンジェリカ・リーブス」シリーズ。こちらは、その農家が栽培した当帰(トウキ)から抽出したトウキ葉エキス(※1)と、地元で養蜂しているハチミツ(※2)などを配合したオイルセラム。さらりとしたテクスチャーで肌なじみがよく、しっかり保湿できるのが魅力です。

※1 整肌成分
※2 保湿成分

パッケージの"映え"ポイント

このアイテムの大切な原料であるトウキ葉を彷彿させるシックなグリーンのボトルは、観葉植物みたいな感覚で部屋に置いておくのもよさそう！
「アンジェリカ・リーブス」シリーズ共通のトウキ葉をかたどったデザインと、地元の名勝・称名滝をイメージしたブランドロゴをあしらったラベルにも、富山らしさが詰まっています。

奈良で育まれた健康美容文化に着目して、現代的なアレンジを加えたヘルスアンドビューティーブランド。文化や思考、原料など、古来の知恵から生まれたスキンケア製品やアロマオイルなどがそろいます。製品に込められたカルチャーを表現したパッケージもおしゃれです。

コメヌカ油(※1)やシコン(※2)、スギナ(※3)植物エキスが入った、ロールオンタイプのセルフケアアイテム。先端部分をコロコロと転がし、肌をやさしくプッシュして刺激を与えながらオイルを塗布して使います。アンプル型のボトルもユニークで、プレゼントにもおすすめ！

※1 保湿成分
※2 ムラサキ根エキス(保湿成分)
※3 整肌成分

パッケージの"映え"ポイント

珍しいアンプル型ボトルは、機能性だけでなく、見た目の驚きと可愛らしさも備えたもの。そのボトルには、奈良にある春日曼荼羅からインスピレーションを受けて描いた曼荼羅をあしらっています。よーく見ると、それぞれのアイテムの原料が曼荼羅の中に隠れているので、ぜひチェックしてみて。
外箱には、地元の文化的要素を伝えつつ、環境に配慮して、石でできたストーンペーパーを採用しています。

佐賀をはじめとする九州産のクスノキを使ったアイテムを展開している〈クスハンドメイド〉。自社生産している天然カンフル(樟脳)やクスノキのエッセンシャルオイルを使ったコスメを展開。クスノキの端材を再利用して職人が手作りする、アロマグッズも人気です。

チベット産の天然塩(※1)に九州産クスノキから抽出したカンフルオイル(※2)をブレンドした入浴用バスソルト。カンフルオイル(※2)のスーッとする香りがあり、森林浴をしているような爽やかな気分になれます。

※1 保湿成分
※2 クスノキ油(香料、皮膚コンディショニング成分)

パッケージの"映え"ポイント

シンプルを極めたスタイリッシュなデザインは、インテリアのタイプを問わず、どんな空間にもフィット。ごちゃつきがちなバスルームや洗面所に置いても、これならすっきりとなじみそうです。性別や年代を越えて使いやすいパッケージはギフトにもおすすめ！

かつて養蚕業で栄えた熊本・山鹿市で誕生した〈ココン・ラボ〉は、希少な国産「やまがシルク」を活かしたボディーケアプロダクトを展開。原料の生産から製品づくりまで一貫して地域で行い、シルク以外も天然由来成分にこだわっているところなど、海外での評価も高いブランドです。

肌にうるおいを与える保湿成分である「やまがシルク(※)」を配合したハンド&ボディーローション。4種類の天然植物オイルもバランスよく配合し、肌をなめらかに整えます。イランイランやラベンダーなどの天然精油の香りも心地いい！

※加水分解シルク(保湿成分)

パッケージの"映え"ポイント

「やまがシルク」の源となる桑葉は、雄大な自然に囲まれた「天空桑園」で栽培。標高600メートルの山の上から一望できる美しい山並みのイメージを、パッケージのラベルにデザインしています。繭のふんわりとしたやわらかい質感も表現するため、和紙風のラベルを採用。デザインも風合いも、ほっこりするパッケージです。

コスメの中身だけでなく、パッケージからも伝わるご当地愛！それに魅せられて、ときには"パケ買い"するのもいいのでは♪ 【ふるさとコスメ】では、今回ご紹介したブランド以外にも、魅力あふれるご当地コスメがたくさんそろっています。その土地のことを思いながらチェックしてみてくださいね。