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BEST COSME for TRIP おしゃれ賢者の旅の相棒コスメは?

BEST COSME for TRIP おしゃれ賢者の旅の相棒コスメは?

DEPACO編集部
エディター 高梨
2024/06/17
太陽がまばゆい季節が到来。気温が暖かくなってきたことから、旅行する機会がグッと増えてきた方も多いはず。旅先でのアクティビティや、ファッションを考えるのはもちろん、その楽しさを影で支えてくれるスキンケアやメイクアップも欠かせません。
今回はバイヤーやデザイナーなど、ファッション業界で活躍する4名に、旅先に持っていくリアルコスメを調査。それぞれのシチュエーションに合わせたベストコスメを教えてもらいました。

01
坂倉尚子:〈ファーストハンド〉バイヤー|日常と変わらない、いつものルーティーンが落ち着く時間

「バイヤーの仕事は海外出張があるので、荷物を減らすためにも、旅先に持っていく洋服や会う人に合わせ、あらかじめメイクも考えて準備をすることが多いです。スキンケアは普段と変えることはないですが、日常でも旅先でもいつも通りのケアを行うことが出張中のお守りのような、落ち着く時間になっています。特に気合いを入れたいスケジュールがあれば、ご褒美的なパックを用意することもありますね


ITEMS

繊細なパールが肌の透明感(※)や、立体感を際立ててくれる〈ルナソル〉の「アイカラーレーション 22」。「普段から愛用しているパレットで、旅先にも欠かせない相棒のような存在。発色がいいのはもちろんのこと、まぶたをつややかに見せる上品な仕上がりが好みです」

〈スナイデル ビューティ〉の「スムージング シートマスク」は、美容液のようなテクスチャーで、朝夜問わずに使えるのがうれしい。「朝はメイクアップ前、夜は保湿とそれぞれのシーンで使えるのが便利です。旅先でもスキンケアは欠かしたくないので、歩いて疲れ果てても楽にお手入れできるパックは、私にとってお守り的なポジション」

グロスをつけたようなツヤ感のある〈アディクション〉の「リップ セラム ティント」。「つけたままの発色が長時間キープでき、ティントでもみずみずしい印象を維持してくれるところが気に入っています。旅先で中々お化粧直しができないタイミングなど、頼りになるリップです」

〈メルヴィータ〉の「ロルロゼ ピンクフィット ボディオイル」は、スパイシーシトラスのフレッシュな香りと、軽やかなテクスチャーが魅力。「旅の最中、たくさん歩いたときに、このオイルを使ってマッサージをするのが定番です。心地よい香りも相まって、リフレッシュできます」

※メイクアップ効果によるもの。


PROFILE

坂倉尚子
サステナブル・ファッション・アートをテーマにしたコンセプトストア〈ファーストハンド〉の商品企画・MD・バイヤー。〈フリークス ストア〉にて店舗勤務を経てバイイングや企画に携わる。2021年より現職。〈ファーストハンド〉の全体の管理に加え、バイイング・企画・MDと商品全般の業務を担当。

02
佐藤果林:フリーランスPR|時短ケアとメイクで、旅先では自分時間も大切に

「旅先に持参するものはできるだけアイテム数を絞りたいので、オールインワンや、ひとつで何役もこなせるものが最重要。敏感肌なので、いつも使っているものを持参しますが、普段なら4~5種類のスキンケアを使うところを、パック+クリームだけに絞って、時短スキンケア。ただ、香りやテクスチャーは、自分が心地よくなれるものを選んで、旅先で限られた自分だけの時間をリラックスできるようにしています」


ITEMS

〈オンリーミネラル〉の「ミネラルクッションBB」は、1品で5役(美容液・クリーム・化粧下地・日焼け止め・ファンデーション)という守備範囲の広さ。「これひとつで美容液からファンデーションまでのステップをまかなえるので、旅先でも大活躍。メイク落としを使わずに石鹸で落とせるのもうれしいポイントです」

ナチュラル&オーガニックな成分を使用し、植物の力でうるおいを与えるエイジングケア(※)を叶える〈ママバター〉の「フェイスクリームマスク」。「とろみのあるテクスチャーが好みで、普段から愛用しているブランドのアイテム。このマスクも、化粧水・美容液・乳液の3in1で、旅先でなにかと嵩張るスキンケアがこの1枚で完結するのが便利」

シルキータッチで、つけたての鮮やかな発色がキープされる〈セルヴォーク〉の「エンスロール マット リップス」。「旅先では子どもとめいっぱい遊ぶので、日中はほぼノーメイクで過ごすのですが、ディナーなどでは、鮮やかな色のリップで気分を変えて楽しみます」

〈uka〉の「ベージュスタディ ツー」は、ダークトーンから明るいトーンまで、肌になじみやすい色味を豊富にラインアップ。「旅先では、娘にも特別にネイルをしてあげることも。ナチュラルな素材のものを選んで使っています」

※年齢に応じたお手入れのこと。


PROFILE

佐藤果林
ファッションを主軸とする某PR会社に立ち上げ期から10年間在籍した後、退職してフリーに。ファッションや美容、ライフスタイルに関わる各種ブランドのPRを手掛ける。2児の母。

