漫画で朝活なんて描いていますが、最近は朝食という時間帯には起きていません(笑)。ホテル取材などに行くと生活リズムも正されるんですけど月に1～2回ぐらいなので、ほとんど深夜に作業しています。
日中はアシスタントとのやり取りが中心で、仕事を中断することが多く、その後集中して仕事をしたいので、深夜3～4時に寝るようなリズムになっています。「肌のゴールデンタイムとは何？」みたいな感じですね(笑)。睡眠時間も普段は6～7時間ぐらいですが、忙しい時は5時間ぐらいですね。

毎日朝晩〈VTコスメティックス〉のスーパーヒアルロンデイリーモイスチャーマスクを使っています。パッケージもスタイリッシュな感じで好みです。
化粧水は10年近く〈エンビロン〉のビタミンA(※)が配合されているタイプが自分に合っているので、使い続けています。
ネイルは自分で手入れしています。ネイルサロンでケアされている爪を見るとかわいいと思いますが、単色が好きなのでセルフケアでいいかなと思って。派手な色があまり似合わないと感じるので肌になじむ色やなじみやすい赤を選んでいます。
赤のネイルはたくさん持っています。〈CHANEL〉に好みの色があったんですが廃盤になってしまうようで残念です。最近〈エルメス〉のネイルを試したら、はがれにくくて気に入っています。定期的にケアするというか、お出かけする時や今回のような取材を受ける前に塗ることが多いです。

※整肌成分

肌がボロボロだった頃があってクリニックに通いはじめて、いろんなことをやっています(笑)。美容整形を題材にした漫画を描いたのは目の下の手術をして結構まとまったお金を使ったので、漫画のネタにしないともったいないと思って描きました。
最初は大手の美容クリニックに行ってたんですが、美容系YouTubeでいろんなクリニックがあることを知って、好きなユーチューバーが紹介しているクリニックに行ったりします。YouTubeの情報はリアルな感じがするし、今のところそんなにはずれはありません。

メイクしている時や食事している時ですね。何か一つのことだけをするのって時間がもったいないと思ってしまうし、常に情報を得ていたい性格なんです。テレビを見ながら、スマホでYouTubeを見ることもあります(笑)。
ここ3年はYouTubeを見ていますが、ドラマを見たい時期、ラジオを聞きたい時期と波があって、そのサイクルを年単位で繰り返している感じです。

1. 〈NARS〉ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N 税込5,830円

   ユーチューバーがパウダーならこれがとにかくおすすめ、と紹介されていた仕上げ用のパウダーです。自然なツヤ感と軽いつけ心地が気に入っています。

   
   
   
2. 〈オサジ〉ニュアンス フェイスカラー(01) 税込2,970円

   アイシャドウとして使っていますが、チークにもリップにも使えるマルチアイテムですね。年齢を重ねて肌の色も変わってきて、グラデーションとかギラギラした感じも違うかなと思うようになってから使うようになりました。
   「01 Sugata〈姿〉」は肌になじむ色で、単色でも地味にもならずに華やかさも出してくれるので、ずっと愛用しています。価格帯からして若い方向けのイメージがあるかもしれませんが、アラフォーでも使いやすい色があるので、好きなブランドです。

ホテルステイの時に必ず持っていく〈無印良品〉のトラベルパジャマ(※販売終了)も愛用しています。軽くて、速乾性がとてもいいんです。コンパクトにまとまるので、バッグが小さくてもかさばらない。
MUJI HOTEL GINZAに泊まった時にナイトウエアとして置いてあって、着心地のよさに感動しちゃって、すぐにホテル下にある無印良品で買いました(笑)。
ホテルに泊まる機会が増えてきて、個人的に残念だなと思うのはパジャマがワンピースタイプだった時なんです。いくら高級ホテルでもそういうパジャマだとがっかりしてしまうので、それを軽減させるためにこのパジャマを持って行くようにしています。

デザインが大好きなキャラクター・テレタビーズみたいな歯ブラシ〈クロスフィールド〉テペ スプリームもお気に入りです。カラーバリエーションも豊富で、新しい歯ブラシに変える時、生活のリフレッシュになるというか、カラーリングを見ているだけで元気になります。
使い始めたきっかけは歯科矯正している歯科医師から勧められたので、歯にもいいはずです(笑)。いろいろな色を常備しています。

〈EYEVAN〉の眼鏡は、ここ2～3年愛用しています。今は黒い太めのフレームが好きで、もっと太めのタイプを探しています(笑)。以前はべっ甲の眼鏡だったんですが、気に入ると2～3年ずっと愛用していることが多いです。
眼鏡ショップも大好きで、いろいろ試すんですけど、ラウンド型よりもボストン型のほうが似合う感じがします。

以前は百貨店のコスメフロアをウロウロして試していたんですけど、タッチアップしてもらった時は似合っていた気がしたのに、家でメイクすると違和感があることも多かったんですよね。
なのでお気に入りのアイテムが決まったらそのまま使い続けることが最近は多いです。好きな美容系のユーチューバーが紹介しているアイテムで気になるものがあると実際に試さずに通販で買うことも多いので、失敗することもあります(笑)。

食事ではグルテンフリーを心がけています。一時期、粉ふきいもみたいに肌がボロボロになってしまったことがあって、皮膚科に行ったらステロイドを処方されたんです。
でもあまり使いたくないと思っていた時に、Instagramで「小麦粉はよくない」と知って、一度絶つことにしました。そうしたら本当に肌の調子がよくなってきて、またちょっと食べると悪くなったりしたんです。パンもピザもラーメンも大好きなんですけど米粉で作られたパンやうどんもあるので、意外と続けられています。
友人と会ったり、外食の時に少し食べることもありますが、一人で食事をする時は食べないようにしてます。
運動は24時間のジムで筋トレしたり、山登りもしています。この冬はスケートボードよりもスノーボードにハマっていました(笑)。同じボードのスポーツではありますが、スノーボードは転んでもそこまで痛くない。スケートボードはアスファルトなので、ちょっとしたことで擦りむきますから、恐怖感が全然違いますね。

最近ポーカーをはじめました(笑)。スケートボードをはじめた時もスケートボードをするためにハワイやアメリカに行くのが楽しかったので、今度はポーカーをするために韓国やシンガポールに行くのも楽しいかもと思って、最近ポーカーの勉強をしています(笑)。

前編では、マキヒロチさんの漫画の題材やキャラクターの着想秘話などについて伺いました。

＜マキヒロチさんプロフィール＞
第46回小学館新人コミック大賞入選後、『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にてデビュー。『いつかティファニーで朝食を』(月刊コミックバンチ)では「朝食女子」というワードもブームに。ほかにもスケートボードに魅せられた女子の挫折と再生の日々を描いた『Sketchy』(ヤンマガサード)、ホテルに魅せられ新しいライフスタイルを模索する人々を描く『おひとりさまホテル』(月刊コミックバンチ)の著書を出版。『それでも吉祥寺だけが住みたい街ですか？』(ヤンマガサード)は講談社の漫画アプリおよびウェブコミック配信サイト(コミックDAYS)にも連載中。

編集／㈱メディアム 成田 恵子、執筆／北村 文、撮影／鈴川 洋平

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