03
甲賀加純:〈コウガ〉デザイナー|旅先では普段から愛用しているアイテムを厳選

「性格的に心配性ということもあり、旅先でも普段と同じアイテムを使っています。ただ、荷物は嵩張らないようにしたいので、愛用しているものを厳選して持っていくのがいつものパターン。宿に到着したら、洗面台に持ってきているものを並べて、スキンケアゾーンを作るところから始まります(笑)。ホテルだといつもよりも気分が上がるので、ケアも入念になりますね」


ITEMS

心地よいオーガニックローズの香りと、みずみずしいテクスチャーが特徴の〈ドゥーオーガニック〉の「エクストラクト ローション アドバンスト」。「普段から愛用しているオーガニック素材の化粧水は旅先でもマスト。塗ったあとにさっぱりとするのが好きです。洗顔後にすぐ塗っています」

〈ロクシタン〉の「イモーテル ディヴァインセラム」は、稀少なイモーテルコアエキス(※1)を配合し、乾燥などのダメージから肌を守ってくれる。「香りがとてもよいので、ついドタバタしてしまう旅先でもリラックスさせてくれます」

〈ヒンス〉の「セカンドスキングロウクッション」は、水分量を多く含んだ超密着のテクスチャーで、肌の透明感(※2)を引き出してくれるクッションファンデ。「ファンデーションなのに、コンパクトなサイズが持ち運びに便利。毎日のように使っていますが、くずれにくいので、中々メイク直しができない旅先でも大活躍しています」

〈ゲラン〉の「ブロウ ジェ」は描き心地の良い細い筆先で、自然で濃密な眉に仕上がる。「スクリューブラシとペンが1本になっているタイプ。昔から使い続けている定番アイテムで、アイブロウはずっとこれ。旅行先でも手放せません!」

※1 ヘリクリスムイタリクム花/茎エキス(スキンコンディショニング成分)
※2 メイクアップ効果によるもの。


PROFILE

甲賀加純
2021年秋冬にレディースブランド〈コウガ〉をスタート。ストリートスタイルを軸に自身が思い描く新しい女性像を打ち出す。オンラインに加えて、国内の限られた店舗、および海外にて展開中。

04
鈴木かれん:ヘアメイクアップアーティスト|ミニサイズやトライアルセットで極力コンパクトに

「仕事ではたくさんメイク道具を持ち歩いていますが、旅先では極力、ミニサイズのものやトライアルセットを選んで、荷物をコンパクトにするのが最優先です。普段は使っていないアイテムで気になっているものがあれば、そのミニサイズやトライアルのものをあえて選んで、旅先で試してみることもありますね」


ITEMS

さらりとした使用感の〈アユーラ〉の「ウォーターフィールUVジェルα」。「旅先では歩くことが多いので、UVはマスト。軽いつけ心地で、伸びがいいテクスチャーなので、たっぷりと使えるのがうれしい。季節を問わず愛用しています」

〈オサジ〉の「センシティブ スキン トライアルセット」は、ミニサイズの洗顔・化粧水・乳液・クリームが2週間ほど試せるセットに。「〈オサジ〉のスキンケアアイテムは、成分がシンプルで大好き。旅先でも使いたいスキンケアが、ミニセットになっているので、荷物をコンパクトにしたい旅行にもぴったりです」

〈ローラ メルシエ〉の「トランスルーセント ルース セッティング パウダー ウルトラブラー ミニ」は、軽さとブラーリングが特長の定番パウダーのミニサイズ。「メイクアップのアイテムで、一番嵩張るのがパウダー。ミニサイズのものが中々ないので、旅先で重宝しています」

自然なツヤと血色感で、さりげなく肌に輝きを添える〈THREE〉の「シマリング グロー デュオ」。「アイシャドウ、チーク、ハイライトと3役もまかなえる万能パレット。柔らかいテクスチャーなので、どの部分に使用してもなじみやすく、使い勝手のよいアイテムです」


PROFILE

鈴木かれん
ヘアメイクアップアーティストの村上綾に師事し、2020年に独立。透明感を引き出すメイクを得意とし、ファッション誌や広告を中心に活動中。ウィメンズだけでなく、メンズメイクにも定評あり。


PHOTOS:KEITA GOTO(W)
STYLING:KOTOMI SHIBAHARA
TEXT:FUMIKA OGURA
produced by WWDJAPAN

EDITOR

DEPACO編集部

エディター 高梨

センスのいい方の「ベストコスメ for Trip」はいかがでしたか?ミニサイズを使ったり、フェイスパックなど滞在中に特別感をプラスするアイテムを持参したりと工夫がたっぷり!ぜひ夏の「旅備コスメ」にしてみてくださいね。
肌悩み
  • シミ・たるみ
好きなメイク
  • 素肌風ベースにリップしっかりめ
コスメの悩み
  • メイクの引き算が難しい

旅行誌の出版社で編集職を10年以上経験。出産を機にキャリアを見つめ直し、今後は大好きな美容の情報発信をしたいという想いでDEPACO編集部へ。美容はスキンケアやベースメイクでの“土台作り”が好き。趣味は旅と料理。

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